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2018年2月27日火曜日

自宅のシソで紫蘇ふりかけを作る!


さて...以前、雑記的に庭で赤紫蘇(Perilla purple)を育て始めたという記事を書いていました。


こちらです。

http://www.japakiwidaisy.com/2017/10/perilla-purple.html


その続報として、庭で取れた赤紫蘇でシソふりかけを作って食べています!


超簡単に、中々美味しく出来ており、満足です。


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シソふりかけの作り方!

シソふりかけの作り方は、もう超適当です。


本当は、梅干しを漬ける際に赤い色付けのために赤紫蘇を使い、その残りを乾燥させて紫蘇ふりかけとするのですが…


今のところ梅は手に入っていないので、とりあえず庭のシソだけで紫蘇ふりかけを作ってみました。


まあ作り方は色々インターネットにあると思うのですが、我が家の適当なやり方はこちら。


1.まずおいしそうな紫蘇を摘んできて、きれいに洗います。


2.そして、水けをきってから塩をぱっぱとかけて、良く揉みます。


3.そこに少量のお酢(米酢かアップルビネガー)いれてもみます。揉み汁を絞って廃棄します(あく抜きのため)


4.絞ったシソの葉っぱの塊を天日干しします。


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5.天日干ししたところですぐにカラカラ...にはならなので、お皿の上に広げて、レンジで20秒くらいずつ、カラカラになるまでチンします。(ラップなどはもちろん無し)


6.カラカラになったら、砕く!フードプロセッサーとかあれば便利ですけど、ぱりぱりになっているので、手でもいけます。


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7.ふりかけの出来上がり!お好みの量の塩と混ぜておくとしょっぱくて美味しいです。


まぁ…たぶんカラカラにすれば良いのではないでしょうか。バジルとか他のハーブも、葉っぱを摘んで洗って乾燥させるだけみたいだし…


少量のお酢でもむのは、あく抜きと色を良くするためです。たぶん。



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ごはんにかけると、きれいだし美味しいですよ~。


あと、キュウリと一緒にお漬物にして、ピンクの漬物作っても美味しいです。


でも、おにぎりに使うとどんどん無くなってしまって、シソの育成が追い付いていません。


来年はもっと植えないとだめですね。



ちなみに紫蘇は、一年で種が出来て枯れてしまうようで、毎年育て直す必要があるようです。


種も出来れば新しいものを毎年採取したほうが良いようです。


そのため、来年のPerilla purple赤紫蘇栽培のために、今は種の採取を行っています。



来年からは、こぼれ種からの勝手な育成もしてくれるのではないか...と期待しています。


そうすれば、うまくいけば紫蘇食べ放題、シソふりかけ作り放題ですね。買う必要が無くなってハッピー。


来シーズンのシソ栽培に期待です。



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2017年10月18日水曜日

ニュージーランドの自宅庭で赤紫蘇(Perilla Purple)を育てています


ニュージーランドの自宅の庭先で、今年も家庭菜園を少しずつ始めています。


その中でも楽しみにしているのが赤紫蘇!早く大きくなって欲しいものです。


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赤紫蘇を育てたい!


日本に住んでいたときは、毎年5月に青梅を購入して、梅干しを付けていた我が家。


梅雨明け前までには、漬けておいた青梅から梅酢が上がってくるので、そのタイミングで赤紫蘇を使って色を付けていました


利用した後の赤紫蘇はシソふりかけに出来るし、大好きでした。


そこでニュージーランドでも自分で育てようと思い、種を探すことにしました。



シソって英語でなんて言うの?とインターネット上の辞書で調べると...「Red Shiso」 


そのまんま。


これ、絶対嘘でしょ、と思いましたが、Shiso で英語のウィキペディアのページもありました。https://en.wikipedia.org/wiki/Shiso


ただ、シソ科の学名がPerillaなので、Perillaという名前で流通している場合も多いようです。


赤紫蘇の場合は、Red Perilla とかPerilla Purpleという名称で、種が出回っていました。



赤紫蘇を種から育てるときは鳥に注意!


