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2018年10月22日月曜日

ニュージーランドレシピ!?フェアリートースト・フェアリーブレッド


我が家の次男は現在、ニュージーランドの保育園に通っています。


この保育園では朝のおやつ(Morning Tea)とお昼ごはん(Lunch)を提供してくれます。


私がお弁当を作る必要が無く大変ありがたいです。



その次男が、何とこの保育園で、お気に入りのレシピを見つけてきて教えてくれました。


その名も「フェアリーブレッド(妖精のパン)」!


フ...フェアリー??


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ある日次男が食べたがったフェアリーブレッド


保育園から帰ってきた次男が一生懸命言うのです。


「フェアリーブレッド食べたい!」


…フェアリーブレッド?妖精パン?何じゃそりゃ!?


詳細を次男に聞いてみると、まずは食パンを指さしてくれます。「そこにマーガリンを塗る!」


そして、お菓子の材料が置いてある棚を指さしているではありませんか。


彼の指の先にあったのは...



100s&1000s!!


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クッキーやマフィンの上に散らばせたりする、カラフルな砂糖ですね。



そこまでヒントが出たところで、ニュージーランド人である主人が「あー!なーるーほーどー!(日本語)」


主人&次男によると、食パンにマーガリンを塗って、100s&1000sをたっぷりと振りかけて虹色にしたものを、フェアリーブレッドというそうです。



体に悪そう...


まあでも、日本でもシュガートーストとか作りますからね。要はそれと同じです。


フェアリーブレッド・フェアリートーストの作り方!


1.フェアリートーストにする場合は食パンをトーストします!フェアリーブレッドの場合はそのままで用意します。


2.食パン(またはトースト)にマーガリンをたっぷり塗ります。


3.その上に100s&1000sをびっしりと振りかけます!(ケチらず!)


4.切り目をいれて四等分にして出来上がり!我が家の次男は対角線で切って3角形にする4等分しか受け入れてくれません。


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さて、その気になるお味は…!?



大人的には、まっずい(笑)


甘いだけと思います。


ただまあ、見た目が華やかでよいですね。安上りですし、子供のちょっとした集まりとかパーティーの軽食なんかに向いている気がします。


クッキー型なんかでくりぬいて、より可愛い形にしても良いかもしれません。


ともあれフェアリーブレッドは次男のお気に入りになっております。たまに朝ごはんの一部として食べています!


見た目が西洋っぽくカラフルで可愛いフェアリーブレッド、お試しあれ!


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2018年4月30日月曜日

ニュージーランドで新鮮ないくらを購入するなら今!


和食好きな我が家の息子が大好きな寿司ネタ…といえば「いくら」。


日本では回転寿司に行くたびに「いくら!」「いくら」「いくら!!」


…といくらばかり注文するくらいです。


でもニュージーランドに越してきてからは、食べる機会が無く、「いくら食べたいから日本に遊びに行きたい」とまで言っていました。



ニュージーランドでいくらって売ってるの?


そんな事情なので、スーパーや魚屋さんに行くたびに「いくら」が売っていないかチラチラとみてはいるのですが…中々見つかりません。


いくらや筋子は英語でSalmon Roeですが、ごくたまに、塩漬けになったいくらがSalmon Caviarとして瓶詰で売っているのを見るくらいでした。


そして小さな瓶詰めでも高く...塩漬け法も良く分からないんですが、私が購入して食べたことがあるのは、正直あまりおいしくありませんでした。



しかしニュージーランドでもサーモン(鮭)は天然も養殖も出回っています。


ということは、当然その鮭の子供である「いくら」もあるはず…と調べたり、聞いてみたりした結果…


新鮮な筋子が収穫できる時期のみ、魚屋さんで入手できることが分かりました!


その時期は年によって若干異なりますが、鮭の繁殖のシーズンである「秋」に当たる4月前後のようです。


日本の様に、塩漬け・醤油漬けにしたいくらが通出回っているということは無いようです。


つまり、ニュージーランドで新鮮ないくらを食べたかったら、3月末以降、4月~5月に目を光らせて探したり、「Salmon roe」の入荷について魚屋さんに聞いてみましょう!



4月中旬、ニュージーランドでいくらを入手!


去年にニュージーランドへ再度引っ越してきた際には、地元の魚屋さん情報とかこういうのは全然分からなかったのですが、今年は違います!


4月の中頃に地元の魚屋を周ってみて、ついに4月中旬にGETしましたよ!Salmon ROE!


新鮮な筋子ですが、丸ごとでは無く200gくらいの小分けで売っていました。お値段はキロ当たり60ドル。


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じゃーん。


魚屋さん曰く、「今日の朝入ってきたばかりだよ!!」とのことでした。


早速数パック購入して帰りました。


ニュージーランドで新鮮な筋子買うの、初めてです!


