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2017年7月22日土曜日

オークランド在住者には無料!マリタイム博物館(Maritime Museum)に行ってきた!



オークランドはCity of Sailsとして知られ、ボートが浮かぶ美しい港と海が魅力の町ですよね。このオークランドCBDの端には。船の博物館、Maritime Museumがあります。先日、息子の小学校の遠足の付き添いで行ってきました!


マリタイム博物館(Maritime Museum)ってどこにあるの?

オークランドCBDの港側、フェリー乗り場の建物と、ヴァイアダクト(Viaduct Harbor
)の間にマリタイム博物館(Maritime Museum)はあります。

すぐそばには、Britomart行きのバスの停留所や電車の駅があり、有料駐車場も何カ所か近くにあるため、交通的には行きやすい場所です。フェリー乗り場付近の港は美しいですし、Viaduct Harbor も必見の観光スポットですから、これらの場所の観光ついでに寄ると丁度良いと思います。

オークランド在住者はMaritime Museumへの入場料が無料に!

Maritime museumにも入場料がかかります。通常は大人20ドル、子供(514歳まで)10ドルとなっていますが、何とオークランド在住の人には入場料が無料になります!

ただし、住所の証明書が必要となっています。証明書の種類についてはホームページ上に明記はされていません。住所の記載のある身分証明書(運転免許証など)や、自宅に届いた手紙などを持っていくことが必要となります。


場所やイベントについてはホームページをチェック!

Maritime museumのホームページはこちらです!→http://www.maritimemuseum.co.nz/

イベントや、入場料について主要情報を調べることができます。
中でも事前に調べておくのがお勧めなのが、Sailingです。Maritime museumでは、入場料にプラスで歴史的な船に乗船するチケットを購入することができるのですが、こちらの末ジュールの確認やチケット予約することができるのです。

オークランド在住の人ならば大人25ドル、子供12ドルで1時間ほどのクルーズ体験ができるようです。このお値段でしかも歴史的なお舟ですから、大変面白いしお得な体験だと思います。今回私たちはちょうど船も修理中だったのですが、修理が終わってから個人的に乗りに来てみたいと思っています。

Maritime museum自体が港の一角

さて、早速行ってきました。まず出入り口付近に売店があり、素敵なニュージーランド土産が売っておりついつい購入したくなってしまいます。

そのエリアを通ると、右手にはフェンス越しに港が見えます。Sailing体験を提供しているだけあり、Maritime museum自体が港の一角にあるためです。フェンス越しにも歴史的な形の船が見えます。これがSailing 体験にも使う船なのかな?

海の風がまた気持ち良い~

中は3階建て

建物の中は3階建てになっており、小型のボートやカヌーなどの展示が1階にあります。2階にはパーツや記念品などの展示が広がっています。私たちが行ったときは3階はメンテナンス中で入れませんでした。

展示されている船は、民族的なカヌーもあれば、ニュージーランドが国際大会でも強いボートレールのボートなども展示されています。大航海時代の船の客室を模した部屋などもあり、船に関わる歴史を古い部分から新しい部分まで見ることができます。

小型の船の実物はもちろんかっこ良いのですが、大型船の模型も展示されており、かなり大きくて細かい模型ですごかったです。展示品の小物としては、「ニュージーランドがボートレースで勝った時のキャプテンのラッキー靴下!」みたいな小物なども展示されていて楽しいです。

カヌーがまるでディズニー映画のモアナみたい!

展示されている小型のカヌーが素敵でした!今年の3月にディズニー映画のモアナを映画館で観たのですが、モアナの民はニュージーランド領内のポリネシア系の島がモデルになっているようですね?マオリ族もカヌーなどは美術館で見ることができますが、こちらMaritime museumにもカヌーがいくつかありました。

小さなカヌー本体の上に帆が張られている様子が映画に出てくるカヌーによく似ていました。モアナのように帆に絵柄が書いてあることは無く、汚れや焼けで古く見えましたが、それでも「モアナのカヌーの本物だ~」って感じで、テンションがあがりました。



モアナのカヌーや!

海好き、船好きはフェリーに乗るついでやCBD観光のついでにお勧め!

今回は幼稚園児と一緒で、休憩しながら大体2時間くらいで周り終えました。子供が走りそうになるため、ゆっくりと説明書きを読んでいる暇はなかったのです。大人や小学生と来ても2時間くらいで十分ゆっくり見れる広さと内容だと思います。

海の傍だし、船好きの子供にはたまらない博物館ではないでしょうか?次はぜひ小学生のお兄ちゃんもつれて、Sailing体験に参加してみたいと思いました。


あの船にのれるのかな?