早速、Trademeで赤紫蘇の種を購入して育てだしました。


シソ自体は、生命力が強くてどんどん増えるくらいらしいので、比較的簡単な植物の様です。


が、種の発芽には10日間~2週間ほどかかるそうです。それも、日光が当たらないと発芽しないタイプの種なので、撒いたら細かい土を薄ーくかけるなど、日光が当たる工夫をしないといけません。



私は室内で水で浸したティッシュの上で種の発芽をさせ、芽が出てから、苗木用ポットに植え替えました。


発芽に2週間って結構長く感じます。まだ芽が出ないの!?って感じです。豆類やキャベツなんか2~3日で発芽するのに…


ようやく発芽してから、双葉の間から小さな本葉が出てくるまでには、なんと1か月くらい掛かりました。



ようやく本葉も出てきたし、日に当ててあげよう...と玄関外にポットの置き場所を移動させたのですが…これが間違いでした。


ある朝、シソを育てていたポットを見ると、いくつかあったシソの芽がすべてキレイに無くなっていたのです!!


一晩で枯れて姿かたちもなくなる...訳はないので、どうやら野鳥に食べられてしまったようです。


思い返せば今朝は、鳥が窓のすぐ外から飛び立っていく音がしていました。



シソの実も葉も人間でも食べるくらい美味しいですからね。ニュージーランドにたくさんいるスズメとか他の野鳥にもきっとごちそうなのでしょう


油断しており、一か月の育成がパーになってしまいました…


赤紫蘇、再トライ!


仕方なく再度発芽から開始しました。


今度は、小さなポットに植えて室内の窓際で育て、もう少し大きくなってから外に出すことにしました。


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ティッシュの上で発芽しています。ここまで2週間(泣)


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小さな本葉が出てきました。前回はこれよりも早く外に出したら食べられちゃいました。


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ようやく、高さが10センチくらいになりました。本葉も大きくなりました。


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まだ油断はできませんが、大きなプランターに植え替えました。

鳥が食べにくいように、家の外側ですが鳥たちは入ってこない、洗濯物を干したりしている屋根の下のごちゃごちゃした場所で飼育中です。


まだまだ小さなシソですが、葉の先をちょっと揉むと、シソ独特の良い香りがします


早く葉っぱがどんどん増える大きさまで成長してほしいものです。待ち遠しい!!


沢山の赤紫蘇が取れた暁には、シソジュースとかふりかけを作りたいなぁと楽しみにしています。


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2017年9月29日金曜日

ニュージーランドは春!子供と春の家庭菜園お勧めたち


ニュージーランドは春真っ盛り!先日は道路を渡る親子を見ました。春なので鳥も子育ての時期のようですね。

暖かくなってくると子供たちと家庭菜園を始めます。日本でも毎年プランターなどで少しずつ育てていました。

基本的に子供は水まきが好きですから、家庭菜園の水やりとかは喜んでやってくれます。

うまくいって美味しい野菜が少しでも育って収穫まで到達すると、子供は大喜び!!食育的にも大変良い活動だと思います。

そこで、小さなお子さんと一緒にやる家庭菜園のお勧めの植物を私の独断で選んでみました。

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おすすめその1:カブ


何と言ってもその収穫までのスピードがおすすめポイントであるカブ(=Radish)。

その中でも小さな赤カブは暖かい季節なら30日もあれば種まきから収穫まで到達できる、家庭菜園の定番です。

小さなカブは育てるのにもそれほど大きなスペースを必要できません。プランター一つあればたくさん育てられます

種をまいてから2-3日もすれば発芽しだし、日に日に大きくなってくので子供も毎日見ていて飽きません。大変おすすめです。


ただ、子供はカブの根元が赤くなり少しでも膨らんでくると「収穫したい、抜いてみたい」と言い出します。そこはグッとこらえるように言い聞かせましょう。

また、育てるのは楽しくても「僕、カブの味大好き!!」という子供は少ないと思います。

収穫したカブを子供と食べるお勧めは、ずばり和食のお味噌汁。葉っぱもカブの部分も両方入れて使えます。幼稚園などの家庭菜園のカブもたいていお味噌汁として食されています。

または、カブを薄切りにして市販のすし酢少量で漬けこめば、簡単甘酢漬けが出来上がります。超おいしいです。

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秋に家庭菜園で取れたカブたち:白い大根みたいのもありますがカブです。

おすすめその2:ミニトマト


育てるだけで園芸土や肥料などとお金が掛かるため、元を取るのは難しいといわれる家庭菜園ですが、その中でトマト系の野菜は一番元が取りやすいそうです。

うまく育てれば夏中収穫できるし、市販のトマトの値段もあまり安くないからです。

そんなトマト仲間の中でも一番簡単なのはやはりミニトマト。普通のトマトよりも小さなトマトの分、収穫が早いですし簡単です。

花が咲いてから青い実が膨らんで、赤くなっていく様子を観察するのは大人でも楽しいものです。

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成長中!去年の我が家のトマト。鉢植えでいくつか並んでいます。