かなり探す努力をしていてからのGETだったので、「よっしゃぁぁああ」という達成感がありました。


私はそこまでいくら好きではないのですけどね。喜ぶ息子の顔が見たかったので、遂に購入出来てよかったです。



新鮮な筋子の処理


さて新鮮な筋子ですが…日本でも秋限定で手に入りますよね。


処理し方は色々なホームページさんに詳しく載っているので、良さそうなページを探して参考にすればよいと思います。


参考までに我が家では、暖かいお湯をボールにいれて、塩を大匙1ほど溶かします。


その中で筋子の筋から卵を丁寧に剥がします。


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筋付きの筋子。膜につつまれていて、このままだとちょっとグロいですよね。


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塩を溶かしたお湯につけて、親指で卵の付いた膜をなでるようにして、卵をとります。


力を入れなくても、卵がぽろぽろぽろ~と取れていくので、私は中々楽しい作業だと思っています。



お湯は、ぬるいよりは少し温かい、手を入れて温かい~と感じるくらいが良いです。


筋子が冷えているので、筋子を入れるとお湯がすぐぬるく冷めてしまいます。その時は熱めのお湯を少し足して温かくしています。


全部卵が大きな膜から外れたら、一度ざるにあけて、新しく塩を溶かしたぬるま湯を準備してそこで卵をすすぎます。


何度か洗う方が良いようですが、私はせいぜいすすぎは2回くらいかな?



小さな膜の破片みたいのを取り除くのがちょっと面倒です。


いくらが沈んでいて、膜だけが浮いてきたところをすくう…または、


手でいくらをすくいとりながらすすいでいると、小さな膜は手に張り付いて残るので、手についてきた膜を取り除くのを繰り返しても良いと思います。


いくらが綺麗になってきたら、漬け汁を準備します。


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市販のめんつゆで作っても良いかもしれません。私は砂糖と醤油と水を混ぜて一度沸騰させて、水の量で好みの濃さに調整してから冷ましておきます。


イクラをざるに開けてから、冷めた漬け汁に数時間~漬けておけば醤油漬けいくらの完成です。



新鮮いくら美味しい!冷凍も可能!


さて、今回のいくらたちです。


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綺麗に洗ってピカピカ!美味しそうです。


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漬け汁につけているところです。色的にはいきなり不味くなって見えます(笑)


完成すると美味しいんですよ。


色あいてきには、醤油漬けでは無く塩漬けにした方が美味しいのでしょうね。やったこと無いけど…


いくらは冷凍もできるので、私は醤油漬けにしてから、小分けにして冷凍庫に入れて保存しています。


冷凍保存は、家庭用冷蔵庫では2-3ヵ月が限界のようです。(それ以降は冷凍焼けがおきるらしい)


解凍するときは、冷蔵庫に移して一晩かけて解凍すると、美味しくきれいに解凍できます。



初めてのニュージーランド産いくら、とっても美味しかったです。


我が家でいくらを食べるのは主に息子だけなので、小分けにして冷凍してあるいくらでしばらく持ちそう。


ひとまずこの秋は、息子にいくらを楽しませてあげられそうです。



なお、いつも行っているオークランドのParkn Saveというスーパーの鮮魚コーナーで聞いたところ、Parkn Saveでも筋子の入荷があるそうです。


「土曜日に来るよ~」と教えてくれましたが、毎週では無いようです。入荷予定の有無については、鮮魚の販売員に直接聞くのが一番でしょうね。



以上、私のいくら入手記録でした。


3月後半~4月に入ったら、近場の魚屋を周って鮮魚販売員に「Salmon Roe」入荷について情報収取をしましょう!


ちなみに天然のサーモンが取れるのは南島が有名なようですよね。


川での釣りとかしたことありませんが、何時か行ってみたいものです。

2018年2月27日火曜日

自宅のシソで紫蘇ふりかけを作る!


さて...以前、雑記的に庭で赤紫蘇(Perilla purple)を育て始めたという記事を書いていました。


こちらです。

http://www.japakiwidaisy.com/2017/10/perilla-purple.html


その続報として、庭で取れた赤紫蘇でシソふりかけを作って食べています!


超簡単に、中々美味しく出来ており、満足です。


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シソふりかけの作り方!

シソふりかけの作り方は、もう超適当です。


本当は、梅干しを漬ける際に赤い色付けのために赤紫蘇を使い、その残りを乾燥させて紫蘇ふりかけとするのですが…


今のところ梅は手に入っていないので、とりあえず庭のシソだけで紫蘇ふりかけを作ってみました。


まあ作り方は色々インターネットにあると思うのですが、我が家の適当なやり方はこちら。


1.まずおいしそうな紫蘇を摘んできて、きれいに洗います。


2.そして、水けをきってから塩をぱっぱとかけて、良く揉みます。


3.そこに少量のお酢(米酢かアップルビネガー)いれてもみます。揉み汁を絞って廃棄します(あく抜きのため)


4.絞ったシソの葉っぱの塊を天日干しします。


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5.天日干ししたところですぐにカラカラ...にはならなので、お皿の上に広げて、レンジで20秒くらいずつ、カラカラになるまでチンします。(ラップなどはもちろん無し)


6.カラカラになったら、砕く!フードプロセッサーとかあれば便利ですけど、ぱりぱりになっているので、手でもいけます。


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7.ふりかけの出来上がり!お好みの量の塩と混ぜておくとしょっぱくて美味しいです。


