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2017年7月23日日曜日

ニュージーランドのホームレシピ!アップルクランブル(Apple Crumble)を作ったよ!



ニュージーランドで教えて貰ったホームレシピたち。その1つ、デザートのアップルクランブル(Apple Crumble)を作りました!


アップルクランブル(Apple Crumble)って何?

簡易なアップルパイのようなデザートです。リンゴを煮詰めて作った甘酸っぱいソースの上に、サクサクした歯触りとシナモンの香りがよく合う「クランブル(Crumble)」という部分がのっています。

私が教えて貰ったニュージーランドのご家庭ではクリスマス他、パーティーの時によく作っています。我が家の小学生の息子も大好きな一品です。リンゴの皮をむくのが面倒くさい以外は、作り方も簡単なデザートです。


Apple Crumbleの材料!

小さいリンゴ6-8個前後(好みで増減)
リンゴを煮る用の砂糖(大匙2-3
バター (またはマーガリン)90
小麦粉(薄力粉)1カップ
シナモンパウダー 小さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1
ブラウンシュガー 1/2カップ」

道具・正方形または長方形のベーキングトレイとオーブン

Apple Crumbleの作り方


1.まずはリンゴをむくよ!

まずはリンゴの甘煮を作るためにリンゴの皮をむいて切ります。8等分に切って種を取り、皮をむきます。

ニュージーランドのリンゴは丸かじりサイズで、日本のリンゴに比べるとどれも小ぶりの大きさですよね。皮と種を取ると笠が減るので6-8個くらい使用しますリンゴがたっぷりほしい人は多めにリンゴを使うと良いと思います。

ちなみにニュージーランドのスーパーではリンゴの種類として、Royal GalaBraeburnFuji、とかPacific Roseなどがあります。私は酸味が強くて実の歯ごたえの良いRoyal GalaBraeburnがお気に入りです。Braeburnに関しては一番良くお店で見かけるし、比較的安い気がします。


写真はまず4等分したところ。コロコロ小さいよ!


2.リンゴを甘く煮る!

小さいお鍋に皮をむいて切ったリンゴと、リンゴを煮る用の砂糖を入れます。その上からお水を入れますが、リンゴがつかる「ひたひた」よりも1-2㎝少なめにいれて、落し蓋をして煮ます。落し蓋はお鍋よりも一回り大きく切った四角いクッキングペーパーで代用します。


3.リンゴの形が崩れるくらい柔らかく

さて、リンゴが火を通るくらいで止めておくとアップルパイのようになるのですが、私が教わったお家のApple crumbleでは、リンゴの甘煮とジャムの間くらいの柔らかさになるまでじっくり煮ます。時間にして弱火で10分~15分くらいでしょうか?


弱火で5分くらい、これくらいではまだまだ~


これくらい形が崩れるようになったらOK!


フォークでつつくと簡単に壊れて、リンゴの形が崩れてグチャグチャとした見た目になるくらいになったらリンゴは完成です。火からおろして、冷ましておきます。

4Crumbleの部分を作る

小麦粉、ブラウンシュガー、シナモン、ベーキングパウダーを大きめのボウルに入れてざっくり混ぜます。その上にバター(またはマーガリン)の塊をのせます。そして、指でバターと粉類をもみ合わせていきます。ちょうどスコーンを作る時のような感じなのですが、両手の指を使って、バターに粉をまぶせながら「指でつまんで潰す」ようにしていきます。

最初バターは小麦粉に囲まれた大きい粒になりますが、続けていくとだんだんと小麦の粒が小さくなっていき、最終的にはボソボソ・パラパラとした、粉類とバターのミックスが出来上がります。

5.オーブントレイに入れる

オーブンを180度に熱しておきます。四角いオーブントレイにベーキングシートを引くか油を塗ってくっつきにくくしておきます。我が家ではシリコン型を使っているのでそのままでくっつきません。

トレイにリンゴの甘煮をすべて入れて、薄く広がるように均します。その上に、Crumbleミックスをパラパラパラーと均一に振りかけて、トレイ全体を覆うようにします。我が家のトレイは25x25㎝の大きさの正方形ですが、上記の量でリンゴもCrumbleもトレイをちょうど薄く覆えます。

6.オーブンで焼き色が着くまで焼く!

180度で2025分焼きます。Crumbleの上の部分にこんがりと焼き色がついたら完成です。焦げやすいのでよく見ておいてあげましょう!薄いので、上にこんがりと焼き色がついていれば、中は大丈夫です。


こんがり焼き色がつきました。上はサクサク!


完成~ シナモンの香りが食欲をそそりますよー。食べるときは切ってから、フライ返しのようなもので、すくいます。薄くって豪快な形成がなんとも海外らしいデザートレシピですね。


切ると下にリンゴの層、上にクランブルがのってますね!


