2017年7月13日木曜日

ニュージーランドでの海外生活中も食費をやりくり!その1




 日本に住んでいても外国に住んでいても、日々の食費のやりくりというのは永遠のテーマではないでしょうか?どこに住んでいようと食べないわけにはいかないし、一般家庭の人間にとっては日々の食費はやはりなるべく節約したいですよね。

私たちが住むニュージーランドではこの冬野菜の価格が高騰していたりして(野菜価格の高騰についてのニュース紹介はこちら)、一般家庭にとって食費のやりくりはいつも以上に大切となっています。我が家でもの食費のやりくりがなかなか大変です。今回は食費の中では大きいお肉の1週間のやりくりを考えてみました。

今週のお肉の買い物!

お肉の買い物は週に1回にしています。日本に住んでいたころは、自宅の近く徒歩10分ほどにスーパーがあり便利だったのですが、ニュージーランドでは車で行かなければいけないのもあり面倒なのと、やりくりの必要性上お肉は週に1回の大きな買い物で購入しています。野菜、果物はどうしても足りなくなるので週の半ばで買い足しています。

今回の購入は…

  • 鶏むね肉(骨なし、皮つき)1.4㎏ 15.52ドル ←今週の特売・かなり安い!
  • 牛ひき肉 800グラム、 9.8ドル
  • 豚肉ロースト用塊、3キロ 18.43ドル 
  • ソーセージ 1パック 2.73ドル



 重かったよ!

牛肉のひき肉 800g

ひき肉は、基本的には牛肉の中では安く価格が安定しているので、ほぼ毎週利用しています。特に大きいパックのほうが価格が安く設定されていることがあります。今回購入したのも大きいサイズのパックで約800g入っているため、半分に分割した上でそれぞれを処理してから冷凍保存しました。

最初の半分は、みじん切りにした玉ねぎx2個分とニンニクと一緒にフライパンで炒めてから冷凍しました。こちらは、トマトの缶詰を利用してミートソースにし、パスタとして夜ご飯にしました。

パパっとその日のうちに炒めます。

もう半分は、玉ねぎx1、卵x1、パン、豆乳少々を入れて、塩コショウを加えてよく練り、ハンバーグ上に形成してから冷凍保存しました。調理する際は、冷凍した状態からオーブンに入れて加熱します。トマトケチャップや他の野菜と一緒にパンにはさんで、ハンバーグにしました。

クッキングシートに広げて冷凍⇒固まってからビニール袋に投入

鶏肉の胸肉1.4

鶏肉はその週の価格によって購入する部位を決めています。特に骨なしの胸肉(Chicken breast, boneless)は、皮つき(Skin on)と皮無し(Skin off)の両方が売っていますが、どちらかが特売価格として安くなっていることが多いです。価格をチェックして、お買い得な方を必ず買うように心がけています。柔らかくて子供たちも大好きなため、毎回多めに買っています。

今回は、1.4㎏程あるため、3分割して冷蔵、冷凍に分けました。

まず1/3は唐揚げ用として、一口大に切ったうえで醤油・ショウガ・ニンニクの唐揚げの下味をつけて冷蔵しておきます。一晩漬けて、翌日の夜ご飯にする予定です。

次の1/3は大きな薄い切り身として、広げた状態で冷凍しました。こちらは解凍しやすいように平たくしています。解凍後に、鶏の照焼にしました。

最後の1/3は、一口大くらいの切れ目にして、冷凍保存しました。こちらは、冷凍する段階では用途が決まっていませんでした。カレー用・唐揚げ用・親子丼など色々な使い道が想定できました。

豚肉ロースト用塊肉3

豚肉ロースト用はやたらと大きい塊肉ですが…これを購入する理由としては、まず圧倒的にキロ当たりの値段が安い!キロ当たり6ドルとかですから、普通の切り身(大体キロ当たり1416ドル前後)の半額以下の値段となります。

その代償としてこのロースト用塊には皮がついていたり、骨が入っていたりと食べれない部位も含まれて入りのですが、それを差し引いても安いため、豚肉はロースト用塊を買うことが多いです。

今回は、この3㎏の塊からまず、皮部分を切り取りました。ほぼ脂肪分だからです。
そして残りを3分割しました。

皮だけで結構がっつりあります。

今回の3分割。左が骨入り(ロースト用)、真ん中が筋が少ないので丸ごと煮物用、右側が筋が多めなのでぶつ切りにしてカレー用となりました。

骨の入った中央の塊の部分は、そのまま冷凍しました。こちらは半解凍状態からオーブンに入れてじっくりと焼き、ローストポークにします。

骨のない残り2つの塊のうち、筋の多い片方は、一口大くらいに荒く切って、冷凍しておきます。こちらはカレー又はシチュー用にします。

骨のない残り2つの塊のうち、筋も少ない塊肉は、そのままの状態で冷凍しました。こちらは圧力鍋を使用して、ゆで豚、または豚の八角煮などにします。

なお、このロースト用塊豚肉を買う際は、買う商品をよく選ぶ必要があります。スーパーの豚肉コーナーにはいくつも塊肉が置いてありますが、部位によっては肉のサイズのわりに皮の面積が大きかったり、骨が複数入っていたりします。後々の処理のしやすさを考えなたら、なるべく骨・皮の占める割合が少なそうなものを選ぶと得です。なお、ロースト用塊肉は賞味期限が長く設定されており、古い肉も混ざっていることがあるので、必ず肉の消費期限と状態(色や肉汁の感じなどを目視で)確認するようにしています。

ソーセージ1パック

ソーセージはキロ当たりの値段が大変安いですが、いろいろな肉や添加物が混ざっています。脂肪分も多くカロリーも高いので、健康のことを考えて週に1回分程度の購入に留めています。

まとめの献立

以上の下処理により、今回購入したお肉たちは下記のメニューになる予定です。
1日目 ソーセージ
2日目 唐揚げ(買った日に下味に漬けておいたもの)
3日目 ローストポーク (骨入り塊肉)
4日目 ハンバーガー(牛のひき肉を形成しておいたもの)
5日目 鶏肉の照焼 (薄い切り身にして冷凍しておいたもの)
6日目 カレー(豚肉の一口大)
7日目 パスタ(牛のひき肉を炒めておいたものから)

*予備(お昼のおかずなどに使用することも)
鶏肉の多目的一口大
豚肉の塊肉

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