まぁ…たぶんカラカラにすれば良いのではないでしょうか。バジルとか他のハーブも、葉っぱを摘んで洗って乾燥させるだけみたいだし…


少量のお酢でもむのは、あく抜きと色を良くするためです。たぶん。



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ごはんにかけると、きれいだし美味しいですよ~。


あと、キュウリと一緒にお漬物にして、ピンクの漬物作っても美味しいです。


でも、おにぎりに使うとどんどん無くなってしまって、シソの育成が追い付いていません。


来年はもっと植えないとだめですね。



ちなみに紫蘇は、一年で種が出来て枯れてしまうようで、毎年育て直す必要があるようです。


種も出来れば新しいものを毎年採取したほうが良いようです。


そのため、来年のPerilla purple赤紫蘇栽培のために、今は種の採取を行っています。



来年からは、こぼれ種からの勝手な育成もしてくれるのではないか...と期待しています。


そうすれば、うまくいけば紫蘇食べ放題、シソふりかけ作り放題ですね。買う必要が無くなってハッピー。


来シーズンのシソ栽培に期待です。



雑記カテゴリ:こちらもどうぞ!

ニュージーランドの自宅庭で赤紫蘇(Perilla Purple)を育てています


昔の生活:おばあちゃんのお月見


ニュージーランドは春!子供と春の家庭菜園お勧めたち


蟻を撃退するための地道な対策

2017年10月25日水曜日

ニュージーランドのスーパーで売っている、入手できるお魚たち!


最近、近所のPark'nSaveというスーパーマーケットのお魚コーナーで売っている魚の種類が増えました。


海に囲まれた国ニュージーランドでも、色々な魚が手に入るようです。健康のためにも、どんどん食べていきたいですよね。


でも、英語名やマオリ名で表記されていると、ぱっと見どんな魚か分からない...


そこで、今回オークランドで見かけたお魚について、和訳名を探してまとめてみました。


今回行ったのはオークランド市内のPark'nSaveです。


魚が手に入る季節なども関係するでしょうが、こんな魚もニュージーランドで手に入る時があるよーという感じで参考になれば幸いです。


Sardine(イワシ)


まずはおなじみのお魚、イワシ=Sardine


ZAはSouth Africa,南アフリカ共和国の事のようで、産地はニュージーランドでは無いようです。


お値段はキロ当たり8.99ドルと大変お手頃。私たちも5尾ほど購入してみましたが、5尾で3ドルちょっとでした。


PFRZと書いてあるのはPrefrozenの略と思われますので、既に一度冷凍されていた、ということだと思われます。



イワシ、特に今回見つけたような小ぶりのイワシは捌き易くて和食でも使い道がたくさんありますね。


頭を取って開けば、かば焼きやフライに、開かずにショウガ煮にしたり、たたいてつみれなど用途がたくさんありそうです。


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Tarakihi (タカノハダイの仲間)


ニュージーランド産のタラキヒ(Tarakihi)です。タラキヒはマオリ名で学名は Nemadactylus macropterus。


スズキ目タカノハダイ科の魚で、オーストラリアやニュージーランド周辺に生息しているそうです。


参考:http://www.weblio.jp/content/%E3%82%BF%E3%83%A9%E3%82%AD%E3%83%92


日本のタカノハダイは鱗が硬いとか、癖があって不味いとかネット上での反応はあまり良くないようです。



一方ニュージーランドで取れるタラキヒは、白身で癖が無く、美味しいお魚です


切り身として多くのスーパーで購入することが出来ますし、フィッシュアンドチップス屋さんでも、タラキヒを使用したフィッシュで注文することが出来ます。


捌くのは...慣れている方は良いですが、私は苦手なので、どちらかというと切り身を購入しています。


鯛(Snapper)よりは安く購入できますが、フライ、焼き魚、マリネなど何にしても美味しくいただける、お勧めのお魚です。


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ちなみに以前紹介したニュージーランドの魚マリネレシピでも、タラキヒを愛用しています。美味しいですよ。


ニュージーランドレシピ!白身魚のココナッツマリネ


Trevally (ロウニンアジ)


同じくニュージーランド産で、フィッシュマーケットなどで見かけることも多いTrevally。


スズキ目アジ科に属する「ロウニンアジ」という和名の魚なようです。


アジ...?と思わせるその巨大な体、40㎝くらいはあるか…もう少し大きいくらいでしょうか。


「大物になると毒を持つことがある」という記載もみつかりましたが、スーパーで流通しているのは大丈夫なんでしょう。大丈夫だよね?


参考:https://kikenseibutsu.info/caranx-ignobilis-48k/


白身魚で、焼き魚はもちろん、刺身や煮つけにしても美味しいようです。


売っていたものはかなり大きさがあったので、まずは捌いてから、フライなんかにしても美味しいかもしれません。


キロ当たり7.99ドルとお安めだったので、ぜひ食べてみたいのですが、大き目ですね~うちの包丁では捌けないかも。


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Fresh water Flounder (淡水ヒラメ)


こちらも、おっ、見たことのある魚じゃないか~といってラベルをみると...


Flounder =ヒラメ


これは良いのですが、Freshwater (Black) = 淡水(黒)


淡水ヒラメって何?


