2017年7月28日金曜日

ニュージーランドの小学校について*その3 制服や準備は何が必要?



ニュージーランドの小学校は制服!

日本では公立の小学校は基本的に私服ですが、ニュージーランドの公立小学校は基本的に制服となります。そのため、小学校に通い出す際には、制服一式の購入が必要となります。


制服の内容は?

制服の内容は学校ごとに違います。多くの場合は学校のロゴが入ったポロシャツ、ズボンまたはスカート(キュロット)、ジャケットを最低限購入する必要があります。その他学校指定の帽子や靴下もある場合があります。

制服は季節感が少ない…

制服には、夏服・冬服の区別はほとんどありません。全季節共通のシャツは、日本の制服で良くあるアイロンがけが必要な夏用・冬用シャツでは無く、メンテナンスも楽な半袖のポロシャツです。

半袖のポロシャツなんて、冬はどうすんの?と言いたくなりますが、冬場は半袖のポロシャツの下に長袖の黒いシャツを着用したり、上に制服ジャケットを着用することで対応します。 
 

制服っていくらくらいするの?

私たちの小学校の場合は下記のようなお値段となっています。(どれも一着あたり、ニュージーランドドルです。)

  • ポロシャツ…40ドル
  • 短パン…34ドル
  • キュロットスカート…40ドル
  • ズボン…44ドル
  • フリースジャケット…50ドル
  • 撥水ジャケット…50ドル
  • 帽子…17ドル


高いですね!これは、普通に売っている洋服と比べてもかなり高めのお値段設定になると思います。ただしその分作りは良いです。制服のポロシャツもかなりしっかりしていて、何度も洗っても簡単にはヨレヨレになりません。

新品は中々値段が張るため中古品も購入したい所ですが…中古は見つかればラッキーで、私は探してもほとんど見つかりませんでした。1家庭2-4人兄弟も珍しくないので、家族の中でお下がりが回っていくのかもしれません。 
 

とりあえず必要最低限の制服を購入!

上記の制服ですが、学校が販売しているものをすべて購入する必要はありません。全部、数枚ずつ購入したりしたら大変な額になってしまいます。学校へ毎日通う中で、必要に応じて書いたしていくのが良いでしょう。

我が家としては、息子の編入の際、最初に、
  • ポロシャツ x2
  • 長ズボン x2
  • 短パン x1
  • フリースのジャケット
  …を購入しました。 ちょうど季節が冬だったので、フリースジャケットは必要だろう、下は長ズボンを主に着用すると考えての購入です。これで大体250ドルくらいですね。春になったら帽子も必要になると思います。

スタッフの方に聞いたところ「シャツやズボンは2セットくらいかって洗濯で回している人が多いみたい」とのことだったので、2着ずつ購入。結論から言うと、2セットで十分1週間回せております。 
 

靴は普通の店に買いに行く

息子の学校の場合は、靴に関しては「色が黒ならOK」という指定なので、履きやすそうな靴を靴屋に行って購入しました。具体的には、近くのショッピングセンターにてNumberOne Shoeshttps://www.numberoneshoes.co.nz/)で黒い運動靴を27ドルで購入しました。 
 

制服に合わせた下着も必要!

息子の学校では、制服のポロシャツや短パン・キュロット・ズボンの下に黒い下着ならば重ね着して良いことになっています。靴下も同じく黒と指定されています。

早速、衣類の量販店にいって、黒い長袖Tシャツやレギンス、黒い靴下を購入しました。こちらは月~金曜日毎日変えても十分足りるようにしたかったので、質よりも量を重視してWarehousehttp://www.thewarehouse.co.nz/)やK-marthttp://www.kmart.co.nz/)といった量販店にて揃えました。長袖Tシャツは一枚10ドル前後で購入可能でした。 
 

学校生活に必要なもの

さて、制服が揃ったら、他に学校生活に必要なものとして下記のようなものがあります。
  • かばん
  • お弁当箱
  • 水筒
  • 筆記用具

こちらについても学校から指定に関する指示を聞いておくと良いと思います。多くの場合は、かばんやお弁当箱、水筒に指定はありません。

ニュージーランドの小学校はお弁当!

ニュージーランドの小学校はお弁当を持参する必要があります。お弁当…といっても、食事内容が違うため、日本とはお弁当箱のスタイルも異なります。

ニュージーランドでよくあるタイプの小学生用お弁当箱がこちらです。ちなみWarehouseではこのようなお弁当箱は1020ドル前後でいくつも置いてありました。


シンプルですね。日本人としてはお弁当箱?って印象を受けると思います。大きさは横幅が大体2224㎝くらいです。この中に、小さい容器やラップで小分けにしたお昼ごはん、おやつ、小さなパックのポテトチップスやクッキー、果物などを入れて持参します。

試しに小さなリンゴとバナナを入れてみました。 
 

水筒も持参

また、飲み物も持参します。私は日本から持ってきた水筒(保冷ではなく、プラスチックで良く小学校低学年や幼稚園児が遠足用に購入するもの)を息子用にしました。水筒の中身は特に指定が無く、ジュースやスポーツドリンクでも良いみたいですね。

筆記用具

学校で使用する筆記用具については、小学校によって指示が決まっています。息子の場合は、入学手続きの際に「筆記用具リスト」を渡されて、それに合わせて揃えるという感じになりました。

リストは鉛筆、消しゴム、スティックのり、ノート数冊、色鉛筆、上記とかその程度で、安いもので揃えれば20ドル以下だったと思います。

まだ子供が小さいYear 1~2では個人用に筆記用具を準備するのではなく、「クラス共通筆記用具」として準備してそれを子供たちで使用する場合がある様です。そのような場合は、筆記用具を指定の数だけ購入して先生に渡す、という流れになります。 

 

教科書は…無い?

教科書の利用については、正直、まだ私もわからない部分が多いのですが…少なくとも息子の学校ではYear 3の段階で教科書はありません。ノートやプリントを中心に勉強しているようです。

読み書きに使う本は貸し出してくれるようで、自宅で読む宿題がある時は持って帰ってきています。教科書が無い分初期投資が少なくて済むのはありがたいですが…どんな学習内容なのかちょっと不安ではありますね。

しっかり名前を書いておこう!

言うまでもありませんが、自分の物にはすべて名前を明記しておきましょう!名前を書いておいても無くなる時は無くなるのですが… 名前を書いていないともう2度と戻ってきてくれません。 
 

小学校で必要な物*まとめ

  • 学校指定の制服一式
  • 制服用下着
  • かばん
  • お弁当箱
  • 水筒
  • 筆記用具など
制服と下着を揃えるだけでも、季節にもよりますが300-400ドルは最低限必要です。かばん、水筒、お弁当箱や筆記用具も新たに購入する場合はさらに100ドル弱必要となると思います。

学校指定の制服は言い値で買うしかありませんが、そのほかの物に関してはどこで安く売っているか、普段から目を光らせておくと、節約につながるかもしれませんね。

続く⇒その4 行ってみて気が付いた日本との違いはこちら

ニュージーランドの小学校について その1その2はこちらです。

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