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2017年9月7日木曜日

湿気対策でニュージーランドのじめじめした冬を乗り切れるか?

ニュージーランドの冬は雨が多く、大変です。かなり気を付けないと湿気に色々やられて本当に嫌になります…!

ニュージーランドの冬は湿気が多い

日本では関東に住んでいた私にとって冬というのはカラカラと乾燥して肌につらーい季節でした。しかし、ニュージーランドの冬は違います。雨の日が多くて湿気の多い冬です。

特にオークランドは雪にはならない代わりに、本当に毎日のように雨や曇りばかりです。肌がカラカラに乾燥するよりはまだましですが、気を付けないと冬なのに湿気で家の中がじめじめ、あちこちがカビだらけになってしまいます。

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ニュージーランド人の湿気対策?

ニュージーランド人はどうやってジメジメの冬を乗り切っているのでしょうか?

ズバリ、ニュージーランド人はみな電化製品の除湿器(=Dehumidifier)を購入しています。または、建築の段階で除湿しやすいようなファンとかを家に入れています。

冬が近い4月ごろになると、ヒーターと一緒に除湿器が電気屋さんでずらっと並んでいます。我が家でも安いやつを1台購入して使っていますが、これに水が溜まる溜まる!

一日使っているとみるみる水が溜まって、ザーって捨てられます。

日本の関東に住んでいたころは、冬はむしろヒーターの熱も加わってカラカラになるのを防ぐために、家の中を加湿器を使っていたものですが、まさかのその逆

正直これだけ雨が降っていると、一台くらい除湿器を買っても気休めにしかならないじゃない?とすら思います。

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冬は湿気でカビやすい

これだけ湿気の多い冬です。気を抜くとあっという間にカビさんが繁殖してしまいます。

とくに窓とカーテンの間とかに水滴がついてじめじめするため、気付くと窓のふちに大繁殖していたりします。

カビは放っておくと健康に良くありませんから、こまめに拭き取ってあげましょう。カビキラーみたいなものを噴射する必要はありません(というかたぶんすぐまた生える)。

それから、注意したほうが良いのが寝室のマットレス。こちらも冬の間じめじめした室内でほったらかしておくといつの間にか裏側(下側)がカビてきてしまいます。

靴箱の靴とかも油断するとカビがぶわーってなっています。主人は靴箱にしまっていたスポーツ器具でいつのまにやらカビを育てていました。


日本の梅雨とかもカビやすいですが、ニュージーランドの冬はそれ以上の速さでカビを育ててくれている気がします。木造建築だからか、なにか湿度をためやすい建築なのか?なんででしょうね。

ちなみにひどいときには天井にカビが生えて、胞子を降らしてくれています。カビはアレルギーを起こしたりもするようですから、喘息持ちの方や小さなお子さんがいる方は本当にお気を付けください。

洗濯物の室内干しはNG!

ただでさえじめじめなので、なるべく室内で洗濯物を干してさらに湿度を上げることはしない方が良いと思います。

かと言ってすべて乾燥機に直行だとかなり電気代がかかる上に、一日中ゴインゴインという音を聞く羽目に。

おすすめは軒下または駐車場などの、外の濡れない所で干して水分を飛ばしてから→乾燥機できちんと乾かす手法です。

軒下や駐車スペースでも、雨の日に外に干すと完全には乾きにくいですが、そこで少し乾燥させてから乾燥機に入れます。

最初の濡れた状態から乾燥機に入れるよりもグッと乾燥する時間が短くて済みます。



天気の悪い日が多くて日照時間も短い冬は本当に憂鬱!野菜も高いし…良いことと言ったら日に焼けにくいくらいじゃないですかね?

ただ春ももうすぐそこですから、何とか乗り切りましょう。

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2017年9月6日水曜日

レモンの栽培がニュージーランドでは人気?

私がニュージーランドに住んでいて発見した超マイナーなニュージーランドあるある!の一つ…それは「ニュージーランドでは庭によくレモンの木が植わっている」です!

そこで家の周りでレモンの木の数を数えたり、レモンの木が人気の理由について調べてみました!

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ニュージーランドではレモンの栽培をしている家が多い

ニュージーランドではオークランド都心部を除けば、庭付きの戸建て住居が多く、皆さん思い思いの木を庭に植えたりして楽しんでいます。その中でもかなり高頻度で見るのがレモンの木!