川にヒラメがいるわけないでしょ、と思って調べてみると、どうやらBlack Flounder(黒ヒラメ)またはFresh water Flounder(淡水ヒラメ)として知られる、ニュージーランドに生存する種であることが発覚しました。


参考:https://www.niwa.co.nz/freshwater-and-estuaries/nzffd/NIWA-fish-atlas/fish-species/black_flounder


ヒラメの仲間の中には淡水に「住むことはできる」種類がいるようですが、その中でも「もともとの(普通の)住処が淡水」なのはこの種だけだと上記のホームページには記載がありました。


...何それ?買ってみたい!というか、飼ってみたい(笑)


お味のほうが気になりますね。ヒラメと言えば煮つけとか美味しそうですが、こちらの淡水ヒラメも海のヒラメと同じ味がするのでしょうか?


後日購入した際にはまた別途レポートさせていただきます。


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Blue Moki(Latridopsis ciliaris、ブルーモキ)


マオリ名のMokiがついたお魚です。Blue Mokiと「ブルー」とついているのは、赤い「Red Moki」も存在するからです。


こちらのお魚はスズキ目の魚のようですが、和名は見当たりません。ブルーモキとカタカナで呼ぶしか無さそうです。


参考:http://comiya.net/fish/order/suzuki_mc/index.html


こちらも白身魚で、結構な大きさがあります。お値段もキロ当たり6.99ドルとお安め。


シーフードチャウダーや焼き魚にしても美味しいと下記ホームページには記載がありました。


参考:https://www.oceanhunter.co.nz/NEED+TO+KNOW/Species+Identification/Blue+Moki.html


でも大きいな~捌けるかな?


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Mackerel (サバ)、Milk Fish (サバヒー)、Kahawai(マルスズキ)、Guanard(ホウボウ)


まだまだありますが、これらの4種は同じコーナーで売られていたのでまとめて紹介します!


Mackerel (サバ)


お馴染みのMackerel=サバ。味噌になんかが美味しいですね。


私は塩さばが好きなので、丸ごとでは無く、塩サバの切り身で売っていれば良いのに…なんて思ってしまいます。


まあおろして自分で塩サバにすればよいということでしょうか。


クックパッドに塩サバ自家製の仕方!とか載っていますし… 


参考:https://cookpad.com/recipe/3015435



ちなみにサバもキロあたり5.99ドルと、中々お安いですね。


魚の大きさもそんなに大きく、2匹くらい購入して自分で捌くのに丁度よさそうです。


鮮度が気になりますが、ニュージーランド産ということなので良いのではないか?と予想します。


ぜひ今度、自家製塩サバにしてみたいと思います。


Milk Fish (サバヒー)


台湾産のお魚であるMilk Fish (サバヒー)


どうやら癖が無くて美味しい、養殖魚であるようです。


確かに頭が小さいわりに胴体がふっくらとしていて美味しそう。


売っているのは台湾産の冷凍ものでしたので、お刺身は無理かもしれませんが、焼き魚などに良いかもしれません。


参考:http://www.outdoorfoodgathering.jp/fish/sabahii/



Kahawai(マルスズキ)


以前タウランガで釣りをした際に私たちが釣ったことがあるKahawai(マルスズキ)。桟橋などから釣りをするとたまにまあまあの大きさのKahawaiが釣れることがあります。


血抜きをすればクセも和らいで食べれる白身魚のようですが、あまり好きな人は少ないのかな?キロあたり5.99ドルと、お値段が安いですね。


しかし、売っているのはサイズが結構大きいというか、中途半端というか?


4人家族だと1匹で済むのか、どれくらい食べれるのかなど微妙です。同じ値段ならサバにしたくなります。


Gurnard (ホウボウ)


歯ごたえのある白身魚Gurnard (ホウボウ)、煮つけにすると美味しいらしいです。


日本でも取れるお魚で、日本(関東)在住の家族が釣り好きなのですが、よくどこからか捕ってきて料理していました。


参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%82%A6


形が変わってて、捌くのが難しそうな印象があります。頭も大きめに見えるので、可食部がどれくらい取れるのかな?


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ニュージーランドのスーパーのお魚*まとめ


以上、

  • Sardine(イワシ)
  • Tarakihi (タカノハダイの仲間)
  • Trevally (ロウニンアジ)
  • Fresh water Flounder (淡水ヒラメ)
  • Blue Moki(Latridopsis ciliaris、ブルーモキ)
  • Mackerel (サバ)
  • Milk Fish (サバヒー)
  • Kahawai(マルスズキ)
  • Guanard(ホウボウ)
  • がスーパーで売っていたので少しずつ調べてみました。


    もちろん、Salmon(鮭)、Snapper (鯛)なんかは年中スーパーで購入できますし、最近はTuna(マグロ)の切り身が見つかるスーパーもあります。


    それ以外のお魚ならば、まずは日本人に馴染みがありお手頃な価格・大きさのイワシ、サバなどが利用しやすそうですね。


    個人的に食べたことがありお勧めは、Tarakihiで、タイにも負けず美味しいと思います。切り身で購入できるのも利点です。


    まだ購入した事も無いですが、味など興味があるのは淡水ヒラメですね…ニュージーランドの産地なんかも気になります!


