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2017年9月16日土曜日

不動産:ニュージーランドのオープンホームへ行ってきました

先日、ニュージーランドでオープンホームへ行ってきました。

まあ正直、ニュージーランドで高騰中の不動産、しかもオークランドですからとても手の届く予算の範囲内ではなく、冷やかしに行っただけなのですけど…

不動産の情報収集とオープンホームへ行く練習のつもりで、近隣のエリア内のオープンホームへ行ってきたわけです。

その様子の報告です!

オープンホームって何?


不動産の売買の工程で、不動産の内部を見る機会が設けられています。これがオープンホーム(Open Home)です。

オープンホームの時間帯はたいていお昼過ぎ~夕方で、時間と日にちが決められています。オープンホームが行われる日は週末の土曜日、日曜日、又はその両方です。

オープンホームは、その家に興味のあるすべての人に開かれたものですので、事前に不動産代理人に連絡を取って予約したりする必要はありません。

決められた日の決められた時間に、直接足を運ぶことが出来ます。



不動産が売買に出されてオープンホームが始まると、その家の前や傍の道路沿いに、不動産代理人が看板を立てて宣伝されます

多くの場合、不動産売買の情報が載っているメディア(不動産の広告とか、不動産会社のホームページ、Trademe など)には、オープンホームのスケジュールについても載っています。

オープンホームのスケジュールが載っていない場合は、たぶんまだ日取りが未定だからでしょう。この様な場合には不動産代理人に直接コンタクトを取って聞けばOKです。

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オープンホームの前には、このようなサインが道に出てます。オークランドではいっぱい見るよね?

オープンホームに行く準備・ヒント


今回私たちが言ったのは、大手の不動産Bartfoot &Thompsonに所属する代理人のオープンホームでした。

Bartfoot &Thompsonでは、オープンホームについて次のように情報を提供しています。
https://www.barfoot.co.nz/buy/buying-tips/open-home-tips

上記ホームページでの情報をざっとまとめると、下記のような感じです。

1.(本気で家の購入を検討しだしたら)計画的にオープンホームをスケジュール表に書き込もう!

2.新規に売買に出された不動産の、最初のオープンホームに行こう… 何週末にもわたってオープンホームをしてくれる場合が多いですが、最初の週末に言っておけば、あとからもう一度行く機会があるからです。

3.オープンホームで配布している宣伝用のビラを貰って帰ろう... 後から見直して、再検討する時の参考にビラを貰ってメモもしておこう!

4.オープンホームに行けなかったら、個人的に代理人へ連絡して、下見をさせて貰おう。

5.オープンホームでは、その不動産に関してどのような報告書があるのか聞こう。

6.どのように売買される予定なのか?オークションなのか商談(Tender)なのか、その予定日は?と聞いておこう。

7.代理人の知る限りで、何か伝えておくべき問題点はあるのか?確認しよう。

その他、家族状況により学区の情報なども重要になります。もちろんその場で、大体どれくらいの値段での売買を現持ち主が考えているのか聞くことも出来ますよ。

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オープンホームではこちらの個人情報を提供するの?


ホープンホームではにこちらの氏名、電話番号、住所、メールアドレスなどの情報の提供を求められます。

ただこの情報を元にガンガン営業をかけられるかというと、そうでもありません。(たまにそういうケースもありますが)

基本的に、ニュージーランドでの不動産の売買では、不動産ごとに代理人がつきます。この代理人は売る側(現所有者)の側の代理人です。

買う側は、興味のある不動産それぞれの担当の代理人にコンタクトを取って交渉することになります。

ただ、代理人は売買契約の成立によって報酬を得るわけですから、当然その不動産じゃなくても、自分の担当の不動産なら売りたいです。

そのため、「私たちはこういう値段の家をこの辺で探してるので、もし良いのがあれば連絡ください」と伝えておくと、自分の担当している他の不動産についての連絡をしてきてくれます。

逆に、「いやまだ見て回ってるだけなので、全然買う予定までは行ってません」みたいにいうと、本当に電話くれ無い場合が多いです。

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さて今回のオープンホームは…


さて今回見に行ったのは、築50年の古い建物!2階建ての大き目なお家で、寝室が4つあります。場所は普通の住宅街です。

そのお値段(希望販売価格)は1.1~1.2Mニュージーランドドル!つまり1200000ドルですね。1億円レベルのハウス。ひょえっ 

私たちにはとても手が出せるお値段ではなく、完全に冷やかしなわけですが、今住んでいる場所の傍という理由だけで見に行きました。

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看板を頼りにいきましたよ。

ニュージーランドのお家は寝室の数でガクッとお値段のレベルが変わります。このお家は4つの寝室とバスルームが2つあるという大き目のサイズなのがお値段の一つの要因。

そして、お家+お庭を含めた土地サイズが1200平方メートル前後でした。オークランド内でこの土地のサイズというのがお値段の大きな要因その2だと思われます。

築50年なので、壁とか造りはかなり古く見える部分も多いのですが、そこらへんはあまり価格には関係なさそうですね。


この不動産の元の持ち主は南島へ引越し、ここ数年は賃貸で貸し出されていたそうです。もう現金化したいという持ち主の希望により、販売に出されることになって、テナントが引っ越していったのが先月。