主人の実家(ベイ・オブ・プレンティにあります)でも当然のように植わっています。レモンの木、レモネードの木(レモンとは違うよ!)x2本、オレンジの木、と言うようにシトラス系ばかりで4本も植えています。

さらに主人の弟さんのお宅にも、小ぶりで良くなるレモンの木が植わっています。

また、主人の実家では自分の家にレモンの木があるくせに、お隣さんの家のレモンまで貰ってきていますし、友人の方が「うちのレモンたくさんとれたよ~」と言って持ってきてくれることもシバシバ。

つまりこの方々の家にもレモンの木があるということ!みんな植えてるの、レモン?と思いました。

オークランドの住宅街にもレモンの栽培が多く見られた

しかしさすがに、主人の周りだけでレモンの木が多いと決めつけるのは良くないので、次にオークランドの自宅周辺を調べてみました。

私たちが住んでいるのは、オークランド郊外で50件ほど家が並んでいる行き止まりの小さな道。この道沿いで散歩がてら、レモンの木があるお宅を探してみました。

その結果…

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おお、まずは早速!たわわになっています。

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見にくいけどたぶんこれもレモン!

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こちらのお宅にはレモン(左)とオレンジ(右)が!

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小ぶりのレモンの木!

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大きな木の陰にひっそりとレモン(!)

…といった感じで、写真に撮らなかった分もふくめて道の右側に4家、左側に4家でレモンの木が見つかりました。これだけで、50件中8件でレモンの木を植えていることになります!すごくない!?

ちなみに、カウントには含めていませんが、まだ植えたて過ぎて実がなっていないけど、たぶんこれもレモン?って感じの木とかもありました。よそ様の家をまじまじと見るわけにもいかず、家の裏庭とかに植えてあり見逃したレモンの木もあるかもしれません。実際にはもっと多かった可能性があります。

レモン栽培のメリットとは!?

ニュージーランド人ならレモンよりキウイフルーツでしょ!と言いたくなったので、現地人代表として主人とその実家に聞いてみました。

すると、答えとしては
「長くニュージーランドに住んでいる親世代は、冬と言えばレモンを使ってホットレモンやレモネードを飲んで風邪予防する習慣があるからね~、自宅の庭で冬中レモンが木になっていると便利」

「子供世代は、親がレモンの木ばかり植えてるの見て育ったから、なんとなく庭=レモンの木、とりあえず植える感じじゃない?、黄色くて可愛いし

…ということでした。

他に、育てるのが簡単で、そんなに大きくなる木でもないことも理由なようです。


レモンを使ってホットレモン!

確かにそう言われると、主人の実家のお義母さんお義父さんも、冬には毎日のようにホットレモンを作っています。その影響で、我が家でもしょっちゅうホットレモンを作ります(私たちはレモンはわざわざ購入してます)。

突然ですがそんなホットレモンの作り方をこちらで紹介!下記の材料をマグカップで混ぜるだけです。美味しいよー
  • レモン汁:マグカップの底に1~1.5cmほど。大きめのレモンなら1/2個分、小さなレモンなら1個分くらいです。
  • 砂糖:小さじ2
  • ハチミツ:小さじ1(無ければ上記のお砂糖を小さじ3にすることで代用)
  • お湯:マグカップ1杯分

暖かい飲み物を飲まない人は、最初に少量のお湯で溶かしてから氷水を足せば、レモネードにして飲めます。

ハチミツの名産地のニュージーランドですが、上記ハチミツをマヌカハニーにすればさらに風邪予防の効能が高まりそう!冬の間の風邪予防に、風邪をひきそうと感じた時に自家製ホットレモンでビタミンCを取って、自然治癒力を高めましょう。

…ちょっとそれましたが、上記のようにレモンが好きな家庭が多いから、レモンを植えている家も多いということでしょうね。ニュージーランドのキッチン用品を置いているお店では、レモンを絞る器みたいなキッチン小物が、シンプルなプラスチックの物と瀬戸物でかわいらしいものなど何種類か置かれているのも、レモンがとても身近な食材だからかもしれません。

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レモンの育て方は?

レモンは冬に実をつけるため、日本では11月~2月くらい、季節が真逆のニュージーランドでは5月~8月くらいに実を生らせます。

日当たりの良いところを好みますが、育成に必要とするスペースは少ないほうです。木自体もぐんぐん大きくなるタイプではないので、比較的育てやすい種類の様です。

苗のお値段は大きさによってピンキリですが、20ドル~40ドルくらいでニュージーランドではガーデニング屋さんで手に入れられるようです。植え付けは、冬は避けてあげましょう、とホームセンターで教えてもらえました。

植木鉢などでも小ぶりな物なら育てられるようですね。我が家は賃貸なので直植えは無理だけど、大きな植木鉢でレモン育てたくなってきた~(笑)

おススメレモンの料理・使い方!