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    2017年10月12日木曜日

    ニュージーランドは春だ桜だ!桜の葉の塩漬けを作ろう!


    ニュージーランドは春真っ盛り!オークランドでも、先週まで桜が満開できれいでした。

    桜の花の見ごろは終わってしまいましたが、若葉が出てきた今こそ、もう一度桜の木へ急げ!

    だって桜の葉の塩漬け用に葉っぱを取るなら、今でしょ...

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    2017年10月11日水曜日

    月見?花見?ニュージーランドでもお団子を作って楽しもう!


    ニュージーランドはすっかり春!先週までは桜も満開で、天気の良い日はピクニック日和でした。

    さて前の記事:
     2017/10/11 おばあちゃんのお月見 

    にて、お月見のことを思い出していたら、やはり無性に団子を食べたくなったので、ニュージーランドの自宅でも作ることにしました。

    今回は、最寄りのPark'n Saveで見つけたタイ産のもち米粉を利用して作りましたのでレポートします。

    もち米粉100%で作ったので、触感や中身的には「白玉団子」です。団子粉で作った団子ほどのコシはありませんが、つるつるモチモチとして美味しいですよ。

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    タイ産のもち米粉で作る団子:材料


    まずは必要な物です。

    白玉団子用
    • もち米粉(または白玉粉)
    • お鍋
    • ボウル(今回はうどん用のお椀使用)
    • スプーン
    • くし・はし(お団子を差すなら)

    みたらし
    • 醤油
    • 砂糖
    • 片栗粉またはコーンスターチ(今回はコーンスターチ使用)

    こし餡子は前回まとめて濾して冷凍しておいたものを解凍、砂糖を入れて煮詰めて作りました。

    *その時の作り方はこちら⇒餡子の作り方:海外で和菓子を作るための簡単バージョン


    ジャパンマートで「白玉粉」を購入してきても良いのですが高価ですよね。

    今回は、Park'n Saveのインターナショナルフードコーナーにて見つけた、タイ産の粉を購入してみました。

    こちらです。色々なアジアスーパーでも置いているので見たことある方は多いかも。1袋400g、1ドル70セントとお安かったです。

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    こちらのタイ産の米粉は、見た目がほぼ同じ緑と青の袋の2種類あります。中身の見た目は両方とも白くてさらっさらの粉です。

    原材料が袋のパッケージに書いてありますが、緑の袋の方がもち米の粉のようでした。

    今回はつるつるモチモチの白玉団子にしたかったので、もち米の緑の袋の実を購入しました。

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    こちらが緑の袋の成分表。Glutinous rice(もち米)が原材料となっています。

    ちなみに、日本の白玉粉はもち米を挽いて、水にさらしてから乾燥させるという手間がかかっています。

    だから独特の粒粒感のある粉で、お値段もお高いのですね。

    ですので、こちらのタイ産のもち米粉と白玉粉は異なるものという事になりますが、結果から言うとこの粉で十分美味しいお団子が出来ました。


    もち米粉を利用して:団子作り方


    使用している粉がほぼ白玉粉みたいなものなので、普通の白玉団子の作り方に沿ってお料理しました。

    1.まずもち米粉と水を合わせてよくこねます。

    だいたい、1カップの粉に対して1/2カップの水といった割合で良いと思いますが、水は少しずつ、様子を見ながら加えましょう。

    水を入れすぎるとドロドロになり、丸く形成できなくなってしまいます。

    上手く水を加えるコツとしては、水を入れるたびによくこねる事です。

    「あれ?まだ水足りないかな?粉っぽい」と感じても、沢山こねているうちに湿気が広がって、粉がまとまってきます。

    それでも水が足りないかな?と感じたら、水を大匙1ずつ足します。大匙1の水を足す→よーくこねる。→足りなければ大匙1...といった感じです。

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    混ぜ途中。ちょっと水が足りなかったので、水を大匙1足します。

    目安としては、もち米粉が1塊になってしっとりとしているけれど、手につかない硬さです。

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    手でぎゅーっとやっても...

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    手にベトベトと着かない硬さが丁度良いです。

    2.程よい硬さにこねられたら、一口サイズに丸めます。

    ころころと丸めるのは楽しいし簡単なので、小さなお子さんと一緒に行っても楽しいです。

    もし火を早く通したい場合は、丸くしてから中央を少し潰してちょっと平べったくすると、あっという間に茹でられます。

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    まーんまるコロリン!可愛い

    3.茹でます。お鍋にたっぷりとお湯を沸騰させて、中火くらいに弱めます。

    ここに丸めた団子を1つずつそっと入れます。

    最初は底に沈んでいきますが、火が通ってくるとふわぁぁーっと浮かびあがってきます。

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    少し浮かんできたところ

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    全部浮かびました

    4.茹で上がったら、氷水にとります。

    浮かんでから1~2分で完成、と言いますが、どれが最初に浮かんだかはあっという間に分からなくなってしまうので、すべてのお団子が浮き上がってから1~2分で良いと思います。

    ちょっとゆですぎても溶けるものでもないので大丈夫です。

    すべてのお団子が浮き上がって1~2分茹でたら、スプーンでお団子をすくって氷水を張った器に移します。

    あまり冷やしすぎると団子が硬くなってしまうので、氷は少しで大丈夫です。

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    5.完成!あとは好きなトッピングで食べよう!