で、今現在売り出し中とのことでした。

担当の代理人の方は、あまりグイグイ来る方では無かったです。まあ私たちはどう見てもお金を持っている家族には見えませんからね… 冷やかしなのがばれてたのかも。



今回のオープンホームは土日、30分の時間設定です。天気もあまり良くない日だったからか、人が少なく代理人は暇そうでした。

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ちなみにオープンホームで家に上がる前に、ルールの記載がありました。靴を脱いで上がってね、代理人に一言言ってから上がってね、連絡先は提供してねって感じの内容です。

挨拶をして、上記のような話を聞くこと10分くらいで終了しました。もちろんこちらの連絡先は登録してきました。

ちなみに主人は話の中で、「この辺で最高でも~~くらいの予算で探してるんですよー」とか盛大なブラフをかましていました。

私は「いやいやウソ付け~そんなお金ないよ、そんな住宅ローン組めないよ~?」と心の中で叫んでいましたが、あとで主人に指摘したところ「えっ、そうだった?確かに利息とかでちょっと厳しいよね、アハハ」といった感じで、

金銭感覚ゼロの男だということが分かりました。

主人は改めて銀行とかの、住宅ローンのセミナーに行かせなきゃダメですね。「あなたの年収ならOOOドルまで借りられます」みたいな計算をやらせるとか。


オープンホームに行ってみて


でも、オープンホームへ行くと夢が広がりますね。少しずつでも貯金頑張るぞーって気になります。憧れます、マイホーム。

あとはもう少し、不動産の価格が下がってきてくれるとありがたいんですけど…(笑)

不動産の値段とか動向には興味があるので、近場でまたオープンホームを見つけた際には足を運んで情報収集をしてみたいと思っています。


不動産の代理人さんは地域ごとの担当の場合が多いので、自分が住んでみたい地域の担当者を下見するという意義もあるかも。

いつか我が家も本気で(予算ありで)オープンホームへ行く時が来るのか!?それとも住宅購入は諦めて賃貸で日本とニュージーランドを転々とするのか!?

もしお近くでオープンホームを見かけたら、寄ってみるだけでも楽しいですよ!

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2017年8月31日木曜日

国際結婚のために相手を「捕まえる」?


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ニュージーランド人と国際結婚してニュージーランドに住んでいる我が家。さて、これは以前あったことなのですが…

その日、私と主人と当時3歳くらいだった長男は、日本からニュージーランドへ渡航する途中でした。

今なら東京~オークランドの直通便で行くところを、何故かこの時は関西空港経由の便での移動でした。そのため成田空港から関西空港へ飛び、その後一度関西空港で飛行機から降りて、搭乗ゲート前で待つ時間がありました。

待ち時間って子連れの旅だとキツイんですよね。で、3歳の長男と主人は当然じっとしていられるはずもなく、搭乗ゲート付近をウロウロと歩き回って時間を潰していました。

暫くしてから子守役を交代し、主人は荷物の傍で座り、代わりに私が3歳の長男の後をついて歩き始めました。私が息子とゲートに近づくと、若い女の子(大学生くらいかなぁ)がぐわあああーとすごい勢いでこっちに歩いてきて話しかけてきました!

「この子のお母さんですか?日本人の方ですよね?」

子連れで見知らぬ人に話しかけられると、すごい身構えてしまうしストレスですよね… 何こいつ?うちの子に何かする気か!?と思いっきり警戒しながらも
「はぁ、そうですが…」
と、答えると。


「旦那さん、どうやって捕まえたんですか?」


はぁ?


「いや、私、国際結婚にめっちゃ憧れてるんです。旦那さんのこと、
どうやって捕まえたんですか?現地に行ったんですか?」 ←本当にこう言った

……

はーーん、なるほど、主人とうちの長男(日本語ペラペラで日本語しゃべりながらウロウロしている)が、一緒にいるところをみて、この子はハーフだと。で、今度一緒にいる私が主人が国際結婚した奥さんだから、すかさず質問に来たというわけですね。

若いのに、見ず知らずの人にグイグイと質問をしていくその姿勢、実行する行動力、すごいと思います。


でも、「捕まえたんですか」って、もっと他に言い方があるでしょうに、「どうやって出会ったんですか?」とか!

