2017年8月15日火曜日

ニュージーランドへ引越し*Vodafoneアプリと携帯電話代の節約

何をするにもまずは電話が必要

海外へ引越す際、まず必要になるのが連絡先として使える現地での電話番号ですよね。これが無ければ、就職活動をすることも賃貸物件を探すこともできません。私たち一家がニュージーランドに引っ越した時も、最初に入手したかったのが現地の電話番号です。



SIMフリーの携帯電話は日本から持参する

ニュージーランドではプリペイド携帯・スマートフォンが主流です。日本から持ってきて海外で使える携帯・スマートフォンがある場合には、現地のSIMカードさえ購入すればニュージーランドで使用を開始することができます。携帯電話が無い場合には現地で携帯・スマートフォンとSIMカードを両方購入することも出来ます。

が、基本的に日本のほうが良い機種を安く売っているのは想像しやすいと思います。私たちも事前に調べて、日本で使っていたスマートフォンをニュージーランドでも継続的に使用できるように準備してきました。

具体的には、私たちは日本ではSoftbankだったのですが、使用していたiphone機種がSIM解除できない型でした。そこでiphoneをアップルストアで下取りしてもらう(手続きが簡易で値段も良心的)→下取りで受け取ったクーポンを利用して、その分安くSIMフリーのiphone SEをアップルストアから新規購入しました。
(色々事前に調べましたが、SIMフリーで新品のアイフォンを手に入れるにはこれが一番王道かつ安心な手段と考えました。)

日本から持ってきたスマートフォンのため連絡先やアプリも既に入っており、空港でSIMカードを購入直後から、すぐ今まで通り利用できたのも良かったです。



空港内でSIMカード・電話を購入

SIMフリーのスマートフォンは持ってきたので、必要なのは現地のSIMカードです。私たちは早速、オークランド空港内にあるVodafone(ソフトバンクのNZ版です)でSIMカードを購入しました。主人がレンタルカーを取りに行っている待ち時間を有効に活用してSIMカードの購入に充てられました。
Vodafone NZ → https://www.vodafone.co.nz/

ニュージーランドではプリペイド式を利用している人が多いです。私たちもとりあえず、プリペイド式用のSIMカードを購入しました。VodafoneのホームページによるとSIMカード自体は5ドルのようです。これにチャージ金額(プリペイド式なので)を合わせた額を支払います。

私たちはSIMカードに30ドルをチャージてもらい一枚の合計が35ドル、自分の分と主人の分で2セット、合計70ドルで購入しました。

VodafoneSIMカードはSIMMicroSIMNanoSIMすべて共通のセットで、好きな大きさで枠から切り取って使用できるような規格になっています。SIMカードの入っている入れ物に電話番号が記載されています。

これで現地の電話番号ゲット!早速自分たちのスマートフォンに新しい現地の番号を登録し合って、試しに掛けてみたりします。

Vodafoneはアプリがとっても便利!

さて、実際にVodafoneNZのプリペイドSIMを利用し始めたのですが、スマートフォンに入れて利用できるVodafoneのアプリがとても便利なことが分かりました。このアプリを利用すると、自分の利用状況の確認や課金がとても簡単にできます。

料金設定の確認や変更も楽々。うまく利用すれば通話料金を必要最低限に抑えることが可能です。



VodafoneのプリペイドはMy Flex Prepayが便利!

ではVodafoneプリペイドの料金設定はどうなっているのか?実は、まるで月極料金プランのようなMy Flex Prepayというシステムがあります。

My Flex Prepayでは、自分の必要性に合わせてデータ量、通話料、メール(TXT)数それぞれの上限値を決めます。上限値にあわせて金額が決まり、これを自分の料金設定=プランとして購入します。購入したプランは28日間で使用期限を迎えます。

28日経つと、同様のプランで更新(=再購入)をすることができ、更新すると前の月の残りのデータや通話時間を引き継ぐことも出来るというメリットがあります。

My Flex Prepayの料金設定を調節して通信費節約

例えばVodafoneアプリで現在の私のプランを見てみましょう。私の料金設定としては、28日間当たりのデータが750MB、通話時間50分、メールが250通で16ドルとなっています。

アプリの画面で確認するとこんな風に表示されます。

自宅ではWifiを設定してあり、自宅でスマートフォンを利用している分にはデータ通信を利用しないので、これで十分間に合っています。通話も基本的には主人と連絡を取るだけですし、ライン電話やスカイプも利用しているので、この量で充分間に合っています。

必要に応じてデータ量や通話料の上限を決める

外出先でデータ通信するよ!もっとデータ量が必要だよ!という方は、自分のニーズに合わせて調節すれば良いのです。データ量、通話料、TXTの上限を最大にするとこんな感じになります。28日間当たりのデータが3.5GB、通話時間500分、メールが送り放題47ドル



一方で、最低限にするとこんな感じです。28日間当たりのデータが100MB、通話時間50分、メールが50通11ドル
念のために電話を持っているけどあまり使わない、という場合ですね。




データの利用状況・通話時間の残りが一目瞭然

上記のプランの変更はアプリで簡単にできます。プランを購入した後、その後の使用状況の確認も、アプリから出来ます。

例えば私の今月は…前回の更新から23日が経過し、残り5日間(5 days left)となっていますが、まだ518MBも残っています。もっと上限を減らしても大丈夫かもしれません。



通話に関しては、前月からの引継ぎ分(Carried over)があり、今月分は全然利用していないという状態にあります。もっと電話しろよ~(汗)



この様に自分のデータ使用状況の確認が簡単で、それに合わせて購入する料金設定プランの変更が可能なため、節約しやすい良いシステムだと思います。

データ・通話が足りなくなったら必要分だけ追加購入

もしも購入したデータ量・通話料が28日の更新期限を待たずに無くなってしまった場合は?心配はいりません。次の28日分を一足早く更新してしまうことも可能ですし、足りない分だけ個別に購入することも出来ます。

通話時間だけ足りなければ、例えば1週間以内に使用可能な通話時間30分を6ドルで。



データが足りなければ1GB20ドル、500MB12ドルで購入可能です。



プリペイド式なので、これらの追加購入をするには前もって課金しておく必要がありますが、それもアプリから可能で楽々です。

この画面から課金します。 

自分の電話番号とクレジットカード情報を入力することで課金できます。他人のVodafone電話番号を入れれば、その番号に課金することも可能です。家族の電話もついでに課金する場合などに利用できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は私が利用しているVodafoneNZのプリペイドSIMを購入するまでと、購入後に使用できるアプリの紹介をしました。
  • スマートフォンは現地で購入せず、海外使用可能なSIMフリーを日本から持参するのがお勧め
  • SIMカードだけ現地で購入
  • Vodafone ニュージーランドはアプリが便利!
  • Vodafone ニュージーランドのMy Flex Prepayで上手に通信費を節約



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