    お団子のトッピング、何にする??みたらし?餡子?


    これでお団子は完成です。きな粉や砂糖があればそれだけでも美味しいのですが…

    今回はみたらしと餡子団子を作ってみました。

    みたらしは、醤油と砂糖と水を温めて砂糖を溶かしたものを、片栗粉かコーンスターチでとろみを付ければ簡単にできます。

    我が家は醤油大匙1に砂糖大匙2を、水で好きな濃さに薄めて、コーンスターチでとろみを付けています。お鍋でも、レンジでも温められればOKです。

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    今回はレンジでチンして作りました。コーンスターチを入れすぎて一回失敗しました(汗)

    こしあんは以前大量に作っておいた「こしあんの元」に砂糖を加えて煮詰めて用意しました。柔らかめに作っておいて、スプーンでお団子にのせるだけで餡団子の完成です。


    もち米粉の団子は、今回、わざわざ櫛に刺してみました。別に刺したところで味は変わらないのですが、櫛に刺すといった演出に子供は大喜びです

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    櫛の先っぽは尖って危ないので、少しハサミで切っておきましょう。

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    みたらし団子、完成!!

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    こしあん団子、完成!(櫛が足りずに箸に刺してあります)

    もち米粉で作ったお団子は美味しかったよ!


    今回、初めてタイ産のもち米粉のお団子を作ってみましたが、美味しくできました!

    しつこいようですが、今回使用した粉は原材料がGlutinous riceと記載された緑色の袋の方です。

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    子供にも大好評!

    みたらし団子と餡団子があればまるで日本にいるみたいですね。

    あとはきな粉と黒蜜を準備したい所ですが… 

    きな粉は大豆から、黒蜜は黒砂糖から作れるはずですから、こちらもぜひ地元の材料からの自作を試みてみたいですね

    なお、今回はつるつると柔らかな白玉団子に近いものが完成しましたが、うるち米の粉ともち米の粉を混ぜれば、いわゆる「団子粉」に近いものになって、よりコシがあって歯ごたえのある団子が出来るはずです。

    硬い団子の方なら、積み重ねて「お月見のお供え団子」に出来るようです。こちらも後日、試してみたいと思っています。


    関連記事:こちらもどうぞ!

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    おばあちゃんのお月見

    今回利用した餡子のつくりかた
    餡子の作り方:海外で和菓子を作るための簡単バージョン

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    2017年10月3日火曜日

    日本で見ない海外食材:Parsnip=パースニップ


    海外生活の醍醐味の一つといえば、日本では見ない現地の食べ物を食べる事では無いでしょうか?


    野菜から果物、調味料や肉魚まで、日本ではなじみが無く「なんだこれ?」と思う物が見つかることもしばしば。


    今回はそんな野菜の1つ、パースニップを食べてみました。


    Parsnip=パースニップ


    では早速、こちらがパースニップです!じゃん!


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    …. 小さめの大根?形はニンジン?きっと日本から来た人ならそのように感じると思います。


    こちらのパースニップ、大きさは大体、大き目のニンジンと同じか、一回り大きいくらい


    形はもろにニンジンですが、白っぽい色をしています。クリーム色とも形容できます。


    大根とは明らかに形も大きさも違います。


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    こちらがヘタの部分です。ニンジンぽいですね。


    この通り、パースニップは見た目も大きさも「白いニンジン」という感じの野菜です。


    Parsnip =パースニップはパセリやニンジンの仲間


    見た目がニンジンによく似ているのもそのはず、パースニップはニンジンと同じセリ科の野菜です。


    ニンジンは セリ目セリ科ニンジン属の野菜 


    パースニップは セリ目セリ科アメリカボウフウ属の野菜


    ...だそうです。


    同じようにセリ目セリ科の野菜としてパセリ(オランダゼリ属)もそうです。


    パースニップはニンジンやパセリのお仲間ということですね。



    パースニップ自体はヨーロッパ原産の野菜で、和名としてはカタカナ名のパースニップの他、アメリカボウフウ、シロニンジン、サトウニンジンとも呼ばれています。


    パースニップの栄養価


    パースニップは根菜だけあって、食物繊維が大変豊富な野菜です。


    100g当たり役5g、つまり約5%も食物繊維を含んでいます。ゴボウにも匹敵する食物繊維の含有量ですね。



    その他、カリウムを特に豊富に含んでいます。


    他にも少量ずつながらもカルシウムや鉄分、マグネシウムといったミネラル、ビタミンBを含んでいます。


    そのため、体に良い、ダイエットに良いと言う理由で着目されています。


    西洋食文化では食物繊維が不足しがちですから、そのような中では大変重要な野菜と言えるでしょう。


    パースニップ参考:

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%97

    https://en.wikipedia.org/wiki/Parsnip

    https://www.organicfacts.net/health-benefits/vegetable/parsnips.html

    http://foodfacts.mercola.com/parsnip.html


    パースニップはどうやって食べるの?