どうして、私→ 主人→ 捕まえた になるの!? 私がすごい頑張って、現地に出向いて獲物(旦那)を一本釣りしてきたかのような言い方じゃない!


どっちかというと逆だからね!? 


主人が、大変ラッキーにも日本人の素敵な奥さん(私)を捕まえることに成功したんだからね(笑)!


…のように色々な思考が頭の中をグルグル―っと回りましたが、息子もいるし、そもそも空港だし、質問には答えました。

頭の中のツッコミの声が大きすぎて何と答えたかはよく覚えていないのですが、
「えーと、私の方が相手の国でしばらく住んでいた時期があって、現地で普通に生活している中で出会ったよ…」
みたいなことを答えたと思います。

若い女の子は、
「そうですかー、いいですねー。やっぱり現地に行った方がいいですよね、英語しゃべれなきゃだめですよね、ありがとうございます」
といった内容のことを言ってどっか行きました。


荷物のところに戻ると、主人が心配していました。
主人「なんか知らない人に話しかけられてなかった?大丈夫?」

私「どうやってあなたを、捕まえたのか聞かれただけ」

主人「え????」


きっと国際結婚に憧れる彼女にとって、外国人の旦那さんというのは、捕まえるものなのだろうなぁ… 彼女の検討を祈ります!

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いっけぇ~

国際結婚するなら語学は大事

まあしかし、上記の彼女の場合は、彼女自身も言っていた通り「英語しゃべれなきゃだめ」だとは思います。人と付き合って結婚となったら円滑なコミュニケーションなしには成り立ちませんから、言葉の障壁があっては始まりませんよね。

実際、私の周りの国際結婚カップルは、どちらかが母国語と外国語両方ペラペラです。日本人の旦那さんが日本語と英語ペラペラで外国人の奥さんとは英語で会話、とか、外国人の奥さんが日本語も外国語もペラペラで日本人の旦那さんと日本で住んでる、とか。

どのくらいの語学力かと言われるとやはり英語なら英語圏で生活していける、もっと言うと英語圏で仕事に就けるレベルの語学力ではないでしょうか?

日本人どうして付き合っても、結婚に至るのは大変だったりしますよね。ましてや国際結婚で自分にとっても相手にとっても良いパートナーを見つけようと思ったら、お互いに運と見極める目が必要となると思います。

そのためにやはり語学力は大切で、例えば英語の語学力がついてくると、同じ英語圏の人でもその人独特のしゃべり方(言葉が汚いとか、ジョークがうまいとか)が良く見えてきて、人を見る判断材料になりますよね。


上記のころは国際結婚について空港で直撃されるとは思っておらず、今でもしっかり思い出せるほどに私にとっては衝撃の出来事でした。大変なことの方が多いと思うんですけどね、国際結婚。そこまでして国際結婚に憧れるメリットの方が逆に聞いてみたいくらいです。

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2017年8月25日金曜日

海外の学校で日本文化を紹介する機会について

海外に住んでいると、日本人として日本の文化を紹介する機会というのが出てくるものです。我が家も最近、息子の小学校でインターナショナル・デイなるイベントがあったので、親として参加してきました。


学校のイベントとしての国際文化交流の日

移民を多く抱えるニュージーランドでは、人々の文化の違いを大事にしています。そのため、学校や公共のイベントとして、国際文化交流の日が設けられています。「インターナショナル・デー=International Day」とか、「カルチャー・デー=Culture Dayと呼ばれる特別な日です。

この様なイベントでは、自国の伝統衣装を着ての登校が出来ます。学校によっては、ボランティアやスタッフによる伝統文化紹介が行われたり、子供たち自身が発表を行ったりと、その内容は様々です

同様のイベントは、オーストラリアやアメリカ、イギリスなど色々な国で行われています。現地の人の日本文化への関心が高まることはもちろん、自分たちと違う他の文化について知ったり、これをきっかけに親交を深め事のできる良い機会です。

息子の小学校のインターナショナル・デー

息子の小学校でも先日、「インターナショナル・デー」が開かれました。子供たちは様々な衣装で登校することが推奨され、我が家の息子も持参していた男の子用の着物をバッチリと着込んで行きました。

この日はボランティアの親御さんによる様々な文化の紹介コーナーというのもありました。決められた時間の中で、子供たちが順番にそれぞれの文化のブースを周って、色々な体験をしてみるというような流れになっており、それぞれの文化ブースでボランティアの親御さんが体験活動を用意しています。

参加するボランティアは事前に手紙で募集しており、私も参加してきました。アジア系のブースが多いのかな~と思いきや、ポリネシア系の文化・ヨーロッパ系の文化のブースがずらっと並んでいました。南米出身の方々も多く参加されていました。改めてニュージーランドに住む人々の文化の多様性を感じられました。

それぞれのブースでは各国の旗を飾ったり、民族衣装を飾ったり、伝統のおもちゃが置いてあったり… パフォーマンスをしているお母さんもいらっしゃいました。ボランティアの親御さんたち、みんなすごい気合入っていました!