2017年7月16日日曜日

小麦粘土を作ってみた!




 息子が通っている幼稚園では、数日ごとに小麦粘土で子供たちを遊ばせています。小麦粘土は幼稚園で自作していて、朝に毎回大量に作っています。そこでそのレシピを聞いて、お家でも作ってみました。


自作小麦粘土の材料


  • 小麦粉2カップ
  • 1カップ
  • Cream of Tartar 大匙2
  • 油 大匙2
  • 水 2カップ
  • 食品着色料(あれば)


大量の塩を使います。どばばーっ

Cream of tartarとは

これらは海外では料理、とくにお菓子を作る際に使用されることのある添加物で、スーパーの製菓コーナーで普通に売られています。日本語では、L-酒石酸水素カリウム、ケレモル(酒石酸)という商品名で売られていることがあるようです。日本でも購入は可能のようですが、海外ほど見つけやすくは無いかもしれません。

Cream of tartarの効果としては、「小麦粘土が長持ちするようになるため」らしいので、どうしても手に入らない、小麦粘土は少し使えればよい、と言いう場合ならば入れなくても大丈夫なのかもしれません。実際インターネット上ではCream of tartarを使用しない小麦粘土レシピもあるようです。今回はとりあえず教えてもらったレシピ通りにCream of tartarを入れて作製してみます。

作り方

1.まず、お鍋に水2カップ、油大匙2、Cream of tartar大匙2、塩1カップを入れて軽く混ぜながら、火にかけます。着色料がある場合は、こちらもお鍋に入れます。
2.沸騰したら火を切ります。
3.ここに2カップの小麦粉を投入します。
4.熱いので気を付けながらまぜます。まずは木べらか何かで混ぜ、熱が取れてきたら手で良くこねます。


お鍋で水、塩、Cream of tartar、油を熱しているところです。今回は着色料無しのためほんのりクリーム色。



 完成です!

あとはこねこねしてたくさん遊びましょう!密閉容器に入れて保存します。大量の塩とCream of tartarも入っているので、腐りにくくなっています。密閉容器に入れておく分には何か月も持つようですが、幼稚園では、せいぜい一週間で新しいのを作ると言ってみました。小さいお子さんが使っていると、ごみが混ざったり落っことしたりするので消耗品ですよね。

出来立てはまだほんのり暖かくて気持ちいい~コネコネ~

もっと楽しく遊ぼう!

幼稚園では、毎回色の違う小麦粘土を作っていました。色がついている方が子供は楽しいですよね。

それから、キラキラしたGlitterという工作用の粉も混ぜたりしていました。確かにきらきらした粉を混ぜると、粘土がまるで宝物の様で子供達は大喜びしていました。そのような他の工作用のものと混ぜて使うのも楽しそうです。

我が家の幼稚園児のお気に入りは、バターナイフで粘土を切ったり、子供ばさみで細長く伸ばした粘土を切ったりするままごと遊びです。

天気の悪い日は小麦粘土で室内遊び!自作すれば作るところから楽しめてしまいますよ。

2017年7月13日木曜日

ニュージーランドでの海外生活中も食費をやりくり!その1




 日本に住んでいても外国に住んでいても、日々の食費のやりくりというのは永遠のテーマではないでしょうか?どこに住んでいようと食べないわけにはいかないし、一般家庭の人間にとっては日々の食費はやはりなるべく節約したいですよね。

私たちが住むニュージーランドではこの冬野菜の価格が高騰していたりして(野菜価格の高騰についてのニュース紹介はこちら)、一般家庭にとって食費のやりくりはいつも以上に大切となっています。我が家でもの食費のやりくりがなかなか大変です。今回は食費の中では大きいお肉の1週間のやりくりを考えてみました。

今週のお肉の買い物!

お肉の買い物は週に1回にしています。日本に住んでいたころは、自宅の近く徒歩10分ほどにスーパーがあり便利だったのですが、ニュージーランドでは車で行かなければいけないのもあり面倒なのと、やりくりの必要性上お肉は週に1回の大きな買い物で購入しています。野菜、果物はどうしても足りなくなるので週の半ばで買い足しています。

今回の購入は…

  • 鶏むね肉(骨なし、皮つき)1.4㎏ 15.52ドル ←今週の特売・かなり安い!
  • 牛ひき肉 800グラム、 9.8ドル
  • 豚肉ロースト用塊、3キロ 18.43ドル 
  • ソーセージ 1パック 2.73ドル



 重かったよ!

