2017年7月28日金曜日

ニュージーランドの小学校について*その1



息子が小学校に転入して大分時間が経ちました。日本の小学校との違いに戸惑いつつも少しずつ慣れてきました。子供は楽しく通っています。

ニュージーランドの小学校は何歳から?

ニュージーランドでは、ニュージーランド国籍または在住の子供ならば、5歳から無償で小学校に行く権利が与えられます。小学校が義務になるのは6歳からで、必ずしも5歳になったら小学校に行かなければならないわけではありません。

ただ、5歳になれば無償で毎日学校に行けるわけですから、ほとんどの子供は5歳の誕生日を迎えると、その後から小学校に親が行かせます。日本の様に、5歳になった次の学年から、という方針ではなく、年の何時のタイミングでも学校に編入することが可能です。

ニュージーランドの小学校は何年生まであるの?

小学校はYear1からYear6までで、6年間です。日本と一緒ですね!ただ、ニュージーランドでは学年の定義が日本ほど生年月日で決まっていません。能力に合わせて学年を進級していく方針になっており、たとえ5歳から小学校を始めても翌年にYear2に進学せずに、もう一度Year1をする場合もあるということです。

日本の様に、331日に生まれたら早生まれで2年生だけど同じ年の4月1日なら1年生!みたいに誕生日がすべてではないようです。とは言っても、順当に行けば6年生を卒業する段階では11歳くらいの子が多いようですね。

息子の編入の際も…

息子の小学校でも、 校則に「当学校では子供たち個々の能力に合わせて進学させます」という表記があります。編入の際、息子は日本なら2年生の年なのですが、Year3に編入となりました。

年齢的には早ければYear4でも可能なのですが、英語能力もまだまだなためYear3となりました。これでやってみて、もしあまりに学校が大変ならばYear2に変更になっても良いし、日本のカリキュラムに比べてあまり簡単ならばYear4に調節しても良い、とう感じのコメントをいただきました。結果としてYear3で丁度よかったと感じています。

どこの小学校に行くかはどうやって決める?

ニュージーランドも日本と同様で、公立の小学校では学区制が実地されています。住んでいる住所によって、自分の学区の小学校に行くことになります。どうしてもという場合には学区外の学校に行くことも可能ですが、どの小学校でも学区内の子供の入学が優先されるため、学区外児童の受け入れ枠はあっても少ない場合が多いようです。そのような場合には、学年が始まる前の年後半で受け付け&抽選が行われるようです。

ニュージーランドの学校は何学期あるの?

日本の小学校は授業数確保のために、前期後期の2学期制にしたり、土曜日の復活がうわさされたりですが…ニュージーランドの小学校はまさかの4学期制!授業数確保する気ないわ~

具体的には、各学期が10週間あり、その間に2週間のお休み、夏休みだけ5-6週間の休みがあります。毎年の大体の学期のスタート日時は政府により決められていて、ほぼ全国共通のようです。
学期については調べられます⇒http://www.ea.org.nz/resources/term-dates/

ニュージーランドの小学校は何時から何時?

基本的には、9前後から3時前後が基本の時間となります。途中で中休みと、昼休みがあります。基本的にはお弁当持参となります。

さて、そんなニュージーランドの小学校ですが、最初に息子を編入させるときは右も左もわかりませんでした。具体的には何が必要でどうすればよいのか!?全く手探りだったのです…

続く → その2 現地の小学校へ編入! 
ニュージーランドの小学校について その2その3その4はこちらです。

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