日本の文化としては何を紹介する?

さて海外で(日本でも)このような文化的ないイベントがあって、日本の文化を紹介する場合、何をしたら良いのでしょう?一口に日本文化といっても色々あるため、可能性としては無制限です。今回は小学校でのイベントのため、下記のような点に注意しようと考えました。

  • イベントに使える時間・場所… 時間や場所のスペースに対して、内容を詰め込みすぎない方が良い。
  • 予算の関係
  • 子供の年齢
  • 子供が興味を持ちそうな内容かどうか。
  • 子供はお土産が好き …たとえカード一枚でも、何か1人1枚(個)持ち帰れるお土産があると子供の心にも残りやすい。
  • 子供自身が体験できるか …見るだけよりも子供自身が触ったり体験できた方が印象に残るため。
  • 食べ物は色々と問題あり …アレルギー・宗教など色々多様なので食べ物の提供はしない方が無難。息子の小学校では食べ物系は禁止されていました。
  • 危なく無い …思わぬ使い方をします。壊れやすいものや危ないものを使うのはやめましょう。
ここで、もしご自身が日本の踊りとか音楽(太鼓なんか良いですよね~)、空手などの武道に長けている場合は、それを披露したり教えてあげればとても喜ぶと思います。が、私はそのような素敵なスキルは無いため、簡単かつ子供が喜びそうな活動を考えてみました。

  • 日本の遊び(必要な物:けん玉、コマ、お手玉)
  • 日本語でカードに名前を書いてあげる・または一緒に書く(必要な物:紙、ペン)
  • お習字体験(必要な物:習字用の紙と筆、墨汁)
  • 下駄をはいて歩いてみる(必要な物:下駄)
  • 紙飛行機を作る(必要な物:紙)
  • 折り紙で手裏剣やお花などを作る(必要な物:折り紙)
  • 着物を飾る・羽織らせてあげる(必要な物:着物)


このほかにもアニメなんかも日本が誇るべき文化なので、うまく使えないかな~と考えてみましたが、今回は利用を見送りました。ちなみに、上記で必要な日本の物(習字道具など)はオークランドのダイソー(DAISOJapanMartでかなり色々と入手できると思います。


日本の誇る折り紙という文化を紹介することに

さて色々とアイデアを出して悩んだ末、折り紙のディスプレイを作って、すごく簡単な折り紙の作り方も紹介することにしました。折り紙は事前にオークランドのダイソーで安く購入できることを確認しているので、材料調達のめどがついていたことと、一緒に作った折り紙をお土産として子供が持ち帰れることが決めてとなりました。

折り紙はORIGAMIとして海外でも浸透しつつあり、最近では折り紙を知っている・やったことのあるニュージーランドの小学生も多いです。しかし、幼児時期から折り紙に親しんで育った子が多い日本と比べるとまだまだ経験値が少なく、折り紙自体が初めて!という子も多いので、もし子供と一緒に作る場合には、簡単な物を題材として挙げる必要があります。

これは実際に子供たちといくつか作ってみてもとても感じました。折り鶴はかなり難易度が高い部類に入り小学校高学年(10歳~)でも苦労しました。より小さい子の多いイベントではおススメできません。

折り紙の折り方を紹介したホームページはたくさんありますから、その中から「幼稚園児向け」とされる極めて簡単な物を選ぶと、様々な年齢の子が作りやすくて良いです。

ニュージーランドの子供たちの間ではポケモンが根強く人気がありますから、幼児向けの簡単な「キツネ」とか「ネコ」の顔をおって、かわいい顔を書いてあげてピカチューということにしてあげたりするのは簡単で喜ぶ良いアイデアだと思いました。あとはコマとか、手裏剣などは遊べるので反応が良かったです。

教える方は中々大変でしたが、結果として子供たちが喜んでくれて良かったです。嬉しそうに自分で作った折り紙を持って帰る子供達を見て大変ほほえましく、参加した私も楽しい一日でした。

