2018年4月30日月曜日

ニュージーランドのサーカス団「ジーカ」「Zirka」を見てきました!


先週までニュージーランドの小中学校は秋休みでした。


折角の秋休みだったので、平日に子供達を連れて、ジーカ=Zirkaというサーカス団のショーを見てきました。


今回はそのことについてレポートします。



ジーカ「Zirka」はニュージーランドのサーカス団


ジーカ「Zirka」は、ニュージーランドで活動をしているサーカス団です。


ニュージーランドの各地を回りながらパフォーマンスを披露する、移動式のサーカス団です。


オーナーさんはニュージーランドでサーカスビジネスを3代に渡って経営してきたという家族経営で、パフォーマンスをする団員さんたちは主に中国出身のパフォーマーのようです。


Zirkaはニュージーランドの各地を転々と回りながら移動しており、この記事執筆中の段階ではマヌカウ市に向かっています。


ニュージーランドには、海外の有名なサーカスが何年かに一度公演に来ることがありますが、そのような場合はオークランドやクライストチャーチなどの都市でしか開催されないことが多く、チケットも入手しにくい・高額です。


一方でZirkaはニュージーランドの地元サーカス団なので頻繁にニュージーランド各地で公演しており、大変身近&敷居の低いサーカスとなっています。


あちこちを転々としているようなので、もし近くにZirkaがやってきた際には見に行ってみると楽しいかもしれません。


公演スケジュールなどの情報が載っている、Zirka公式ホームページはこちらです。

URL:https://www.zirkacircus.com/


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サーカス!って雰囲気だけでワクワクしますね。


Zirkaのチケットっておいくら?


さて、気になるお値段ですが、公式ページにて情報が開示されています。


https://www.zirkacircus.com/prices/


4段階の値段設定があり、

  • 中央前側のVIPなら大人50ドル、子供35ドル。
  • 前方ステージ横の席であるRingsideならば大人40ドル、子供30ドル。
  • 中央よりの後方座席であるElevated Deluxeならば大人35ドル、子供25ドル、
  • ステージ横の後方座席であるElevated Sideviewならば大人29ドル、子供19ドル


…となります。(執筆時現在)


で、最初に言ってしまうと、今回私たちが座ったのはステージ横の後方座席で一番安いElevated Sideviewなのですが…


公式ページにのっている座席表の通り、Elevated Sideviewは大体前から4列目以降で4-5列?ありました。


このZirkaのサーカステントはサイズがそんなに大きくないため、一番安いElevated Sideviewでも、十分良く見えました。


パフォーマンスの多くは正面を向いてポーズを決めるので、確かに横からだと「あ、このポーズ正面からみたかったなー」と思った時は確かにありました。


ただそれを含めても、まあ安い席でも十分に楽しめるな、と思いました。


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中央に向けて取った写真がこんな感じ。舞台が左側。黄色とその前が、VIPとRingside席です。後方の青い座席がElevated SideviewとElevated Deluxeですね。中は結構小さいのが分かります。


Zirkaのチケットお得にGET!


Zirkaのチケットを購入する方法として、公式ページからの申し込みと、公式電話番号での予約、そしてEventfinderというホームページを介しての予約という方法があるのですが…


実は場合によってはさらにお得にチケットを購入できる場合があります。


それがクーポンサイト:GrabOne


https://new.grabone.co.nz/


いつでもあるわけでは無いのですが… 公演によってはこのGrabOneで、Elevate Sideviewのチケットが安売りされている場合があります。


かくいう私たちも、このGrabOneで今回のElevated Sideviewチケットを購入しました。


そのお値段、大人17ドル、子供11ドル!!


公式値段に比べても、4割引き!!


大変お得でしたし、実際このクーポンはかなり売れていました。


小中学校の長期休みに合わせてお得な安売りチケットが出されたのかもしれません。


今後もお得なチケットがGrabOneで販売される可能性が高いので、Zirkaを見に行くことを検討する場合は、GrabOneや他のクーポンサイトも並行して調べておくと良いかもしれません。


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今回の私たちのチケットです。ちなみにGrabOneサイトで購入した後、公演当日にチケットカウンターで予約番号を提示→発券という流れでした。



Zirkaの公演当日は早めに会場へ行こう!


