2017年9月16日土曜日

不動産:ニュージーランドのオープンホームへ行ってきました

先日、ニュージーランドでオープンホームへ行ってきました。

まあ正直、ニュージーランドで高騰中の不動産、しかもオークランドですからとても手の届く予算の範囲内ではなく、冷やかしに行っただけなのですけど…

不動産の情報収集とオープンホームへ行く練習のつもりで、近隣のエリア内のオープンホームへ行ってきたわけです。

その様子の報告です!

オープンホームって何?


不動産の売買の工程で、不動産の内部を見る機会が設けられています。これがオープンホーム(Open Home)です。

オープンホームの時間帯はたいていお昼過ぎ~夕方で、時間と日にちが決められています。オープンホームが行われる日は週末の土曜日、日曜日、又はその両方です。

オープンホームは、その家に興味のあるすべての人に開かれたものですので、事前に不動産代理人に連絡を取って予約したりする必要はありません。

決められた日の決められた時間に、直接足を運ぶことが出来ます。



不動産が売買に出されてオープンホームが始まると、その家の前や傍の道路沿いに、不動産代理人が看板を立てて宣伝されます

多くの場合、不動産売買の情報が載っているメディア(不動産の広告とか、不動産会社のホームページ、Trademe など)には、オープンホームのスケジュールについても載っています。

オープンホームのスケジュールが載っていない場合は、たぶんまだ日取りが未定だからでしょう。この様な場合には不動産代理人に直接コンタクトを取って聞けばOKです。

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オープンホームの前には、このようなサインが道に出てます。オークランドではいっぱい見るよね?

オープンホームに行く準備・ヒント


今回私たちが言ったのは、大手の不動産Bartfoot &Thompsonに所属する代理人のオープンホームでした。

Bartfoot &Thompsonでは、オープンホームについて次のように情報を提供しています。
https://www.barfoot.co.nz/buy/buying-tips/open-home-tips

上記ホームページでの情報をざっとまとめると、下記のような感じです。

1.(本気で家の購入を検討しだしたら)計画的にオープンホームをスケジュール表に書き込もう!

2.新規に売買に出された不動産の、最初のオープンホームに行こう… 何週末にもわたってオープンホームをしてくれる場合が多いですが、最初の週末に言っておけば、あとからもう一度行く機会があるからです。

3.オープンホームで配布している宣伝用のビラを貰って帰ろう... 後から見直して、再検討する時の参考にビラを貰ってメモもしておこう!

4.オープンホームに行けなかったら、個人的に代理人へ連絡して、下見をさせて貰おう。

5.オープンホームでは、その不動産に関してどのような報告書があるのか聞こう。

6.どのように売買される予定なのか?オークションなのか商談(Tender)なのか、その予定日は?と聞いておこう。

7.代理人の知る限りで、何か伝えておくべき問題点はあるのか?確認しよう。

その他、家族状況により学区の情報なども重要になります。もちろんその場で、大体どれくらいの値段での売買を現持ち主が考えているのか聞くことも出来ますよ。

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オープンホームではこちらの個人情報を提供するの?


ホープンホームではにこちらの氏名、電話番号、住所、メールアドレスなどの情報の提供を求められます。

ただこの情報を元にガンガン営業をかけられるかというと、そうでもありません。(たまにそういうケースもありますが)

基本的に、ニュージーランドでの不動産の売買では、不動産ごとに代理人がつきます。この代理人は売る側(現所有者)の側の代理人です。

買う側は、興味のある不動産それぞれの担当の代理人にコンタクトを取って交渉することになります。

ただ、代理人は売買契約の成立によって報酬を得るわけですから、当然その不動産じゃなくても、自分の担当の不動産なら売りたいです。

そのため、「私たちはこういう値段の家をこの辺で探してるので、もし良いのがあれば連絡ください」と伝えておくと、自分の担当している他の不動産についての連絡をしてきてくれます。

逆に、「いやまだ見て回ってるだけなので、全然買う予定までは行ってません」みたいにいうと、本当に電話くれ無い場合が多いです。

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さて今回のオープンホームは…


さて今回見に行ったのは、築50年の古い建物!2階建ての大き目なお家で、寝室が4つあります。場所は普通の住宅街です。

そのお値段(希望販売価格)は1.1~1.2Mニュージーランドドル!つまり1200000ドルですね。1億円レベルのハウス。ひょえっ 

私たちにはとても手が出せるお値段ではなく、完全に冷やかしなわけですが、今住んでいる場所の傍という理由だけで見に行きました。

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看板を頼りにいきましたよ。

ニュージーランドのお家は寝室の数でガクッとお値段のレベルが変わります。このお家は4つの寝室とバスルームが2つあるという大き目のサイズなのがお値段の一つの要因。

そして、お家+お庭を含めた土地サイズが1200平方メートル前後でした。オークランド内でこの土地のサイズというのがお値段の大きな要因その2だと思われます。

築50年なので、壁とか造りはかなり古く見える部分も多いのですが、そこらへんはあまり価格には関係なさそうですね。


この不動産の元の持ち主は南島へ引越し、ここ数年は賃貸で貸し出されていたそうです。もう現金化したいという持ち主の希望により、販売に出されることになって、テナントが引っ越していったのが先月。

で、今現在売り出し中とのことでした。

担当の代理人の方は、あまりグイグイ来る方では無かったです。まあ私たちはどう見てもお金を持っている家族には見えませんからね… 冷やかしなのがばれてたのかも。



今回のオープンホームは土日、30分の時間設定です。天気もあまり良くない日だったからか、人が少なく代理人は暇そうでした。

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ちなみにオープンホームで家に上がる前に、ルールの記載がありました。靴を脱いで上がってね、代理人に一言言ってから上がってね、連絡先は提供してねって感じの内容です。

挨拶をして、上記のような話を聞くこと10分くらいで終了しました。もちろんこちらの連絡先は登録してきました。

ちなみに主人は話の中で、「この辺で最高でも~~くらいの予算で探してるんですよー」とか盛大なブラフをかましていました。

私は「いやいやウソ付け~そんなお金ないよ、そんな住宅ローン組めないよ~?」と心の中で叫んでいましたが、あとで主人に指摘したところ「えっ、そうだった?確かに利息とかでちょっと厳しいよね、アハハ」といった感じで、

金銭感覚ゼロの男だということが分かりました。

主人は改めて銀行とかの、住宅ローンのセミナーに行かせなきゃダメですね。「あなたの年収ならOOOドルまで借りられます」みたいな計算をやらせるとか。


オープンホームに行ってみて


でも、オープンホームへ行くと夢が広がりますね。少しずつでも貯金頑張るぞーって気になります。憧れます、マイホーム。

あとはもう少し、不動産の価格が下がってきてくれるとありがたいんですけど…(笑)

不動産の値段とか動向には興味があるので、近場でまたオープンホームを見つけた際には足を運んで情報収集をしてみたいと思っています。


不動産の代理人さんは地域ごとの担当の場合が多いので、自分が住んでみたい地域の担当者を下見するという意義もあるかも。

いつか我が家も本気で(予算ありで)オープンホームへ行く時が来るのか!?それとも住宅購入は諦めて賃貸で日本とニュージーランドを転々とするのか!?

もしお近くでオープンホームを見かけたら、寄ってみるだけでも楽しいですよ!

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