ニュージーランドでもニュースに？：小林製薬の紅麹サプリメントの件

小林製薬の紅麹サプリメントによる健康被害の件は、海外でも話題になっているのか？

数週間前に、日本のニュースを赤一色に染めた、小林製薬の紅麹サプリメントの件。私はちょうど紅麹のニュースがぶわーっと出てきたときに日本のニュースサイトで見ていました。最初何人かが健康被害～と言っていて、「これどうなんだろうね」と家族で話していましたが、あれよあれよという間に死亡者がいるという報告が入り、その数も二人から５人へと増えました。サプリメントって結構飲んでいる日本人は多いし、麹ってとても体に良い印象があるのでびっくり！

健康被害にあわれた方々の一刻も早い回復と、保証を受けられることをお祈りいたします。

さて、ニュージーランドでもナショナルニュースメディアであるNZ-Heraldにて短い記事が載りました。

ニュージーランドHeraldの記事

タイトルは”Japanese authorities raid a factory making health supplements linked to five deaths”

健康サプリメントと５人の死亡の関連を調べるために、日本の政府機関が工場立ち入り！という感じですね。まさにこれから調べます、みたいな気合の入った写真と一緒に掲載されております。

でも正直、これくらいで、テレビやそのほかの媒体では話題になっていませんでした。少なくとも私の周り（職場や友人など）で話題になっているということはありませんでした。ニュージーランドにこのサプリが輸入されているわけではないので、影響も少ないですし、こんなものかもしれません。

日本人からすると小林製薬というブランド名がまた注目度をあげたニュースでしたが、海外からは「どこかの会社で健康被害が」くらいの認識なのかもしれません。今回のサプリを輸入していた国（台湾とか？）ではどのように報道されていたのかは気になりますね。

今回の調査報告は５月のようなので、一刻も早い詳細な原因の解明と、健康被害にあった方々へのサポートが進むことを祈っております。

円安とNZのインフレで、日本食が安く感じます。(NZ)

久しぶりの新規投稿です！

 

去年くらいから、円安とNZのインフレの影響で、相対的にジャパンマートで売っている日本からの輸入商品が安く感じます。

円安については、今日の段階で、大体１ドル９４円という、大変なニュージーランドドル高です。私はNZに住んでもうすぐ２０年になりますが、こんなに円安だった時は記憶にありません。

インフレーションについては、ニュージーランドではここ数年、インフレーションがすごいです。食品の価格が高騰して、卵が一時期１０－１２個入り１０ドルを超えたときは衝撃でした。（これはインフレの他にも、養鶏のルールが変更になり、卵不足になったという原因もありましたが、その後価格は高いままですよね。）

昔は、日本からの輸入製品は輸入工程を経ている分大変割高な印象がありましたが、ニュージーランドのスーパーで売っている物価が高騰したため、相対的に、日本からの輸入商品が安くなったと感じています。日本食の材料だけでなく、日用雑貨にもこれは当てはまると思います。

例えば私はジャパンマートさんで買い物をしますが、お値段のせいで昔は「わざわざ日本製を買わなくても」と思っていたもの、例えばシャンプーとか、洗剤とかが、今だと「ジャパンマートで買う日本製と、Countdownで買うものと、どっちも＄１０－１２ドルくらいだから、日本製買っちゃおう」とか思うようになってきました。

ジャパンマートの値段が下がったからではなく、それ以外の値上げによる相対的な印象なので、決して良いことではないのですが…それでも、日本製品輸入販売の方！今はビジネスチャンスかもしれません。

それにしても円安、ニュージーランド内での物価高…新規で日本からニュージーランドを訪れる人には厳しい状況ですね。日本からの旅行客も減ってしまうかもしれません。ニュージーランドの経済状況も当分安定しなさそうですし、今後どうなっていくのでしょう？