そういえば、上記のレモンの他にも、レモンはニュージーランドでのお菓子作りでも大活躍していると思います。

例えば、レモンケーキレモンスクエアという、ニュージーランドのベーカリーで良く見るお菓子を作る時はレモンをたっぷりと使用します。

それから、これまたカフェやベーカリーで良く見かけるマフィン(カップケーキ)、これの上にのっている甘ーいアイシングが、レモンアイシングの時があります。

外食する際に、お冷として出てきたお水に大きめのレモンスライスがドボンと入れられていることもありますよね。自家製の無農薬レモンならそのような使い方も出来そうです。


私の好きなレモンの使い方はズバリ、ダイエットコーラにレモン汁を入れて飲むこと!昔「レモンコーラ」という商品があったのですが、その自家製バージョンです。

コーラはちょっと甘めでね~という人には、酸味が聞いてスッキリと飲みやすいコーラになります。もちろん普通の炭酸水に入れても美味しいです。

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ビタミンCたっぷり!

まとめ

以上、ニュージーランドではレモンの木を栽培している家が多いなーというところから、その理由や用途についてまとめてみました。

結果、主人の実家周り&オークランド住宅周りではレモンの木を植えている家は本当に多かったです!家の庭で自家製レモンの栽培を始めたら、ニュージーランド風な庭といえるかも…?

ニュージーランドに来た際にはぜひニュージーランド産レモンとレモンスイーツをご堪能あれ。

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2017年8月29日火曜日

海外生活ではやっぱり欲しい!海外仕様の炊飯器

前の記事で頑張って麦ごはんを炊いてみたりして、健康に気を付けている我が家。海外に住みだしてますます、和食の健康効果を再認識されます。

そんな和食で欠かせないのがやっぱり米、そして米を炊くための炊飯器!我が家は海外への引越しに際して、海外仕様の日本の炊飯器をわざわざ持ってきたクチです。ベタですけど、日本の炊飯器(海外仕様)はほんと素晴らしい!これから海外へ引越される方、海外在住のご家族・ご友人を訪問する予定のある方、海外仕様の炊飯器を持っていくと絶対に良いですよ!

…というわけで、参考までに我が家の可愛いマイ炊飯ジャーこと、海外仕様の炊飯器を紹介します。

象印メーカーの海外仕様の炊飯器!

早速、我が家の可愛い可愛い炊飯器です!
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じゃーん

象印メーカーの海外仕様の炊飯器です。海外引越しの準備をしている時に、近所のヨドバシカメラで購入しました。すべての店舗にあるのかは確認できていませんが、ヨドバシカメラの家電製品売り場には、海外仕様炊飯器コーナーがあり、2万円弱~5万円くらいの価格帯で、何種類もの海外仕様の炊飯器が並べてあります。

これら海外仕様の炊飯器たちは、220~230Vの電圧に対応しており、日本国内では使えません。あくまで海外で使用する用の製品です。

我が家のマイ炊飯ジャーの製品番号は、NS-YMH10という5合炊きのモデルです。「極め炊き」と言うモデルのようですね。海外仕様の炊飯器までずらっと多種揃っているなんて…アマゾンもヨドバシでも、海外仕様の炊飯器の需要があるのでしょうね。

ヨドバシカメラの炊飯器コーナーでは他のモデルや他のブランドの炊飯器も置いてありました。このモデルにした理由は、ずばり日本の自宅で利用して気に入っていたのが象印メーカーであったことと、このモデルがお値段がお手頃だったからです。日本の自宅の物も同じ象印メーカーなので、ボタンの配置とかメニューに愛着があったのでこちらにしました。

でもこちら、さすが海外仕様というだけあって、ターゲット層がどうやら中国語圏の方々なのですね。
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ドカーンと張り付けられている中国語の宣伝

メニューのボタンは、デフォルトは英語と中国語の2か国語になっています。付属で日本語と韓国語のシールがついてきていて、日本語で利用したい場合には、このシールを上から貼ります。
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ペロッとね

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シールを貼り終えると普通に日本語っぽいボタンになりますが、メニューの画面は相変わらず英語です。

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内側の釜の部分は、英語表記になっています。まあ不自由はしません。

コンセントのアダプターは購入必須!