種から育てることも出来ますが、しっかりとした良い品種の苗を購入するとさらに成功度が上がります

スーパーなどの安い苗ではなく、ガーデニングショップで「病気に強い」「育てやすい」と銘打たれてるお勧めの苗を購入すれば失敗しにくいです。

また、ミニトマトも品種によって、植物の生長する高さや大きさが異なります。

中くらいの鉢植えで丁度良い高さまでしか株が成長しないで実をつける種類もあれば、みるみる四方八方へ枝を伸ばして「トマトの森」を形成する力強い品種もあります。

苗・種を購入する際は、自分の庭の環境にあった育ち方をする品種を購入すると良いでしょう。


ミニトマトは子供でも好きな子が多い野菜です。きれいに洗えばすぐ食べられます。取り立てのミニトマトを流水で冷やしてパクリと食べるのは最高の贅沢だと思います。


おまけですが、ミニトマトは市販の生のミニトマトを1つ割って、そのまま植木鉢に半分埋めておくと、ミニトマトの中の種(緑のぐちゃぐちゃした部分)から簡単に発芽します

ミニトマト一個植えておくと、大量の芽が固まって生えてきます。そこから1本へ間引いて育てることも出来ますし、これを観察するだけでも面白い実験です。

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おすすめその3:イチゴ


多くの子供が大好きな果物:イチゴ。これが家庭菜園で育てば自宅でプチいちご狩りが楽しめます。

イチゴの花は白くて丸い花びらでとてもかわいらしい見た目をしています。見ていて楽しいのもお勧めの理由の1つです。

イチゴの花の中心部分が少しずつ大きくなって赤くなっていく様を眺めるのは、子供も大人も楽しめます。

ただ、市販の物のように大粒できれいな形のイチゴを家庭菜園で育てるのは中々大変です。それに、1株2株では上手に育てても、子供が食べて満足するほどは実りません

あくまで育てる家庭を楽しむ&少しでも実ったものを食べて楽しむ、という気持ちで臨むと良いと思います。

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まだ今年植えたばかりの苗です。ただいま9月こんな感じ。さすがに実の形はいびつになりそうですね…


イチゴは栽培用の種はほとんど販売されておらず、苗の販売が主です。ガーデニングショップで苗を買ってきて、イチゴ用の肥料を混ぜた土に植え替えます。プランターでも大丈夫です。

日本ではハウス栽培されており冬~初春のイメージがあるイチゴですが、露地栽培では春以降に実ります。涼しいニュージーランドの気候では春後半~夏の間収穫が楽しめます。

なお、きれいにイチゴを実らせるためのヒントとしてはPalmerのホームページが見やすかったです。https://www.palmers.co.nz/top-10-tips-for-growing-strawberries/

こちらのホームページではイチゴを食べたい人1人につき5株植えるよう書かれていますが、家庭菜園で成長を見るのを楽しむ分にはそんなにガッツリと育てなくても良いと思います。


なお、お家で育てるのは…という方にも、ニュージーランドでもイチゴ狩りが出来ます

”Pick your own strawberry"で検索してみましょう。夏場限定でイチゴ狩りをしているイチゴ農園があちこちにあり、オークランド周辺でもみつかりますよ。

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おすすめ果樹編:オレンジ・レモン・みかん


果樹を植えるならばお勧めはオレンジやレモン、ミカンなどの柑橘系です。

育てるのが比較的簡単で、木が大きくなってくるとたくさんの実をつけてくれます

小さな苗木ならば、大きな植木鉢で育てることも可能です。

かんきつ系のお花は白くてかわいらしいのも特徴です。


小さな苗木の内だけは弱いので、こまめに見て必要ならば虫よけ剤をかけてあげましょう。みかんの苗を植えたのに、食欲旺盛な何かの幼虫に葉っぱを全部食べられた人を知っています。

例えばブルーベリーなどの木は、実をつけるには種類の違うブルーベリーを2種類以上一緒に植えないと実をつけないなどの注意点があるのですが、柑橘系はそのような事もなく簡単です。


先日、ニュージーランドの某Mitre10の園芸コーナーでは、接ぎ木をすることにより、片方の枝ではレモンがなるのに、もう片方ではライムをつけるというレモン&ライム混合の苗木なんてのも売っていました。

1本で2度おいしい苗木、ぜひ植えてみたいですね。

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我が家もぜひこれから植えたいです。

ちなみに今年は他にも豆を数種類とジャガイモ、ハーブ類色々育てています。

ハーブ類は大人は好きなんですけど、緑一色なので子供は見てても「葉っぱ」くらいの認識で見ていて楽しいとは言いにくいかな?

