2018年1月25日木曜日

触るな注意!ホワイトテール(White Tailed)という蜘蛛に遭遇


自然が豊かなニュージーランド。


家の中に虫が入ってくるなんて日常茶飯事です。ハエだの蛾だの蜘蛛だの...


でもお尻が白いコイツは見かけたら要注意!噛む蜘蛛です!!


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自宅の部屋でホワイトテール(White Tailed Spider)に遭遇!


それはある秋の日... 主人がキッチンで「蜘蛛だ!!」といって何やらバタバタと新聞紙を探しだしました。


ハイハイ蜘蛛ね、沢山いるよねと思ってスルーしていると…


蜘蛛を退治した主人が蜘蛛の死骸を持ってきました。


「White Tailed Spider(ホワイトテール蜘蛛)だった。ヤバい奴だ!子供たちにも気をつけさせよう...」


とのこと。


そう、他の蜘蛛はまだしも、このホワイトテールはニュージーランドでも有名な毒蜘蛛なのです。



ニュージーランドでもあちこちにいる毒蜘蛛:ホワイトテール=White Tailed Spider


White Tailed Spiderホワイトテールは、もともとオーストラリア南部&東部に住んでいた蜘蛛です。


良く類似した2種類の蜘蛛を差すといわれており、学名は

Lampona cylindrata

Lampona murina

だそうです。素人が2種の判別をするのは難しいようですね(Wikipedia参照)。


胴体の全長が大体1~2cm、足を広げると3cmくらいになる場合も。メスの方が大きいようです。


体は黒っぽく、足は茶色っぽい色をしていますが、お腹の先っぽ=お尻の先端部分が白くなっているのが特徴です。


そのため、White tailed Spider、Whitetail、White tail spiderなどの呼び名で知られています。


我が家で見つかった蜘蛛の写真がこちら


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クリップと一緒に並べるとこんな感じです。


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小さめのサイズのホワイトテイルですね、オスなのかも...



ホワイトテイル(White tail)にかまれると?毒は?


このホワイトテイル、実は今では、噛まれても人に害をなす強い毒が無いことが分かっています。


ひと昔前、ホワイトテイルにかまれてからその部分で壊死が起きたと考えられるようなケースがあり、ホワイトテイルの毒は恐ろしいとされていました。


最近の研究では、壊死とホワイトテイルの毒は関係が無いと結論付けられました。(Wikipedia参照、NZ Ministry of Health 参照


ホワイトテイルにかまれると、まずその時に痛みが、そして後から赤くはれて痒みが出ることがありますが、長期的には自然治癒するそうです。


傷口からばい菌が入ることや、虫刺されでアレルギーになりやすい人は注意が必要かもしれません。



ホワイトテール(White tail)にかまれた時の対象方は?


Ministry of Health のホームページによる、ホワイトテールにかまれた際の対処法は下記の通りです。


まず噛まれた時:

どのような虫にかまれたのかは、治療にあたって重要な情報です。


もし可能であれば、殺虫剤などを利用して刺したと思われる蜘蛛をやっつける・弱らせて密閉容器に入れて捕まえましょう。(危険無く行えそうな場合のみ)


または、可能な範囲でどのような虫だったか説明できるよう、メモを取りましょう(携帯で写真なんかも良いかも)。


傷の手当:

1.傷口を石鹸などを使用して良く洗います。傷口を殺菌剤で消毒しましょう。


2.氷や冷たい水(冷却材)をあてて、患部を冷やしましょう。(肌に直接あてないように当て布をしましょう)


3.もし赤くはれて痛みが強くなったり、患部が細菌に感染していそうな(化膿している)場合は、医者へ行って医師に見て貰いましょう。


前述の通り、ホワイトテールの毒は大したことが無いので、自然治癒する場合がほとんどのようです。



ニュージーランドにはもっと怖い蜘蛛がいる!