    ニンジンやパセリの仲間であるパースニップ、その香りはニンジンやパセリに少し似ています。


    香りはとてもマイルドで、味も正直あまりせず淡泊です。過熱調理をした後は、ニンジンのようなほのかな甘みが美味しいお野菜です。


    パースニップは持つと同じサイズのニンジンよりも軽く、スカスカした触り心地がします。ニンジンほど水分が豊富な感じではありません。



    キツイ味がするわけで無いパースニップはどの様々な料理に合いそうです。


    ニュージーランドではパースニップは、ニンジンと一緒に茹でたりオーブンで焼いたりして食されるほか、冬場のスープやシチューの具として活躍します。


    早速我が家のパースニップも調理してみましょう!


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    まずは皮をむいて.行きます。ニンジンよりも柔らかい触り心地です。


    IMG_5384

    切り口の感じもニンジンによく似ていますが、柔らかくスカスカした切り心地です。


    IMG_5385

    切り終わりました!本日は王道、スープの具として味わいます。


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    この日はちょうどハムボーンを購入していたので、それと一緒にスープに入れます。


    ハムボーンの左下に浮いているのがパースニップです。パースニップはぷかぷかと水の上を浮いてしまうので、やはり空気を含んでスカスカした野菜の様です。


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    玉ねぎはほぼ溶けるくらい煮込みましたが、パースニップはまだ形をとどめています。


    かなり柔らかくなって、スポンジのように、スープを含んでおいしいです。


    パースニップは食物繊維を豊富に含んでいることもあり、煮崩れしにくい性質があるそうです。


    そのためスープの具としても最適です。


    玉ねぎとハムボーンがとろとろに柔らかくなるまで煮込んだスープでも形状を保ち、柔らかーいスポンジのような?触感でした。


    スープをたくさん含んでほんのり甘い味がして美味しかったです。根菜仲間の大根やニンジン、ゴボウのどれとも異なる食感でした。


    パースニップまとめ


    まとめると、


    • 日本ではなじみで無いお野菜Parsnip=パースニップ、シロニンジン
    • パースニップはニンジンやパセリの親戚
    • 食物繊維が大変豊富でミネラル・ビタミンもある
    • 癖のないほんのりとした甘みのする味
    • スープの具として最適!茹でたり焼いてもOK


    以上、日本ではなじみの無い野菜、パースニップでした。


    食物繊維がとても豊富ですが、火が通りやすくてゴボウよりも食べやすいと思います。和風の炒め物とかにも合いそうで、用途も豊富な野菜と感じました。


    ニュージーランドの気候で育つなら日本で育たないということも無いでしょうし、日本でも育てたら流行りそうな気もしますよね。


    皆さんも見かけたらぜひ食べてみてください。


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    2017年9月11日月曜日

    餡子の作り方:海外で和菓子を作るための簡単バージョン

    海外にいると日本食が恋しくなること、多いですよね。その中でも我が家の子供たちが懐かしむのが和菓子!餡子がのったお団子とか大好きなのです。


    でも和菓子のような鮮度が大切なものは中々日本から海外へ輸出はされていません。冷凍で輸送されて販売されているものも中々お値段がはります。


    かと言って和菓子を作るのはハードルが高い… そこで我が家ではとりあえず「餡子」を作ることにしています。



    出来上がった餡子をホームベーカリーで作った餅と一緒に食べれば、あんころ餅!パンケーキを薄く焼いてその間に餡子を挟めばなんちゃってどら焼き!


    お家でパンを作る時に中に入れればあんパン!…と、手作り餡子があれば色々と懐かしの味を作ることが出来ます。


    IMG_5145


    餡子の作り方は色々とインターネットでもあるのですが、なるべく簡単に餡子っぽいものを作れる我が家の手抜き方法を下記で記載しておきます。


    伝統和菓子の餡子の作り方(寝かせたり、あく抜きを多くしたり色々)に比べると超簡易な物になっています。あくまでお手軽版「なんちゃって餡子」レシピですのであしからず。


    まずは小豆を購入

    まずは材料となる小豆を入手します。これは、Azuki beanとして以前麦ごはん用の大麦購入でお世話になったHuckleberry で売っていました。


    購入時の価格は1キロ当たりNZ$7.6とリーズナブル。小豆で自家製もやし栽培するために使用する人もいるようですね。

    Huckleberry→http://www.huckleberry.co.nz/


    豆自体は長持ちするし、何度もHuckleberryに足を運ぶのも面倒なので、一度に1~1.5キロの量で購入しています。


    餡子には、「粒あん」と「こしあん」がありますが、我が家の息子は断然「こしあん」派なのでここではこしあんを作ります。


    材料

    • Azuki Bean 700g
    • 砂糖 700g (この段階では測って準備はしない。目安として覚えておく)