こんな感じの炊飯器です。海外仕様なので、220 ~230Vを使用している国なら変圧器など用意する必要はありません。ただし、コンセントの形状が国ごとに異なりますので、コンセントのアダプターは用意してあげる必要があります。

海外旅行用の「変換プラグ」とか「変換アダプタ」と呼ばれるものです。このようなプラグは日本国内でも、海外に到着してからでも購入可能です。日本国内のヨドバシカメラでは、旅行関係の商品が置いてあるフロアで陳列されています。

どいういうことかと言うと、上記で紹介した我が家の海外仕様炊飯器ちゃんは、このようなコンセントになっています。このままではどこにも差せません。
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で、購入した変換プラグはニュージーランド対応の物なのですが、それは片側がこんな感じです。ニュージーランドのコンセントに差す側です。
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もう片側はこんな感じ。こちらに先ほどの炊飯器のプラグを差し込みます。
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差すときちょっと硬いんですね。よいしょッと力が要ります。
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変換プラグ装着完了!これでニュージーランドのコンセントに指せます。
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日本の炊飯器は手持ち荷物?郵送?

私は上記のようなプラグと炊飯器は両方とも、日本国内で購入して持参しました。しかも、実は私はこれを2セット購入していました。1セットは友人のプレゼント用、もう1セットが自宅用です。

日本で家電製品を購入した方はわかると思いますが、かなりしっかりとした箱と発泡スチロールのケースに入っていますよね?この炊飯器もそうなので、友人へのプレゼント用の炊飯器は、購入した箱に入ったままSAL便という安い航空便でニュージーランドの友人宅へ直接送付しました。無事到着して大変喜ばれました。

もう1セットは自宅用で、上記で紹介した炊飯器ちゃんです。こちらはニュージーランドに到着してすぐ使用したかったので、飛行機の機内持ち込み手荷物にして持ってきました。

その際、炊飯器のパッケージに入ったままだと、さすがに手荷物としてはカサが大きすぎてしまいます。そこで、自宅で梱包から出して、炊飯器本体だけをバスタオルでグルグル巻きにして大きな手提げかばんに入れました。念のためのクッション材として、炊飯器の上下に子供のおむつとか洋服も一緒に入れました。

これで飛行機内の頭上収納スペースにしまうことが出来る大きさで、無事飛行機で一緒に移動することができました。

ニュージーランドの炊飯器はどんな感じ?

この様にして現在、ニュージーランドの我が家で食事の準備に大活躍してくれている日本の炊飯器ですが…そもそもどうしてここまで炊飯器、炊飯器言うのか?ニュージーランド現地にいない方はピンとこないかもしれません。

そこで参考までに、ニュージーランド大手電機店であるNoel Leemingで売っている炊飯器がこちら

一例を記載すると一般的な炊飯器はこんな感じです。
Breville Rice Cooker 99ドル!(1NZドル=80円の時で約8000円)
価格は安いけど、セールスポイントが
  • Auto off function →自動的にスイッチが切れます(当然じゃ!)
  • Keep warm setting →保温出来ます(保温もできないことあるの?)
  • Cook 'n' look glass lid →ガラスの蓋です(普通の鍋のふたみたいなやつ) 
  • Non-stick aluminium steaming tray →ノンスティックのアルミ釜です(軽ーいやつね)
  • Includes measuring cup and serving spoon →カップとスプーンついてます(当然じゃ!)
という感じです。

何が問題って、タイマーが無いの、タイマーが!!
これじゃホカホカのごはんが朝ごはんやお弁当用に、朝一番に炊けないの!

じゃあもっと高いのはどうなのか?
執筆時点(2017年8月)で一番高い炊飯器がPhilips Grain Master 199ドル(1NZドル=80円の時で約16000円)
こちらはマスターという偉そうな名前ですが、昔は無かったモデルで、大分良い感じ!
  • 4 litre bowl capacity →4合炊き(ちょっと少ないかな?)
  • 8 multifunction programs →8つのメニュー(おお!)
  • 24 hour preset timer ensures rice and meal ready on time →タイマー付き(おお!)
  • 5 layer crystal black non stick pot for even heating and easy cleaning →5層のノンスティック釜(これはよくわからない)
…といった感じで、ひと昔は無かったタイプの炊飯器も出てきているようです。その上の99ドルのよりはだいぶ良い!

でも、1万6000円出すのならば、海外向けの象印(小さいサイズのやつ)が買えてしまいます。正直、炊飯器の性能で日本製の右に出るものはそうそう無いと思いますので、私はやはり日本製の炊飯器派です。

海外生活中もお弁当は銀シャリのおにぎり

…というわけで、日本から持ってきた炊飯器は今日も大活躍です。我が家の炊飯器は5合炊きの物ですが、4人家族の我が家では丁度良いサイズです。

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現地のスーパーのお米で

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朝起きるとごはんが炊けています!