2017年7月4日火曜日

ニュージーランドのマオリ伝統料理Hangiをごちそうになってきました!

先日、ニュージーランドのマオリ伝統料理Hangiをごちそうになってきました!




 ハンギとは?

ニュージーランドの原住民マオリ族。彼らの伝統料理といえばハンギHangiと呼ばれるお料理です。例えば、ロトルアという観光地で、マオリ族の民族文化に触れられる旅行客向けのツアーや催しに参加すると、ハンギを食べることができる場合があります。

さて今回は、観光客向けのハンギではなく、なんと個人のお宅でハンギを作るのに参加させていただく機会があったので、その時の様子をまとめてみました。あまり作るところを見る機会のないハンギ、こうやれば一般家庭でもできるのね…と思いました。

まずは穴掘り

ハンギは、火で石を高温に熱し、そのうえで野菜やお肉を蒸して調理する料理です。そのため、まずは石を高熱で熱すること、そしてそれを入れる大きな穴を掘る必要があります。今回お邪魔したら、すでにこのお宅の若い衆により穴は掘られておりました。どうも前日から準備をしてくれていたようです。穴は結構大きいです!これ掘るだけで男手がいるわ~(汗)


火を焚くこと半日

次に、この穴の中で石を高温に熱します。みたところ、穴の中には石も入っていますが、鉄くず?に見えるようなものもたくさん入っていました。要は熱して熱くなるものを穴に入れておくようです。その上に、薪をたくさん置いて燃やすことで、石と鉄を熱するのです。この焚火は午前中ずっと行われていました。ハンギは夜ご飯に作っているとのことでしたので、準備は一日がかり、ということですね、大変だ!

お肉と野菜の準備!

さて、外で男手が火の番をしている間に、私はお野菜の準備を手伝いました。その場にいる女の人たちで、ジャガイモとサツマイモをたくさん洗います。洗ったジャガイモとサツマイモはネットに入れます。そしてお肉として、大きな豚肉の塊肉をこれもネットに入れていきます。ネットといっても、プラスチックではなく、良く伸びる綿の袋の様でした。






次にきゃべつをたくさん洗って、葉っぱをちぎります。ハンギでは、お肉や野菜を石の上で熱するときに、植物でこれらをくるんで蒸し焼きにするのです。その野菜やお肉をくるむ植物として、現代版ハンギではきゃべつを使うようです。





料理はすべて大きな鉄の籠に入れます。鉄の籠はアルミホイルで覆われていて、その中にまずきゃべつの葉っぱをどんどん敷いていきます。そしてその中に、ネットに入れた野菜とお肉を入れていきます。その上からさらに何重にもきゃべつの葉を敷いてアルミホイルでふたをしたら、食べ物の籠は準備完了です!


地面の下で蒸し焼き!

お昼頃には焚火は薪がすべて燃え尽きていて、石と鉄は熱ーくなり湯気がモクモクと出ていました。その上に食べ物の入った籠を乗せます。その上から土をかけて、石の熱で蒸し焼きにします。




これは中々時間がかかり、お昼ごろにおいて、掘り出したのは夜になってからでした。6時間前後?はかかるようです。食べ物はすべて土の下に埋まっているので、途中で掘って火の通り具合などをチェックできないのが難しいところですね。十分な時間を置くしかないのでしょう。

掘り出したら完成です!食べるのとおしゃべりに夢中で完成品の写真を撮り忘れてしまいました…でも何というか、キャベツとお肉の香りの染みついたジャガイモがとってもおいしかったです。お肉は柔らかーくなっていました。ハンギと同時にバーベキューもしたのですが、それでもハンギの豚肉は大人気でどんどん無くなっていました!

ニュージーランド人は本当にハンギを作っていた!

ちなみに今回参加させていただいたハンギパーティー主催のお家は、ご家族がマオリ族の血を引いてらっしゃり、よく自宅でクリスマスにハンギをしたり、近くの小学校でハンギを手伝っているそうです。もうかれこれ20年ほど前からこのやり方でやっているそうです。やはり手間がかかるのでしょっちゅうとはいかないようですが、クリスマスなどの特別な機会に行っているとのことで、納得です。

大きな穴を掘ったり、熱く熱するための石(鉄?)が必要だったりと、なかなか我が家ではできないなぁ…と思ったものの、本格的なハンギの作り方が見れてとてもよかったです。いつかもっとお庭が大きい家に引っ越せたら、自力でも一度チャレンジしてみたいです…!

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