これから留学・海外移住する方は…

この様なイベント、特に学校や身近な地域で開かれているものに積極的に参加してみるのは、私は「海外に住む日本人」として大切なことだと思います。参加に踏み切るのにちょっと勇気がいりますが、いざ参加してみると意外と自分自身も楽しめますし、そこから新しい出会いがあったりもします。また小学校のイベントなんかは特に、自分の家の子が一番喜びます。「僕のママが来てる~!」といった感じで…(笑)

ニュージーランドに限らず、この様な国際交流のイベントを地域や学校中心に積極的に行う国は多いと思います。(日本でも「OOO文化デー」みたいなイベントはたまにありますよね。)

これから海外に留学や移住をする予定のある人は、長期間海外に滞在するとこのような「日本文化を紹介する機会」に出会うことを念頭に入れておくと良いかもしれません。安物で構わないので、自分用の浴衣を一着とか、何か文化的な小道具(玩具とか)を持参することをお勧めします。このようなイベントがあった場合に大いに役に立ちます。


2017年8月16日水曜日

ニュージーランド引越し*事前に車を購入した話

ニュージーランドやオーストラリアのような車社会の国へ移住する際、現地で自動車を購入する必要が出てきます。日本からニュージーランドへ引越した我が家は、日本にいる間に車を選んで購入し、ニュージーランドで受け取るという手法をとりました。お店の名前が出てくるのでステマのようですが(笑)違います、あくまで我が家の体験記です。



ニュージーランドの車事情

ニュージーランドに引越す前から、「現地に着いたら車を真っ先に購入しなければ…」と思っていました。現地についてから必要な物を買ったり、賃貸物件を探すのに必須だからです。

ニュージーランドでは、オークランドを中心に公共バスのサービスが提供されていて、電車の利用も広がりつつあります。オークランドの都心CBDに住んで、近くの大学や職場に通うだけならバスでも何とかなります。しかし家族で住むとなると、日常的な買い物をするだけでもどうしても車が必要です。それも移住したその日から必要になります。

もちろんレンタルカーの使用は可能ですが、レンタルは使用する日が増えればその分お金が掛かるので、なるべく早く自家用車を利用して引越しのコストを削減したかったです。


渡航してすぐ車が欲しい

その様な理由から現地での車の購入は必須でした。その段階での私の条件としては下記のような感じでした。

  • ニュージーランドについたら車が必要
  • 現地に到着してなるべく早い段階で自家用車を入手したい
  • なるべくリーズナブルな価格で購入したい
  • 出来れば日本製の車(特にトヨタを希望)
  • 出来れば価格を事前に確定して、予算把握しておきたい
  • 急いで購入してみたら使えない車だったという最悪の事態は防ぎたい


車の購入は大きな買い物です。なるべくリーズナブルに、きちんとした購入をするとなると、それなりに値段を調べたり見て回ったりする時間も知識も必要になります。一方で、ニュージーランドに渡航してなるべく早く自家用車を入手したいという時間的な要素もあります。

現地についてからゆっくり考えている時間は無いけど、でもスマートな買い物をしたい…これだけでも大変です。加えて私も主人も車に関しては素人で、知識がありません。この買い物を子供達と一緒に11時間の飛行機での移動でクタクタの状態で…無理ですね。



中古車を日本から購入できる

ここで考えたのが、渡航前の段階、日本に居ながら現地で車を購入できないか、ということでした。そこで調べたところ…
ニュージーランドには、Gulliverガリバーの支店がありました!

ガリバーと言えば、日本の中古車販売の大手ですね。私の内の傍にもガリバーがあり、緑の旗がパタパタしているのを良く眺めています。

そのガリバーの支店がニュージーランドにもあり、オークランド内に2店舗、ノースショアとニューマーケットに店舗を構えています
ガリバーニュージーランドとしてホームページもあります。もちろん日本語版で読めます。

ホームページはこちら⇒ https://www.glv.co.nz/ja

これなら信用の出来る会社だし、良いかもしれない…と思い、早速ホームページをよく読みました。そして、ホームページの問い合わせをしてみました。

GulliverNZの担当さんと相談

Gulliver NZに問い合わせた歳に、問い合わせフォームに記載した内容としては
  • 今は日本に在住だが、半年ほど先にニュージーランドへ渡航予定がある
  • ニュージーランドで中古車の購入をしたい
  • Gulliver NZで中古車を購入し、渡航と同時に受け取れるようにしたい

…でした。

すぐに担当の方から返信があり、「すべてOKですよ!」という感じで、購入の流れを記載したパンフレットみたいのがメールで送られてきました。担当さんはニュージーランド在住の日本人スタッフで、メールのやり取りはもちろん日本語です。