朝ごはんに、そして子供が学校へ持っていくお昼ごはんのおにぎりを作るのに大活躍しています。現地の食事もおいしいけど、さすがにお米(と炊飯器)無しでは生きられそうに無い我が家です。

以上、海外仕様の炊飯器の購入を検討している方の参考になれば幸いです。


ニュージーランド人が大好きなSteak Sauce


ニュージーランドにお住いの皆さま、スーパーで売っているこのSteak Sauceって使ったことありますか?ニュージーランド人は大好きですよね…

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カルチャーショック?何にでもSteak Sauceをかける男

ニュージーランド人の主人と結婚する前、まだ出会って当初のころの話です。頑張っておいしい手作りの日本食を食べさせてあげようと、「親子丼」を一生懸命作りました。

さて完成して、ホカホカごはんの上に鶏肉が乗ったどんぶりを受け取った当時の主人は「美味しそう~」と言いながら立ち上がると、冷蔵庫に向かいました。

そして次の瞬間、
ブチャチャチャチャッ
という(汚らしい)音とともに茶色いソースを思いっきりかけるではないですか。私の作った親子丼に。

はァ!?味ちゃんとついてんだけど!?」と頭にきた私に対して、
いや、だってお肉にはSteak Sauceだし…」と、よくわかっていない顔の主人…

いえ、たぶん良くわかっていなかったのは当時の私の方なのでしょう。何にでもSteak Sauceをかけるニュージーランド人の食生活の1つをまだ良く知らなかったのですから。

その後だんだんとわかってきたのは、主人はありとあらゆる食事とりあえずSteak Sauceをかけて食べるということでした。

焼いたお肉はもちろん、ハムと食パンでサンドイッチを作る時にはSteak Sauceをひとかけ。マカロニチーズの上にもSteak Sauce。ゆでた野菜には当然Steak Sauce。なんとバナナにまでSteak Sauceをかけていました。

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バナナにソースって気は確かか?

さすがにバナナにSteak Sauceはニュージーランド人の中でも意見が賛否両論分かれるようですが、このようになんにでもSteak Sauceをかける人は主人の家族・知り合いでは多くいました。BBQでソーセージと言えばSteak Sauceが出てきます。

日本食は味が薄く感じるらしい

いや、折角頑張って味付けした親子丼にはさすがにソースをかけないで欲しい、といったところ「でも味が薄い」とのこと。

味覚が鈍い!

その後の数回の食事から分かったのは、どうやら「照焼チキン」なら大丈夫なのですが「親子丼」だと味が薄すぎるとのことでした。つまり「照焼ソース」くらいこってりとした濃い味のものがかかっていれば、味が薄いとは認識されないということが分かってきました。

確かに外国のお料理って、日本食に比べると大味で濃い味付けの物が多いですよね。主人と私も育った環境の違いから、味覚の感じ方がだいぶ違うようで、付き合いだした当初は本当にカルチャーショックでした。外食ならまだしも、一生懸命作った手料理に余計な物(ソース)かけるのは本当にやめて欲しい…

味覚の違いに何とか歩み寄るのも国際結婚!

私たちが付き合いだして最初のころはこの「手料理にSteak Sauce」について言い争いが絶えませんでした。

いやあ「味覚」って一緒に生活していく上では結構重要ですよね。ましてや国際結婚ともなると「味覚の好みのズレ」って、結構な障壁になるのではないでしょうか?

さて私たちの場合はですが、この「手料理にSteak Sauce」の一件については徐々にお互いに歩み寄ることが出来るようになりました。

具体的には、ごはんを作る私側は「主人の食事のソース・タレは少し甘めに、濃い目に作ってあげる
主人側は「まずは何も(ソースを)加えずに食べてみる」ようにしました。

豚肉の生姜焼きにしても、自家製焼き肉のタレにしても、普段よりも気持ち(小さじ1/2~1くらい)多めにお醤油と砂糖と入れると、主人好みの味になりました。

あれから十数年が経過した今、主人は今でも濃い目の味付けは好みますが、食事のたびにSteak Sauceのボトルを探すことは無くなりました。

Steak Sauce自体は美味しいんだけど

一方で我が家の冷蔵庫からSteak Sauceが無くなることもありませんでした。主人が今でも大好きなSteak Sauce、実はこれ自体は結構美味しいと、私も思っているんです。

日本のウースターソースのようにピリリとした辛さは無く、甘酸っぱいソースです。かなりドロドロとしていて、茶色いケチャップという感じです。オーブンで焼いたお魚なんかに掛けると美味しいです。マイルドな味のソースなので、子供も大好きです。

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Steak Sauce自体は悪くないんです

原材料を見てみると、主にFruit Puree。それだけ?ってくらい本当に果物だけで出来たソースという感じで、甘酸っぱいシンプルな味なのも納得です。(そう考えると先ほどのSteak Sauceをバナナにつけるというのも、果物であるバナナに果物のソースをかけているわけで、そこまでおかしくは無いのかもしれません…?