Zirka会場は、公演30分前に開門されます。


このとき、公演開始時間まで待たずに早めに到着し、開門と同時に入場できるようにした方が良いです。


何故かというと、Zirkaの席は、指定席ではなく、購入したチケットの座席の範囲内で早い者勝ちだからです。


私たちは一番安いElevated Sideviewでしたが、舞台横左右にあるElevated Sideviewの座席の中から、自由に選んで座るというものでした。


そのため、同じElevated Sideviewの座席でも、早く来れば前の方の席やより中央寄りの座席を選べるけれど、遅く来ると残り物の座席から選ばなければいけなくなるのです。



私たちが行った回では、Elevated Sideviewの座席を購入した人が一番多く、公演開始時刻にはかなり埋まっていました。


開園開始ギリギリにグループは、空いている席にばらけなければいけない状況になっていました。



Zirka公演の内容は?


さて、肝心のパフォーマンスの内容ですが…


私と主人と子供達は、十分に楽しめました。


特に小学生の息子は、ピエロ役二人のパフォーマンスにゲラゲラと爆笑していました


体の柔らかさを活かした体操のようなパフォーマンスや、ブランコ?みたいなものを使って大ジャンプをする迫力のあるパフォーマンスもありました。


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ホームページや宣伝にも出てくる、椅子を高ーく積む体操のお兄さん。かっこよかったです!


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数少ない大型装置・グルグル回る車輪?みたいなの



物足りなかった点としては、


Zirkaは動物無しのサーカス(おそらくですが、動物愛護に厳しい海外ではこの方が経営しやすいのかもしれません)のため、ライオンや象といった動物は出てきません。


手品で使う鳩くらい。


そして、移動式サーカスだけあって、大掛かりな舞台装置は少ないです。空中ブランコとかはありません。


ただ逆に見ていて、「大掛かりな舞台装置が無くてもここまで出来るんだなー」という感想を抱きました。



海外の大手サーカス(シルク・ドゥ・ソレイユとか)に比べると、衣装もパフォーマンスも見劣りするものであるのは間違いありませんが…


お値段や、ニュージーランド各地で見れるという手軽さを考えると、十分な内容だと思います。


何よりも、「学校の長期休み中に子供達をサーカスに連れて行く」という機会を与えてくれたことに、感謝したいです。



個人的には今回、Sideview座席で十分楽しかったので、コストパフォーマンスを考えると、安いSideviewのチケットで十分だと他の方にもお勧めしたいです。


VIPで倍近い額を払うなら、Sideviewチケット(あればさらにお得なGrabOneクーポンなどを活用)で安く楽しみ、浮いたお金でまた翌年にでも公演に連れていけるようにする...方が良いと感じました。


ちなみに公式サイトでは100分間の公演で、中休憩を15分挟むとあります。大体この通りの長さの公演でした。



以上、ニュージーランドの地元サーカス団、Zirkaを見に行った個人的な感想とレポートでした!


サーカスが好きな方、子供をサーカスに連れていきたいと思っていた方の参考になれば幸いです。

ニュージーランドで新鮮ないくらを購入するなら今!


和食好きな我が家の息子が大好きな寿司ネタ…といえば「いくら」。


日本では回転寿司に行くたびに「いくら!」「いくら」「いくら!!」


…といくらばかり注文するくらいです。


でもニュージーランドに越してきてからは、食べる機会が無く、「いくら食べたいから日本に遊びに行きたい」とまで言っていました。



ニュージーランドでいくらって売ってるの?


そんな事情なので、スーパーや魚屋さんに行くたびに「いくら」が売っていないかチラチラとみてはいるのですが…中々見つかりません。


いくらや筋子は英語でSalmon Roeですが、ごくたまに、塩漬けになったいくらがSalmon Caviarとして瓶詰で売っているのを見るくらいでした。


そして小さな瓶詰めでも高く...塩漬け法も良く分からないんですが、私が購入して食べたことがあるのは、正直あまりおいしくありませんでした。



しかしニュージーランドでもサーモン(鮭)は天然も養殖も出回っています。


ということは、当然その鮭の子供である「いくら」もあるはず…と調べたり、聞いてみたりした結果…


新鮮な筋子が収穫できる時期のみ、魚屋さんで入手できることが分かりました!


その時期は年によって若干異なりますが、鮭の繁殖のシーズンである「秋」に当たる4月前後のようです。


日本の様に、塩漬け・醤油漬けにしたいくらが通出回っているということは無いようです。


つまり、ニュージーランドで新鮮ないくらを食べたかったら、3月末以降、4月~5月に目を光らせて探したり、「Salmon roe」の入荷について魚屋さんに聞いてみましょう!