牛肉のひき肉 800g

ひき肉は、基本的には牛肉の中では安く価格が安定しているので、ほぼ毎週利用しています。特に大きいパックのほうが価格が安く設定されていることがあります。今回購入したのも大きいサイズのパックで約800g入っているため、半分に分割した上でそれぞれを処理してから冷凍保存しました。

最初の半分は、みじん切りにした玉ねぎx2個分とニンニクと一緒にフライパンで炒めてから冷凍しました。こちらは、トマトの缶詰を利用してミートソースにし、パスタとして夜ご飯にしました。

パパっとその日のうちに炒めます。

もう半分は、玉ねぎx1、卵x1、パン、豆乳少々を入れて、塩コショウを加えてよく練り、ハンバーグ上に形成してから冷凍保存しました。調理する際は、冷凍した状態からオーブンに入れて加熱します。トマトケチャップや他の野菜と一緒にパンにはさんで、ハンバーグにしました。

クッキングシートに広げて冷凍⇒固まってからビニール袋に投入

鶏肉の胸肉1.4

鶏肉はその週の価格によって購入する部位を決めています。特に骨なしの胸肉(Chicken breast, boneless)は、皮つき(Skin on)と皮無し(Skin off)の両方が売っていますが、どちらかが特売価格として安くなっていることが多いです。価格をチェックして、お買い得な方を必ず買うように心がけています。柔らかくて子供たちも大好きなため、毎回多めに買っています。

今回は、1.4㎏程あるため、3分割して冷蔵、冷凍に分けました。

まず1/3は唐揚げ用として、一口大に切ったうえで醤油・ショウガ・ニンニクの唐揚げの下味をつけて冷蔵しておきます。一晩漬けて、翌日の夜ご飯にする予定です。

次の1/3は大きな薄い切り身として、広げた状態で冷凍しました。こちらは解凍しやすいように平たくしています。解凍後に、鶏の照焼にしました。

最後の1/3は、一口大くらいの切れ目にして、冷凍保存しました。こちらは、冷凍する段階では用途が決まっていませんでした。カレー用・唐揚げ用・親子丼など色々な使い道が想定できました。

豚肉ロースト用塊肉3

豚肉ロースト用はやたらと大きい塊肉ですが…これを購入する理由としては、まず圧倒的にキロ当たりの値段が安い!キロ当たり6ドルとかですから、普通の切り身(大体キロ当たり1416ドル前後)の半額以下の値段となります。

その代償としてこのロースト用塊には皮がついていたり、骨が入っていたりと食べれない部位も含まれて入りのですが、それを差し引いても安いため、豚肉はロースト用塊を買うことが多いです。

今回は、この3㎏の塊からまず、皮部分を切り取りました。ほぼ脂肪分だからです。
そして残りを3分割しました。

皮だけで結構がっつりあります。

今回の3分割。左が骨入り(ロースト用)、真ん中が筋が少ないので丸ごと煮物用、右側が筋が多めなのでぶつ切りにしてカレー用となりました。

骨の入った中央の塊の部分は、そのまま冷凍しました。こちらは半解凍状態からオーブンに入れてじっくりと焼き、ローストポークにします。

骨のない残り2つの塊のうち、筋の多い片方は、一口大くらいに荒く切って、冷凍しておきます。こちらはカレー又はシチュー用にします。

骨のない残り2つの塊のうち、筋も少ない塊肉は、そのままの状態で冷凍しました。こちらは圧力鍋を使用して、ゆで豚、または豚の八角煮などにします。

なお、このロースト用塊豚肉を買う際は、買う商品をよく選ぶ必要があります。スーパーの豚肉コーナーにはいくつも塊肉が置いてありますが、部位によっては肉のサイズのわりに皮の面積が大きかったり、骨が複数入っていたりします。後々の処理のしやすさを考えなたら、なるべく骨・皮の占める割合が少なそうなものを選ぶと得です。なお、ロースト用塊肉は賞味期限が長く設定されており、古い肉も混ざっていることがあるので、必ず肉の消費期限と状態(色や肉汁の感じなどを目視で)確認するようにしています。

ソーセージ1パック

ソーセージはキロ当たりの値段が大変安いですが、いろいろな肉や添加物が混ざっています。脂肪分も多くカロリーも高いので、健康のことを考えて週に1回分程度の購入に留めています。

まとめの献立

以上の下処理により、今回購入したお肉たちは下記のメニューになる予定です。
1日目 ソーセージ
2日目 唐揚げ(買った日に下味に漬けておいたもの)
3日目 ローストポーク (骨入り塊肉)
4日目 ハンバーガー(牛のひき肉を形成しておいたもの)
5日目 鶏肉の照焼 (薄い切り身にして冷凍しておいたもの)
6日目 カレー(豚肉の一口大)
7日目 パスタ(牛のひき肉を炒めておいたものから)

*予備(お昼のおかずなどに使用することも)
鶏肉の多目的一口大
豚肉の塊肉

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