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原材料はいたってシンプル

そんなこんなで、一時期は私たちの国際結婚の障壁にすらなるかと思われたSteak Sauceでしたが、今は無事冷蔵庫に常備されて、時々家族で楽しんでいます。ニュージーランドに来た際はぜひこの現地の味を、お試しください。

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2017年8月28日月曜日

巨大室内トランポリンのプレイパークへ遊びに行ってみました!

前の記事でタウランガにあるハチミツ専門店Mossopに行ってきたのですが、そのついでに近くにあるトランポリンのプレイパークFlipOutで子供たちを遊ばせてきました。1時間ちょっとという少ない時間でしたが、トランポリンで思い切り遊んで子供たちは汗びっしょり。雨の日に子供を連れて行く室内プレイパークとしては中々良い場所でした。


FlipOutはトランポリンばかりの室内プレイパーク!

FlipOutとは、ニュージーランド国内に2017年現在で6カ所の店舗を持つ室内プレイパークです。しかしプレイパークと言っても室内に遊具があるわけでは無く、あるのはトランポリンだけ!

広い室内に多数のトランポリンがあり、そこで思いっきり飛び跳ねるという場所なのです。

今回行ったのはFlipOutのタウランガ支店:ホームページはこちらです
ハチミツ専門店Mossopと同じく、Taurikoという町にあります。

利用には料金が掛かります。入場料は3歳以上なら11時間15ドル、または2時間で27ドルとなります。そのほかにファミリープランというのが、1時間50ドル(延長1時間につき+10ドル)で記載されていました。

ちなみに中では衛生上、靴下の着用が必須です。ぴょんぴょん飛び跳ねても脱げにくい、ぴったりとした靴下を準備していきましょう。

広い室内が全面トランポリン!

我が家は8歳と3歳の息子たちがそれぞれ1時間の利用ということで、15ドルx2人の合計30ドル支払って中に入りました。入り口にはロッカーがあり、大きな荷物屋飲み物、靴を置いておくことが出来ます。

入り口付近では飲み物やちょっとした食べ物が販売されています。付き添いの大人がコーヒーを飲めるカフェが2階に設置されていました。

中は広~いのですが、ほぼ全面がトランポリン張りされています。1枚のトランポリンではなく、いくつものトランポリンが並べておいてある感じで、トランポリンの間は黄緑色のクッションで覆われていて安全です。

安全な利用のために、1枚のトランポリンでは1人まで決まっていて、1つのトランポリンの中で思いっきりジャンプしている子供たちがいました。一方トランポリンの間を跳ねながら走り回って遊んでいる子供たちもいました。

8歳以下の専用エリアもあり

まず入り口付近には、8歳以下、身長120センチ以下の子供専用のエリアがあります。トランポリンとスポンジプールがあり、トランポリンで思いっきり跳ねたりスポンジに飛び込んだりすることが出来ます。

まず入場して最初、慣れるまでは我が家の息子たちはこの8歳以下エリアで飛び跳ねました。徐々にトランポリンに慣れてくると、せっかく来たのだから他の場所も見てみよう、ということになりました。

8歳以下エリアにて

広いトランポリンエリアは小学生中・高学年にぴったり!

その他の広いトランポリンのエリアは、小学生の中・高学年くらいのお子さんにぴったりだと思います。

例えばトランポリンを利用してちょっと高い台に飛び乗り、そこからジャンプしてマットの上に飛び降りる練習が出来るエリアがあります。下の写真奥のブルーのマットのところです。

トランポリンで1mくらいの台へ飛び乗るエリア

マットへの飛び降りは、台の上にトランポリンを利用して飛び乗る能力のある子ども(たぶん10歳くらい?)から利用可能となっています。

また、奥にはひたすら長いトランポリンが張ってある場所も。子供たちは跳ねながら走りまわったり、一カ所でジャンプの反動をつけてフリップ(回転)の練習をしたりと楽しんでいます。

長ーい! 