4月中旬、ニュージーランドでいくらを入手!


去年にニュージーランドへ再度引っ越してきた際には、地元の魚屋さん情報とかこういうのは全然分からなかったのですが、今年は違います!


4月の中頃に地元の魚屋を周ってみて、ついに4月中旬にGETしましたよ!Salmon ROE!


新鮮な筋子ですが、丸ごとでは無く200gくらいの小分けで売っていました。お値段はキロ当たり60ドル。


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じゃーん。


魚屋さん曰く、「今日の朝入ってきたばかりだよ!!」とのことでした。


早速数パック購入して帰りました。


ニュージーランドで新鮮な筋子買うの、初めてです!


かなり探す努力をしていてからのGETだったので、「よっしゃぁぁああ」という達成感がありました。


私はそこまでいくら好きではないのですけどね。喜ぶ息子の顔が見たかったので、遂に購入出来てよかったです。



新鮮な筋子の処理


さて新鮮な筋子ですが…日本でも秋限定で手に入りますよね。


処理し方は色々なホームページさんに詳しく載っているので、良さそうなページを探して参考にすればよいと思います。


参考までに我が家では、暖かいお湯をボールにいれて、塩を大匙1ほど溶かします。


その中で筋子の筋から卵を丁寧に剥がします。


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筋付きの筋子。膜につつまれていて、このままだとちょっとグロいですよね。


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塩を溶かしたお湯につけて、親指で卵の付いた膜をなでるようにして、卵をとります。


力を入れなくても、卵がぽろぽろぽろ~と取れていくので、私は中々楽しい作業だと思っています。



お湯は、ぬるいよりは少し温かい、手を入れて温かい~と感じるくらいが良いです。


筋子が冷えているので、筋子を入れるとお湯がすぐぬるく冷めてしまいます。その時は熱めのお湯を少し足して温かくしています。


全部卵が大きな膜から外れたら、一度ざるにあけて、新しく塩を溶かしたぬるま湯を準備してそこで卵をすすぎます。


何度か洗う方が良いようですが、私はせいぜいすすぎは2回くらいかな?



小さな膜の破片みたいのを取り除くのがちょっと面倒です。


いくらが沈んでいて、膜だけが浮いてきたところをすくう…または、


手でいくらをすくいとりながらすすいでいると、小さな膜は手に張り付いて残るので、手についてきた膜を取り除くのを繰り返しても良いと思います。


いくらが綺麗になってきたら、漬け汁を準備します。


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市販のめんつゆで作っても良いかもしれません。私は砂糖と醤油と水を混ぜて一度沸騰させて、水の量で好みの濃さに調整してから冷ましておきます。


イクラをざるに開けてから、冷めた漬け汁に数時間~漬けておけば醤油漬けいくらの完成です。



新鮮いくら美味しい!冷凍も可能!


さて、今回のいくらたちです。


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綺麗に洗ってピカピカ!美味しそうです。


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漬け汁につけているところです。色的にはいきなり不味くなって見えます(笑)


完成すると美味しいんですよ。


色あいてきには、醤油漬けでは無く塩漬けにした方が美味しいのでしょうね。やったこと無いけど…


いくらは冷凍もできるので、私は醤油漬けにしてから、小分けにして冷凍庫に入れて保存しています。


冷凍保存は、家庭用冷蔵庫では2-3ヵ月が限界のようです。(それ以降は冷凍焼けがおきるらしい)


解凍するときは、冷蔵庫に移して一晩かけて解凍すると、美味しくきれいに解凍できます。



初めてのニュージーランド産いくら、とっても美味しかったです。


我が家でいくらを食べるのは主に息子だけなので、小分けにして冷凍してあるいくらでしばらく持ちそう。


ひとまずこの秋は、息子にいくらを楽しませてあげられそうです。



なお、いつも行っているオークランドのParkn Saveというスーパーの鮮魚コーナーで聞いたところ、Parkn Saveでも筋子の入荷があるそうです。


「土曜日に来るよ~」と教えてくれましたが、毎週では無いようです。入荷予定の有無については、鮮魚の販売員に直接聞くのが一番でしょうね。



以上、私のいくら入手記録でした。


3月後半~4月に入ったら、近場の魚屋を周って鮮魚販売員に「Salmon Roe」入荷について情報収取をしましょう!


ちなみに天然のサーモンが取れるのは南島が有名なようですよね。


川での釣りとかしたことありませんが、何時か行ってみたいものです。

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