この後の購入から受け取りまでのやり取りはすべてこの担当の方と、メールで行いました。電話もニュージーランドから日本の番号へかけてくれ、電話での相談も何度かしました。私たちのような案件はたびたびあるようで、慣れた対応でした。

Gulliver NZの担当さんと車の相談

次にGulliver NZの担当さんは早速、どのような車をお探しですか~という質問をしてきました。正直車に詳しくない私たち夫婦ですが、以前利用していた車はトヨタのカローラ系でした。

それをもとに下記のような注文を付けました。
  • 出来れば同じトヨタの車が良い
  • 家族構成は子供を2人含む4人家族
  • 日用的に、通勤や買い物に使う予定
  • 出来れば、日本から家族などの訪問があった場合を考えて、荷物を乗せるスペースや座席が多いと良い
  • 車体の色は白かブル―系、黒はダメ
  • 予算は安いほどいいけど10,000ドルくらいで。


結果、担当さんがお勧めしてくれたのは、トヨタのWishとトヨタのPriusでした。担当さん曰く、この2種は実はGulliver NZの支店でも人気のある車ですとのこと。

Wishは座席を倒して7人乗りにすることが出来る車です。一方のPriusを進める理由は燃費がとにかく良いからで、お店でも一番売れているからとのことでした。そして上記の条件にあるWishPriusの中古車の値段と状態のレポート(写真付き)を5車分くらい送ってくれました。

Gulliver NZではまだ日本にある中古車を購入できる

実は担当さんがメールで紹介してくれた「私たちの条件に合う候補の車」たちは、この時点ではまだ日本にある中古車でしたGulliver NZでは、日本のGulliverにある中古車をニュージーランドで購入できるのです。

提示してくれた販売価格は、ニュージーランドで購入時の価格で、日本の中古車をニュージーランドへ運ぶ運賃や、関税、手続きの諸費用を含んでの価格です。購入する側としては手続きを知る必要もなく、GulliverNZの販売価格がほぼそのまま現地で車に払う額となります。

日本のGulliverが所有している数多くの中古車から選べるという利点があります。が、この利点はもう1つあって、その中古車の「ニュージーランドでの初めてのオーナー」になれるということです。これについては後述します。



Gulliver NZから車を購入!

価格や車のレポートで見て希望に合っていたので、私たちは購入を決意しました。トヨタWishです。

もちろん同じ車種の、同じくらいの年型、走行距離の車がNZでいくらで販売されているかは比較材料としてインターネットで検索しました。Trademeなどでは類似の車が若干(1000ドルくらい)安い例はありましたが、Trademeで個人的に取引をしてとんでもない販売者だったり、変な車だったというトラブルに巻き込まれたらどうしようもありません。Gulliver NZのネームバリューと信頼を考えればこの違いはOKと考えました。

車自体を直接目で見て確認できませんでしたが、Gulliver NZのポリシーで、15日間は返品可能・他の車に変えても良いという保証があります。最悪車の選択が大間違いだった場合も返品できるから大丈夫、と安心することが出来ました。

上記のようにインターネット上で価格比較をしたり、レポートをみて相談する時間的余裕があったのは、日本にいる間に購入を検討したからこそと思います。

また、この段階で車に掛かる費用が確定したため、予算のめどがつけやすくなりました。引越し全体の費用を見直すためにも、重要なことです。


日本の車を購入すると輸送に時間がかかる

購入にあたり、デポジットとして一部入金する必要がありました。これは銀行振り込み、又はクレジットカードで決済可能です。それが終わると、契約確定として、日本の車がニュージーランドへ送られます

日本からニュージーランドへの輸送には1か月半ほどかかるとのことでした。この段階で私たちの渡航はまだ4か月くらい先でしたから、全然余裕です。車がニュージーランドについて現地での手続きが済んでからは、責任を持って管理しておきますよ、と担当さんにおっしゃって頂きました。

いざニュージーランドへ渡航!その日の内には車を引き取る

さてその後時間は流れ、我が家もニュージーランドへ到着しました。オークランドへ到着して、とりあえず宿泊予定のモーテルにチェックインしてから、主人がGulliver NZの支店へ出向きました。残りの金額を支払って、車を受け取ります!