我が家の8歳も走ったり飛んだり楽しんではいましたが、反動をつけて思いっきり高くジャンプしたり回転をしたりは、まだ身体能力的に無理でした。10歳前後になるとそういう高度なトランポリン上での動きにチャレンジできるので、より一層このFlipOut内の施設を楽しめるだろうなと感じました。

 白い良く飛ぶトランポリンで飛び込みの練習も

中央には特別良く弾む白いトランポリンが用意されています。こちらでは、一人ずつ思いっきり高く飛んで隣にあるスポンジの中に飛び込むことが出来ます。飛び込みの際に、空中でクルクルっと回転するフリップにチャレンジする子供たちも多数いました。

家の息子8歳もチャレンジ…したものの、まだ体重が軽いので重さが足りず、あまり高くはジャンプできませんでした。それでも白いトランポリンからの飛び込みにチャレンジ!ポフッという感じでトランポリンからスポンジプールに飛び込みをしていました。スリル満点で楽しかったそうです。

ちなみにこの良く弾むトランポリンコーナーではインストラクターさんが見張っているので少し安心です。

白いトランポリンはめちゃくちゃ弾むらしい…

2歳以下の兄弟は専用プレイエリアで

室内には2歳以下の子供用のエリアもあります。ちょっと狭いですが、一応小さなトランポリンもあります。2歳以下はそもそも入場が無料ですから、兄弟をトランポリンに連れて来ていて、付き添いで一緒に来た2歳以下の兄弟がいる場合に使用するエリアとなります。

小さなエリアなので、正直ここで遊びを満喫!…とまではいかないと思います。それでも、2歳以下の子供は広いトランポリンのエリア連れていけませんので、その子たちを遊ばせる安全な専用エリアがあるのはありがたいですね。

付き添いの2歳以下児を隔離(笑)するエリア

お誕生日パーティーも出来るらしい

私たちが参加した日も、2組の家族がバースデーパーティーを行っており、「OO君のお誕生パーティーのメンバーはお食事の時間なので集まってください~」という内容のアナウンスが入っていました。

どうやら参加メンバー1人当たり20ドルから、FlipOutにてバースデーパーティーの企画が出来るようです。個人的には以前行ったチップマンクス(Chipmunks)のほうがバースデーパーティーには向いていると感じましたが、トランポリン大好きな子にはFlipOutのほうが良いのかもしれません。

他のトランポリンプレイパークのお店たち

このFlipOut、息子はとても楽しめたのですが、私たちが普段住むオークランドには店舗が無いようです。

そこで少し調べたところ、オークランド内にも似たような室内トランポリンのプレイパークが何カ所もありました。トランポリンって人気があるんですね。

Gravity Trampoline Park →http://www.gravitynz.co.nz/

どれも楽しそう!今度ぜひこちらにも、息子たちを連れて行ってみたいです。FlipOutもそうですが、上記のようなトランポリンのプレイパークでは子供向けのトランポリンの指導をしてくれるレッスンも行っています。一度参加して、きちんとしたジャンプの仕方を学ばせてみたいですね。

行ってみた感想のまとめ

トランポリンって体幹が鍛えられたりバランス感覚が養われたりと、子供にとっては楽しく身体能力を高められるとても良いものだと思います。

今回行ったようなトランポリンの室内パークは、自宅にトランポリンが無かったり、子供が大きくなって自宅用の小さなトランポリンでは満足できなくなったという場合に、子供たちが思いっきりトランポリンを楽しむのに絶好の場所だと感じました。

トランポリンで思いっきりジャンプしたり回転したりする身体能力が備わってからのほうが楽しめるので、小学生以上が向いていると思います。今回、一緒に連れて行った3歳の息子も楽しんではいましたが、大きな子にトランポリンで潰されたらどうしようと心配で目が離せませんでした。8歳以下限定の区画も用意されてはいましたがそれでも心配でした。

兄弟で連れてく場合には、上の子も下の子も両方小学生くらいになってからが、一番楽しめると感じました。10歳前後~中学生くらいには超おすすめです!こんなにトランポリンで思い切り遊べて、空中フリップの練習が出来る場所は、他には中々無いと思いました。



ベイ・オブ・プレンティ(Bay of Plenty)のハチミツ専門店Mossopに行ってみました!