たまに摘んで匂いをかがせると「良い匂い~」と目をキラキラさせてくれる時もありますが、子供自身が食べて楽しめるものが良いだろうと上記をおすすめとしてみました。


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2017年9月26日火曜日

ニュージーランドは春!庭でカタツムリによる被害発生も駆除剤の効果がすごかった


ニュージーランドは春!暖かくなって日照時間も長くなってきましたね。


そろそろ庭の整備をして新しい種や苗を植えられる季節がやってきました。


我が家の子供たちは野菜の種まきが大好きなので、今年も家庭菜園を始めたいと思っています。


以下はそんな中でのカタツムリ駆除の話ですが…カタツムリの写真が出てくるので苦手な人は閲覧注意してください。


家庭菜園の天敵:カタツムリ&ナメクジ


さて実は冬の終わりにジャガイモの種イモを植えてありました。


ジャガイモは冬の終わり~春先に植えておくと春にぐんぐんと成長して、初夏には収穫できます。収穫までの期間は短いし、育てるのも簡単です。


...が、折角芽が出て元気よく育っていた一番大きな株が無残なことに...


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うわー、ひどい!!


葉脈しか残っていませんね。本当はもっと早く何とかしてあげれば良かったのです。


まだ葉っぱを食べる昆虫の幼虫などはあまり見ないので、ナメクジやカタツムリの仕業と思われました。


このまま放っておいては、暖かくなってきて、被害がますます広がるばかり。早速ガーデニングショップへ向かいます。


カタツムリ・ナメクジ駆除剤を購入!


Mitre10のガーデニングコーナーにてカタツムリ・ナメクジ駆除用のペレットを購入しました。


ちなみにこちらのYates Blitzemという商品を選んだのは、以前お世話になった、野菜の苗をたくさん育てて販売している方のおススメだからです。


Yates Blitzem:超大手ブランドだと思います。

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500g入り1箱で、5ドルしませんでした。価格も大変リーズナブル。


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中身はこんな感じで、緑色の小さなペレットが入っています。ナメクジやカタツムリをおびき寄せて殺す毒剤ですので、ペットや子供が触らないように気を付ける必要があります


使い方は、被害にあっている箇所に、5cm間隔くらいでバラバラと撒くだけです。


家庭菜園は今までも日本で良くやっていたのですが、カタツムリ被害は初めてでした。そのため、このようなカタツムリ駆除剤を利用したのも初めてです。


ちなみに日本でジャガイモを育てたときは植物を食べる種類のテントウムシに被害にあっていました。


カタツムリ・ナメクジ駆除剤の効果がすごい


さて、駆除剤のペレットをパラパラと撒いて翌日...なんと効果てきめん!どうしてわかるかって?


カタツムリがジャガイモの家庭菜園にゴロゴロとたくさん転がっている!!!普段は目につかないところに上手に隠れているのに…


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こんな感じのカタツムリが本当にあちこちに、転がっています。


これは…駆除剤食べて死んで転がってるの...?とよく見てみると...


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泡拭いてひっくり返ってる


ぎゃああああああーーーー、怖い!ごめんよう!(いや駆除しようとしたんだけど)


こんな感じで動かなくなっているカタツムリたちは、とりあえず一カ所に集めて庭の端(家庭菜園じゃないとこ)に埋葬しました。


この日だけで10匹くらいは転がっていました。普段は目につかないので、こんなにたくさんカタツムリがいたの!?って感じです。


たったの1晩でこの効果...正直びっくりしました。


YatesのBlitzemカタツムリ・ナメクジ駆除剤って何者?