やっと会えたね!Wishくん

引き取り日を事前に知らせてあったので、Gulliver NZの担当さんが車を出して布をかぶせて準備しておいてくれたようです。バサッと布を取って「購入おめでとうございます~みたいなことをやったそうです(笑、主人談)。車はピカピカ、取り立てのWOFも手配済みで即使用開始できました。

あれから時間は流れましたが、返品など考える必要もなく、快適で良い車です。毎週末、遠方に行くために酷使しております。


Gulliverのロゴ入りナンバープレートは用意してくれました
我が家の愛車です

ニュージーランド初オーナーだと転売しやすい

さてこの車、中古車ではありますが、私たちが「ニュージーランドでの初めてのオーナー」となっています。これはもし私たちが買い替えを希望し、今の車を売ろうとしたときに若干有利になるステータスです。

ニュージーランド人のオーナーを転々とした車は、途中どのような使用され方をしたか分かりません。その点日本人の利用した車は良い状態にある場合が多いため、「日本からニュージーランドに来ての初売り中古車」は売れやすいです。それに次いで、「ニュージーランドから初めてのオーナーは私たちです(そして私たちは丁寧に使ってます!)」というのは転売の際に有用な情報となります。

日本の中古車は非常に需要がありトヨタやホンダは特に人気のため、もし買い替えとなればこのWishも上記売り文句とともに、Trademeとかに並ぶかもしれません。

まとめ

長くなりましたが、私たちがニュージーランドへの国際引越しの準備として、車購入は日本から行ったよ、という話でした。

車の選定と購入という大きな買い物を、日本にいる間にゆっくりと行え、その分ニュージーランドについてからの仕事が減ったのは本当に良かったです。ただでさえ渡航後はやることがたくさんありますから…

まとめると

  • ニュージーランド渡航予定の時、日本から中古車を買いました
  • Gulliver のニュージーランド支社がオークランドにある
  • Gulliver NZの中古車は日本Gulliverの膨大な在庫から選べる
  • 日本→ニュージーランドへの車の輸送に1か月半ほど
  • 日本からニュージーランドへ来て間もない車は、後々転売もしやすい

ちなみに、Gulliver などを経由しなくても、日本の中古車をニュージーランドへ個人輸入することは可能です。が、手続きとか中々大変です。私と主人も昔一度試したことがありますが、船での輸送代、税金、手続き代、もろもろ諸費用が掛かります。車は船で輸送中にカビが発生したらしくニュージーランドの港での検査に引っかかり、除染費用が掛かったりして色々と大変でした。よっぽどこだわりがあるならば別ですが、普通の車が必要な分にはあまりお勧めはできません…


2017年8月15日火曜日

ニュージーランドへ引越し*Vodafoneアプリと携帯電話代の節約

何をするにもまずは電話が必要

海外へ引越す際、まず必要になるのが連絡先として使える現地での電話番号ですよね。これが無ければ、就職活動をすることも賃貸物件を探すこともできません。私たち一家がニュージーランドに引っ越した時も、最初に入手したかったのが現地の電話番号です。



SIMフリーの携帯電話は日本から持参する

ニュージーランドではプリペイド携帯・スマートフォンが主流です。日本から持ってきて海外で使える携帯・スマートフォンがある場合には、現地のSIMカードさえ購入すればニュージーランドで使用を開始することができます。携帯電話が無い場合には現地で携帯・スマートフォンとSIMカードを両方購入することも出来ます。

が、基本的に日本のほうが良い機種を安く売っているのは想像しやすいと思います。私たちも事前に調べて、日本で使っていたスマートフォンをニュージーランドでも継続的に使用できるように準備してきました。

具体的には、私たちは日本ではSoftbankだったのですが、使用していたiphone機種がSIM解除できない型でした。そこでiphoneをアップルストアで下取りしてもらう(手続きが簡易で値段も良心的)→下取りで受け取ったクーポンを利用して、その分安くSIMフリーのiphone SEをアップルストアから新規購入しました。
(色々事前に調べましたが、SIMフリーで新品のアイフォンを手に入れるにはこれが一番王道かつ安心な手段と考えました。)

日本から持ってきたスマートフォンのため連絡先やアプリも既に入っており、空港でSIMカードを購入直後から、すぐ今まで通り利用できたのも良かったです。



空港内でSIMカード・電話を購入

SIMフリーのスマートフォンは持ってきたので、必要なのは現地のSIMカードです。私たちは早速、オークランド空港内にあるVodafone(ソフトバンクのNZ版です)でSIMカードを購入しました。主人がレンタルカーを取りに行っている待ち時間を有効に活用してSIMカードの購入に充てられました。
Vodafone NZ → https://www.vodafone.co.nz/

ニュージーランドではプリペイド式を利用している人が多いです。私たちもとりあえず、プリペイド式用のSIMカードを購入しました。VodafoneのホームページによるとSIMカード自体は5ドルのようです。これにチャージ金額(プリペイド式なので)を合わせた額を支払います。

私たちはSIMカードに30ドルをチャージてもらい一枚の合計が35ドル、自分の分と主人の分で2セット、合計70ドルで購入しました。

VodafoneSIMカードはSIMMicroSIMNanoSIMすべて共通のセットで、好きな大きさで枠から切り取って使用できるような規格になっています。SIMカードの入っている入れ物に電話番号が記載されています。

これで現地の電話番号ゲット!早速自分たちのスマートフォンに新しい現地の番号を登録し合って、試しに掛けてみたりします。

Vodafoneはアプリがとっても便利!

