2017年10月12日木曜日

ニュージーランドは春だ桜だ!桜の葉の塩漬けを作ろう!


ニュージーランドは春真っ盛り!オークランドでも、先週まで桜が満開できれいでした。

桜の花の見ごろは終わってしまいましたが、若葉が出てきた今こそ、もう一度桜の木へ急げ!

だって桜の葉の塩漬け用に葉っぱを取るなら、今でしょ...

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ニュージーランド・オークランドの桜の季節


ニュージーランドの中でも比較的温暖なオークランド。

そのオークランドでの桜の季節は、今年私がみた限りでは9月末~10月頭で桜が咲いている感じでした。

南半球は季節が反対なことを考えて6か月ずらせば、3月末~4月頭に該当しますから、日本の四季と比べても咲くべく春のタイミングで咲いている...と言えるのでしょうか。

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桜の木は、公園に植えてあったり、駐車場に植えてあったり、個人の庭に植えてあったりとあちこちで発見することが出来ます。

思いの他、個人の住宅の庭に若い桜の木が一本植わっているのを目にします。

桜の花を美しく思って、庭に植えたいと思う感性はニュージーランドでも共通のようですね。

植わっている桜の種類としては、淡いピンク色の桜を多く目にするので、ソメイヨシノが多いようです。

しだれ桜のような枝ぶりの物、大島桜っぽいものもたまに見かけますね。

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見るのは大体ソメイヨシノ

花が終わったら...桜の葉!塩漬けにする


さて、桜の花も終わりに近づいてくると、きれいな葉っぱが増えてきますよね。

新しく出てきたばかりの桜の葉っぱって、柔らかくて美味しそう... って、そういえば桜の葉は食べれるじゃん!

桜餅についているアレでしょ!

...と思い立ち、今だからこそ取れる、新しい若葉を利用して、桜の葉の塩漬けを作ることにしました。

桜の葉の塩漬けですが、インターネットで調べたところ、使用されているのは「大島桜」の葉の様です。

八重桜の葉を利用しているレシピもありましたが、一番適さないのはソメイヨシノの様ですね。

つまり、塩漬けを作るなら、
大島桜の葉 > 八重桜 > ソメイヨシノ
...って感じでしょうか?

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大島桜?っぽい桜の葉を摘む


桜の見分け方としては、桜の開花が終わってから葉が出てくる、ピンクの桜がソメイヨシノ。開花と同時に若葉も出て来ていて白い花ならば大島桜の可能性が高いです。

また、ソメイヨシノの葉は裏側に毛が生えていますが、大島桜の葉は裏側もすべすべしているそうです。

これらを参考に、近くの公園の大島桜?っぽい桜から葉を拝借してきました。

ちょっとお試しで作る程度で十分なので、20枚ほど、きれいな若葉を摘んできました。

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まだ白い花がたくさん咲いていますが、葉っぱも元気に生えてきています。大島桜っぽいですね。

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綺麗な若葉。20枚って重ねると大したことない量です。

桜の葉の塩漬け作り


早速、葉を摘んできたその日のうちに塩漬け作製に入ります。

要は多めの塩で漬けておけば良いのでしょうが、調べたところ大まかな作成手順としては、
葉を茹でる・または湯通しする→ 氷水で冷やす→ 水分を拭きとった後、塩をまぶす・または濃い塩水につける

...といった感じの様です。簡単そう。

2週間漬けたら完成だけど、一年くらいすると茶色くなるようですね。

摘んできた若葉たちを洗って、下茹でします。今回はキャベツを茹でている鍋で一枚ずつ湯通しすることにしました。

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氷水にとります。キレイ~

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綺麗に重ねて、水けを拭き取ります。

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そこへたっぷりと塩をかけて、ビニール袋に入れました(少量なので)。

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これを冷蔵庫にいれて、上に重しとしてチーズのブロックでも乗せておきました。

きちんと出来ていれば、良い匂いがする桜の葉の塩漬けが出来るはずなのですが… うまくいくのかな?

ニュージーランドにある桜の種類がいまいち分からないので(今回特徴的には大島桜みたいなものを選びましたが)、多少の不安もありますが、楽しみに待つことにします。

次は桜餅の作り方を調べておかないと...


ちなみに、桜の花の塩漬けを作るには、八重桜の花が使用されるようです。八重桜が見つかればこちらも作ると楽しめそうですね。

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