あまりに効果があったので、小心者の私は逆にびっくりして色々と調べてしまいました。


まず、Yates の Blitzemですが、箱には何が主成分なのか見つけにくかったのですが、ホームページでわかりやすく記載がありました。


Yates Blitzemこちら

https://www.yates.co.nz/products/pest-control/snails-and-slugs/blitzem-snail-and-slug-pellets/


その主成分は15g/kg Metaldehyde (メタアルデヒド)


このメタアルデヒドについて調べてみると、一般的にナメクジ・カタツムリ駆除に使われる薬品である他、キャンプで使う着火剤としても使用されるようです。

参考:Wikipedia 


その毒性については色々と情報がありますが日本語のもので、


腹足部の筋肉が 縮し、大量の粘膜分泌物を出して、麻痺を生じ、身体を 縮させることで死に至るものと考えられる。」


引用元:https://www.env.go.jp/water/sui-kaitei/kijun/rv/m23_metaldehyde.pdf


神経毒!!


こっわあぁ… 怖いよ!もちろん飲み込めば人でもマウスでも毒性があります。


毒性というのにビビッて「家庭菜園で使用していいの!?」と思ってさらに色々と調べましたが、そもそもYates の Blitzemが「家庭の野菜ガーデン用にどうぞ」みたいな記述とともに売られています。


葉っぱに直接塗る農薬ではなく、地面に放置してカタツムリ・ナメクジに食べさせるタイプの農薬なので、野菜本体に直接触らない分まだマシ、ということのようです。


でもジャガイモはものに土の中なんですけど…と思いましたが、ジャガイモ農家でも使用されているようです。


参考:http://www.desangosse.co.uk/news/2015/02/23/potato-growers-urged-to-switch-to-the-better-metaldehyde-pellets-for-effective-slug-control


カタツムリ・ナメクジ駆除剤の使い方ヒント


それでも気になる方(私みたいな)のために、下記の参考サイトでは、いくつか使用するためのヒントが見つかりました。


なお最近のメタアルデヒド駆除剤は、水に溶けて植物に吸収されにくいように、水に溶けにくい使用に改良されてきているようです。


参考:http://www.slugoff.co.uk/killing-slugs/pellets


具体的な使用法ヒントとしては下記のようなものがあります。


  • 植物に直接触れないように、植物の傍の地面に置く。


  • 10センチ間隔で置くくらいで十分。


  • 間違ってもバラバラと大量に上から撒いて、植物に上からかけない。


  • ナメクジ・カタツムリが進んで食べに来る「誘因剤」が入っている。


  • 植物の傍に平たい石などを置いて、その上に駆除剤ペレットを並べるのでもOK(これなら土にすら直接触れない)


  • 加えて、家庭菜園の外側でナメクジ・カタツムリが隠れていそうな場所(ジメジメ、物が置いてあるなど)にも仕掛ける。これで家庭菜園からナメクジ・カタツムリを誘引剤のある外側まで誘導できる。


  • 駆除剤を食べて死んだカタツムリの死体は家庭菜園から速やかに撤去する。


  • ナメクジ・カタツムリトラップ:家庭菜園にナメクジやカタツムリが下に隠れられそうな石をわざと置いて、そこに駆除剤を仕掛けても良い。


特に家庭菜園の外側に誘引剤をおいて、なめくじ・カタツムリの方をおびき出してやっつけるというのは良い作戦ですね。今度試してみようと思います。


いずれにせよ、春ごろに一度撒いてカタツムリをおおかた駆除しておけば、ずっと駆除剤をまき続ける必要は無いようです。


農薬は何でも撒いてから収穫まで期間を開けたほうがよいです。


今~初夏にかけて一度ナメクジ・カタツムリを一掃して、そこから先は再度被害が出るか観察しながらの対応...ということでしょうか。...捕殺かな(やりたくないけど)


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ジャガイモ頑張れ!


カタツムリ・ナメクジ駆除剤まとめ


今回は、カタツムリ・ナメクジ駆除剤の効果にびっくりしました。農薬ってすごい。怖い...


しかしよく考えたら、売っている野菜だって何を撒いて害虫駆除しているのか分かったものではないですよね。


一応、国が許可した農薬を使っているのでしょうが、農薬は農薬、害があるから害虫をやっつけることが出来るのですよね。


使用量とか使用法を守るかどうかは個人の生産者次第ですし…


輸入された野菜なんてますます何がついてるか分からないですね。オーガニック栽培にこだわる人の気持ちがわかります。


とりあえず、葉物野菜は良く洗わないとな、というのが今回の結論です(笑)。



なお同じメタアルデヒドを利用したナメクジ・カタツムリ駆除剤は日本も使用されている模様です。


効果は上記を見ての通り、すごいです。家庭菜園ではなく花壇とかなら、安全性にそこまで気にせず使用できるし、お勧めです。



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