さて、実際にVodafoneNZのプリペイドSIMを利用し始めたのですが、スマートフォンに入れて利用できるVodafoneのアプリがとても便利なことが分かりました。このアプリを利用すると、自分の利用状況の確認や課金がとても簡単にできます。

料金設定の確認や変更も楽々。うまく利用すれば通話料金を必要最低限に抑えることが可能です。



VodafoneのプリペイドはMy Flex Prepayが便利!

ではVodafoneプリペイドの料金設定はどうなっているのか?実は、まるで月極料金プランのようなMy Flex Prepayというシステムがあります。

My Flex Prepayでは、自分の必要性に合わせてデータ量、通話料、メール(TXT)数それぞれの上限値を決めます。上限値にあわせて金額が決まり、これを自分の料金設定=プランとして購入します。購入したプランは28日間で使用期限を迎えます。

28日経つと、同様のプランで更新(=再購入)をすることができ、更新すると前の月の残りのデータや通話時間を引き継ぐことも出来るというメリットがあります。

My Flex Prepayの料金設定を調節して通信費節約

例えばVodafoneアプリで現在の私のプランを見てみましょう。私の料金設定としては、28日間当たりのデータが750MB、通話時間50分、メールが250通で16ドルとなっています。

アプリの画面で確認するとこんな風に表示されます。

自宅ではWifiを設定してあり、自宅でスマートフォンを利用している分にはデータ通信を利用しないので、これで十分間に合っています。通話も基本的には主人と連絡を取るだけですし、ライン電話やスカイプも利用しているので、この量で充分間に合っています。

必要に応じてデータ量や通話料の上限を決める

外出先でデータ通信するよ!もっとデータ量が必要だよ!という方は、自分のニーズに合わせて調節すれば良いのです。データ量、通話料、TXTの上限を最大にするとこんな感じになります。28日間当たりのデータが3.5GB、通話時間500分、メールが送り放題47ドル



一方で、最低限にするとこんな感じです。28日間当たりのデータが100MB、通話時間50分、メールが50通11ドル
念のために電話を持っているけどあまり使わない、という場合ですね。




データの利用状況・通話時間の残りが一目瞭然

上記のプランの変更はアプリで簡単にできます。プランを購入した後、その後の使用状況の確認も、アプリから出来ます。

例えば私の今月は…前回の更新から23日が経過し、残り5日間(5 days left)となっていますが、まだ518MBも残っています。もっと上限を減らしても大丈夫かもしれません。



通話に関しては、前月からの引継ぎ分(Carried over)があり、今月分は全然利用していないという状態にあります。もっと電話しろよ~(汗)



この様に自分のデータ使用状況の確認が簡単で、それに合わせて購入する料金設定プランの変更が可能なため、節約しやすい良いシステムだと思います。

データ・通話が足りなくなったら必要分だけ追加購入

もしも購入したデータ量・通話料が28日の更新期限を待たずに無くなってしまった場合は?心配はいりません。次の28日分を一足早く更新してしまうことも可能ですし、足りない分だけ個別に購入することも出来ます。

通話時間だけ足りなければ、例えば1週間以内に使用可能な通話時間30分を6ドルで。



データが足りなければ1GB20ドル、500MB12ドルで購入可能です。



プリペイド式なので、これらの追加購入をするには前もって課金しておく必要がありますが、それもアプリから可能で楽々です。

この画面から課金します。 

自分の電話番号とクレジットカード情報を入力することで課金できます。他人のVodafone電話番号を入れれば、その番号に課金することも可能です。家族の電話もついでに課金する場合などに利用できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は私が利用しているVodafoneNZのプリペイドSIMを購入するまでと、購入後に使用できるアプリの紹介をしました。
  • スマートフォンは現地で購入せず、海外使用可能なSIMフリーを日本から持参するのがお勧め
  • SIMカードだけ現地で購入
  • Vodafone ニュージーランドはアプリが便利!
  • Vodafone ニュージーランドのMy Flex Prepayで上手に通信費を節約



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