さて、ニュージーランドには他にも怖い蜘蛛がいます。


Ministry of Health のホームページには、ホワイトテールよりもよっぽど怖い蜘蛛についていも記載されています。(Ministry of Health 参照


Katipo SpiderRedback Spiderという毒蜘蛛です。


Katipo spiderについては蜘蛛自体が珍しく、攻撃的では無い蜘蛛なので、かまれるということは珍しいそうです。


Redback spiderもまた、服に絡まっていたなどの状況で無ければ、かまれることは滅多に無いようです。



しかし、これらの毒蜘蛛にかまれると、呼吸が苦しくなったり汗が出てたり、腹痛や吐き気などの症状が出ることがあります。


もしこれらの蜘蛛にかまれた場合には、患部をきれいに洗浄して冷やして、患部に圧力をかけたり、刺された後の飲酒は控えます。


たとえ刺されても重篤な症状が出る場合は珍しく、3時間以内に症状が出る場合は少ないそうでので、まずは落ち着いて傷口の洗浄をし、速やかに医者へ行って医師の判断を仰ぎましょう(Ministry of Health 参照



どちらの毒蜘蛛も、蜘蛛の方から襲ってくるということは無さそうですが、「このような毒蜘蛛がNZにもいる」ということは知っていた方が良さそうです。


室内・野外に関わらず、虫に刺されて腫れてきた、化膿している、痛みがひどい!というときは、念のために早めに医者に行くのが良いでしょうね。



ニュージーランドの毒蜘蛛:ホワイトテイル


というわけで、今回はホワイトテイルが家に出た!という話でした。


強力な毒は無いとはいえ、刺されるのはいやだし、特に子供たちが刺されないように気を付けてあげたいです。


蜘蛛は夏の後半からどんどん巣を広げて数も多くみられます。こまめに掃除をして家から追い出しましょう!


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パーネル(Parnell)のチョコレートブティックへ(Chocolate boutique)!


先日、パーネル(Parnell)のチョコレートブティックへ(Chocolate boutique)へ行ってたので、今回はこのお店を紹介しようと思います。

ここは知る人ぞ知るチョコレートドリンクの名所です。オークランド滞在中には行く価値があります!

ちなみに我が家は学生時代からのリピーターです…




おしゃれな町、パーネル



パーネル(Parnell)はオークランド中心市内にあるSuburbの一つです。

歴史のある建物、古い建物が残り、レトロでおしゃれな雰囲気の漂う町です。

メイン通り並びには、ちょっとおしゃれな洋服屋や雑貨やが並びます。

パーネルへは、オークランドCBDからは自家用車で8~12分くらい。

オークランド市内を循環するインナーリンクバス(Inner Link Bus)でも、行くことが出来ます。BritomartからParnellまではLink Busで10~15分くらいです。

Inner Link Busについてはこちらのリンクを参考に→ https://www.heartofthecity.co.nz/all-you-need/innerlink-bus-around-auckland

レトロな雰囲気のかわいらしいお店:Chocolate Boutique(チョコレートブティック)!



チョコレートブティック(Chocolate Boutique)はそんなパーネルの町中にあります。

見せの目の前にある、赤くてこれまた可愛らしい古い電話ボックスが目印です。

入り口を入ると… 中には兎に角色々なチョコレートが売っています!

その中でもやはり目玉はこちらのお店で作っている手作りチョコレートの並ぶカウンター!!




すごい種類!目移りしちゃいますね!

中でチョコレートドリンクを楽しむのがお勧め


ここチョコレートブティックは、売っているチョコレートを見ているだけでも楽しいですが、多くの人のお目当てはお店で飲めるチョコレートドリンクです!

チョコレートが並ぶカウンターの右奥にキッチンがあり、そこでコーヒーはもちろん様々な種類のチョコレートドリンクを作ってくれます。

代表的な物としては、Submarinoと呼ばれるもの。これはさらさらとしてホットチョコレート(ココア)みたいなの飲み物です。

しかしSubmarinoにも、ナッツ風味の物など色々な種類があり、バリエーションが豊富です


そしてさらにチョコレートマニアに人気なのが、Submarinoよりもさらに濃厚なItalian Densoと呼ばれる飲み物。

こちらはドロドロとして濃いチョコレートドリンクで、その濃さは、プラスチックのスプーンをコップに差すと、たったままであるほど!