    *今回は1.5㎏購入した小豆の半分量という音で上記のような分量になりましたが、好きな量の豆で作ってみましょう。


    砂糖の量の目安は乾燥した状態の豆と同じくらいの重さです。ただし後述の通り砂糖は練り上げる段階でいれるのでその時に好みで調節して良いと思います。


    プロの方はまろやかな仕上がりになるザラメを使用するようです。今回は普通のグラニュー糖使用。栄養を考えるのならBrown Sugarでも良いかもしれません。


    必要な道具

    • マッシュポテトのマッシャー
    • 大きなお鍋(圧力鍋だと早い)
    • ざる
    • 冷蔵保存用のビニール袋
    • フライパン
    • 木べら


    こしあんの作り方

    1.まず小豆を良く洗います。洗った後はお鍋にたっぷりのお水と一緒に入れます


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    2.小豆をゆで始めます。ここから何度も、ゆで汁を捨てて灰汁を取る作業をします。まず最初に沸騰したらそのまま1-2分茹でてから、ざるを使って小豆を無くさないように気を付け、茶色くなったお湯の大部分を捨てます


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    3.新しく水を入れ、もう一度ゆで始めます。沸騰したら1-2分ほど茹でて、再度お湯を捨て、新しい水を入れて茹で始めます。もう一度だけこれを繰り返します。


    4.ここまでで3回ゆで汁を捨てました。またたっぷりと水をいれて、今度は豆が柔らかくなるまで煮ます。ちなみに我が家では圧力釜で5分ほどで済ませています。普通のお鍋では、30-40分ほどコトコトと煮てあげます。


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    煮崩れてくるくらい柔らかく


    5.小豆が柔らかくなったら、次は裏ごしが本来の工程となります。本当は目のとても細かい濾し器で裏ごししますが、今回は「何ちゃて版」で行います。


    具体的には、マッシュポテトを作る時のマッシャーで潰します。濾す前に潰すイメージでグッシャグッシャやります。


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    マッシュ!


    6.ある程度潰したら、中身をざるで濾して、灰色の潰れたお豆と水分を一緒にボウルに取り分けます


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    7.ざるに残った豆と皮の部分は鍋に戻します。冷たい普通の水道水を足して、さらにマッシャーで潰します


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    8.豆の中身が無くなって豆の皮ばかりになってくるのが、潰していて感じられます。


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    9.再度ざるで濾して、潰れた小豆の中身&水分をボールに取り分けます。今度はざるに引っかかった皮の方もざるの中でスプーンを使って潰してみます。さらに裏ごしで濾せる豆の中身が無いか確認します。


    ざるに残っているのがほぼカラの皮の部分ばかりに見えればOK。見た目でわかりにくければ、この残りの部分をちょっと味見してください。皮ばかりなら繊維質で豆の味がしないので美味しくなくてわかります(笑)。


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    皮だらけ。こんな感じ


    10.今回はボウル2個分の中身になりました。ここに、ボウルからはみ出ないくらいにお水を加えて、しばらく放置します


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    すると、下の豆の中身の部分と上澄みの水に分かれてきます。そっと上澄みを捨てます


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    11.ここまでで、皮無しの小豆の中身だけがドロッとした濃さでボウルの中にたまった状態になっています。


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    しゃもじですくえる感じでドロッとしている


    ここから本来ならば、目の細かい専用の綿さらしで濾して水分をさらに減らすのですが、海外ではそのような物が手に入りません。ガーゼや手ぬぐいでは目が粗すぎるようです。


    そこで、フライパンで煮詰めて水分量を調節することにします


    12.今回は大量に作っているので、まず4分割します。そして、とりあえず今食べる分だけ(全体量の1/4)だけフライパンに入れます。


    残りはちょっとまだビチャビチャした状況ですが、ビニール袋にいれて冷凍します


    最初の豆の量が700g、その1/4で約180gとなるので、同じく180gの砂糖を用意します。この砂糖も一緒にフライパンに入れて、強火で一気に温めます


    13.強火で火にかけながら、木べらでがんがん混ぜます。焦げやすいので気を付けて頑張って混ぜます。強火で一気に行った方がねっとりと美味しく仕上がります。


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    最初はビチャビチャしていますが、すぐに水分が飛んでネチョネチョしてきます。色が変化して、薄い小豆色だったのが濃厚な黒~紺色というか、市販の餡子のような濃い色に変わります


    14. トロトロした感じから、木べらを傾けるとボトッと落ちる程度のねっとりした感じになったら熱からおろし、冷まします。これで冷えれば完成です!


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    完成~~!!

    完成した餡子は風味がどんどん落ちていきます。冷蔵庫で保存して、2-3日で食べきりましょう。


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    冷凍保存しておいた残りのこしあんの元たちは、室温でゆっくり解凍させた後、砂糖と一緒に火にかけるところ(上記12~14の工程)をその都度行います。本当は冷凍でなく新鮮な方が風味が良いのですが、大量に作って消費できないのも悲しいし、かといって毎回豆をゆでるところから始めるのは大変なので、このような手法に落ち着きました。


    手作りの餡子はさっぱりしていて、小豆の味がしっかりとしていて美味しいです


    ちなみにもし余ってしまった場合には、ケーキ作りの際に砂糖の代わりに使うことが出来ます。バターケーキやチョコレートケーキを作る時に、砂糖を一部餡子で作ると、しっとりとした口当たりになっておいしいので、わざと餡子を入れるレシピがあるくらいです。余った時には参考まで。



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