ニュージーランドのお土産で有名な物の一つがハチミツです。中でも抗菌作用がありマオリ族も重宝していたというマヌカハニーは国際的な人気商品!さて、週末にベイ・オブ・プレンティ地域に足を運んだついでに、そんな高級なマヌカハニーを量り売りで購入できるハチミツ専門店、Mossopに寄ってきました。



Mossopはニュージーランド産のハチミツを扱う専門店

MossopTaurikoという町にあるハチミツ専門店です。65年の歴史を持つお店で、家族経営でハチミツ作りのノウハウが受け継がれています。地元で作られた数種類のハチミツが並び、試食してみて気に入ったものを購入することが出来ます。
ホームページはこちら⇒ http://www.mossopshoney.co.nz/

お店の外観

Mossopはベイ・オブ・プレンティ(Bay of Plenty)エリアのタウランガ(Tauranga)の周辺に位置する、Taurikoという場所にあります。Taurangaとロトルア(Rotorua)を繋ぐState Highway36番と、State Highway29番が交わる場所がTaurangaから車で10分のところにあります。Mossopはその周辺に位置します。

State Highway沿いにあるため、大変見つけやすいところにあるお店です。オークランドからならば、タウランガやロトルアに寄った際についでに足を止めるのに丁度良い立地だと思います。

このサインを探そう 

Mossopでのお目当ては「ミツバチ」のディスプレイ!

私たちがMossopに立ち寄る一番のお目当ては「実際にミツバチを見ることが出来る」ことです。

ニュージーランド産ハチミツを売っているところはたくさんあれど、実際にミツバチが働いているところを見ることが出来る場所は限られています。遠出してタウポ湖(Lake Taupo)の方まで行けば別ですが、オークランドの私たちからは中々遠いです。

このMossopでは、お店の中にミツバチの巣の中の様子が見れるディスプレイが用意されています!ガラス張りの向こう側が巣箱の一部となっており、生きたミツバチがせっせと仕事をしている様子を間近で観察することが出来ます。

ハチの巣の中身ディスプレイ

巣箱自体を見るわけではありませんが、ガラス越しなのでこちらの方が、小さいお子さんにも安心です。ディスプレイの横の壁にはミツバチの説明が書いてあり、こちらのパネルと見比べながら女王バチや王様バチ?(数少なくいるオスのハチ)を探してみることも出来ます。手隙の時にはお店のスタッフに「多分これがオスのハチだよ~」と説明してもらうことも出来ます。

ガラス越しなので間近で、巣の中のハチミツまで良く見える! 

これは虫が好きな子やミツバチに興味がある人にはたまりません。ハチのディスプレイは写真撮影も可能ですので、子供が一生懸命ハチを見ている姿を写真に収めても大丈夫です。

店内ではハチミツグッズが色々と販売

ハチミツ専門店ですので、店内では様々なハチミツやハチミツを使用した商品が売っています。ハチミツは、パックにすでに詰められているものはもちろん、バケツのような入れ物に1㎏とか測り売りしてもらうことも出来ます。

マヌカハニーも大きなサイズで購入できます。インターネット販売もしていますので、価格はそちらを参考にしてください。マヌカハニーが1㎏という量で47.9ドル、2.5㎏なら103.7ドルと、ハチミツを製造販売しているお店ならではの良心的なお値段で販売されています。

ハチミツは試食用の物で味見をしてから購入することが出来ます。もちろん、ハニーコム入りのハチミツも売っています。また、その他にもハチミツを使ったお菓子やクリーム、ミツバチの玩具など、ハチミツ専門店らしいグッズがたくさん販売されています。

ちょっと面白いなと思って以前購入したことがあるのは「蜜蝋のキャンドル」。ミツバチの蜜蝋を使用して作られたシート状の蝋燭で、ハチミツみたいな甘い匂いがするのです。

店内の様子

マヌカハニーアイスで一服

ミツバチを見て店内で買い物をした後は、店内で販売しているアイスを購入して食べながら帰宅することにしました。キッズサイズで1スクープ2ドル、大人サイズで1スクープ3.5ドルです。

数種類の味のアイスに加えて、マヌカハニーアイスというのもありました。濃厚で美味しい~。子供は大満足です。

キッズサイズです。幸せ~

Mossop基本情報

Mossop自体は大きなお店ではありませんが、ミツバチが見れたりハチミツグッズの品ぞろえがすごかったりと、ニュージーランド産ハチミツに関することがギュッと詰まったお店です。

クリスマス当日と元旦以外なら、週7日間休みなく営業しています。ベイ・オブ・プレンティ地域に足を運んだ際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

ちびっこも満足

お店の名前Mossop
公式ホームページhttp://www.mossopshoney.co.nz/
お店の住所761 State Highway 29TaurikoTaurangaBay of PlentyNew Zealand
営業時間・休日
4月~9: 9am - 5pm 
10月~3: 9am - 5:30pm
定休日:
クリスマス(1225日)&元旦(11日)は休み
短縮営業
1226日と12日は短縮営業 10:30am - 4:30am
お問い合わせの事務電話番号+64 7 543 0971

又はお店に直接問い合わせ: +64 7 543 0032

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