シチューみたいな濃さとでもいうのでしょうか... 食べ物ともいえるかもしれません。とにかく濃厚なチョコレートドリンクです。


Italian Densoにもいくつか種類がありますが、筆者のお勧めは、Italian Chilli Denso!

甘い濃厚なItalian Densoに、ピリッと辛いチリを入れた、甘辛ーい一品です。

チョコレートの甘さと、チリの辛さの融合が大変刺激的な飲み物で、辛い味に強い方にはお勧めです!


飲み物はお値段的に、大体6ドル前後から。

店内の座席数は限りがありますが、テイクアウェイも可能です。


チョコレートブティックで出作りのチョコレートもおすすめ




チョコレートドリンクを注文したら、待っている間に店内のチョコレートを見てみましょう!

筆者お勧めは、やはりここで手作りされている多くの高級チョコレート。

一つ当たりのお値段は1ドル~3ドルくらいで、好きな個数を買って、箱詰めしてもらうことも出来ます(箱代は掛かります)。

チョコレート好きへのプレゼントに大変良いかもしれません。

私のお気に入りはレモンカップLemon Cup(だったかな?)というような名前の、カップ型のホワイトチョコです。

ホワイトチョコに、酸味のあるレモンの味が入っていて、大変美味しい逸品だと思います。


それから、我が家は息子が乳アレルギーなのですが…

ありがたいことにこちらのチョコレートブティック手作りチョコの中には、乳製品不使用のチョコも6種類ほどありました

キチンと赤文字でDairy Freeと記載がありますし、お店のスタッフに聞けばどれが乳製品不使用チョコか教えてくれます。

そのおかげで、普段は食べれるチョコがほとんどない息子も、乳製品不使用の可愛らしい高級チョコを楽しむことが出来ました!!

「超美味しかった」らしいです。乳製品アレルギーの彼にとってはとても貴重な体験となりました。


チョコレートブティックへ行く注意点


そんな素敵なチョコレートブティックですが、行く場合は、お店の開店時間を確認しましょう!

基本的には、午前11時から午後10時まで営業しています。朝一で行っても開いていないので、要注意です。

結構、夜遅くまで開いており、ニュージーランドでも珍しいお店ですね。

でも夜遅くにも、結構にぎわっているんです。夜ごはんを食べてから、ホットチョコレートドリンクを飲みに来るお客さんが多いみたいです。


その他、祝日やクリスマス・新年付近では営業時間が異なり、夜だけの開店の場合もあります。

年末年始を利用してオークランド滞在する場合には、営業時間の確認をした方が良いでしょう。


また、こちらはかなり小規模なお店です。中の座席数には限りがあり、店内で座って飲めない可能性は高いです。

大人数で来ると座れる可能性はさらに低くなりますので、店内で座れないことは念頭に訪れましょう。


ちなみに店内には、クリントン元アメリカ大統領がこちらのチョコレートブティックへ訪れた際に、座った椅子というのもあります。

その椅子にはクリントンさんが座った椅子!というプレートが付いています。

お見せが空いていたら、このスペシャル椅子を探してみるのも楽しいですね。


チョコレートブティック(Chocolate Boutique)まとめ


オークランド市内、パーネルにあるチョコレートブティック。

チョコレート好きにはたまりません!

特にチョコレート好きではないのに行ってみたら、Italian Densoにハマってリピーターになってしまった!という人も数多く知っています。

オークランド滞在中に行ってみてはいかがでしょうか。

お店の基本情報
Chocolate Boutique
TEL:09-377-8550
住所:1/323 Parnell Rd, Parnell, Auckland 1052
営業時間:11:00AM~10:00PM (祝・クリスマス・年末年始は短縮のため要確認)

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