2017年8月3日木曜日

年末年始の旅行はニュージーランド航空の羽田直行便で!その3 お得&快適なフライトのためのおススメ




前の記事はこちら⇒ その1その2

さて、ここまで日本~ニュージーランド間の移動にニュージーランド航空をお勧めする理由と、ニュージーランド航空の航空券の料金設定について見てきました。


よりリーズナブルに、頻度多く日本~ニュージーランド間の移動を楽しむためにも、ここからは最もお手頃価格なエコノミークラスに焦点をあてたいと思います。…というか、実際我が家のように親2人プラス子供2人で飛行機に乗ろうと思ったら、エコノミークラスじゃなきゃ無理!

ここまでのまとめ


  • ニュージーランド航空券のみを買うなら、公式ホームページからの購入が安い
  • ニュージーランド航空の往復航空券代の往路代、復路代はそれぞれ別々に決まっている。
  • 同じエコノミークラスの座席でも、スマート・セーバー、セーバー、フレキシ価格が設定されているので、できればスマート・セーバー、最悪でもセーバー価格で購入する!


スマート・セーバー、セーバー価格は早いもの勝ち!

キャンセル料とか変更手数料の違いは気にならないから、とにかく安く買いたい!という場合の狙いはスマート・セーバー価格でしょう。しかし、各便でのスマート・セーバーの席数には限りがあり、利用したい便の航空券をスマート・セーバー価格で購入できるかどうかは、早い者勝ちとなります。

その便のスマート・セーバー価格枠がすべて売り切れた時点で、次に安い価格はセーバー価格となります。セーバー価格も早い者勝ちで、こちらの枠も売り切れた際には、フレキシ価格でのみ購入可能となります。

年末年始などが高くなる理由は2つ

ではどうして、年末年始などのピークシーズンは航空券代が高くなるのでしょうか?ニュージーランド航空の料金設定では、主な理由は2つあります。
一つは、スマートセーバー、セーバー価格の価格設定自体の変動のためです。

もう一つは、上記で説明した通り、スマート・セーバーおよびセーバー価格が先に売り切れるからです。

スマートセーバー、セーバー価格の価格設定自体の変動

当然飛行機の利用人数については時期ごとに変動があり、航空会社はその需要に合わせて価格設定を変えてきます。これは、ニュージーランド航空も同様に行っています。

そのため、同じセーバー価格で購入できたとしても、時期によって値段が異なるということが起きます。例えば、ニュージーランドの学校そして大学は12月、1月が夏休み期間となるため、12月、1月中のセーバー価格は割高に設定されているようです。

しかし、この価格設定の変動については、航空会社が決めることですので、私たちではどうもできません。オフシーズンの旅行を計画できればそれが一番の対策ですが、やはり年末年始などで無いと旅行できないという人のほうが多いでしょう。

年末年始などは高く感じるのは、セーバー価格が売り切れるから

もう一つの理由は、人気の時期(=土日、祝日、年末年始など)の便ほど早くスマート・セーバー、セーバー価格の枠が売り切れてしまうためです。

しつこいようですが、スマート・セーバーまたはセーバー価格での購入枠は早いもの勝ちです。そして、多少の条件の違いはあれど、多くの人は、一番安い価格設定で購入していきます。

しかしこれは逆に言えば、他の人よりも先にスマート・セーバーまたはセーバー価格でチケットを購入さえすれば、お得にニュージーランド航空を利用できるということになります。チャンスです。

実際に年末年始のチケット代を見てみよう…

さて、実際に12月のクリスマス付近での、日本からの往復運賃を検索してみました。検索したのは20177月末です。


旅行日程を指定する入力枠の下の、「ご指定日の前後3日間の運賃設定も検索」にはチェックを入れておきましょう。これで、お買い得価格を検索したい場合は、特定の日付の前後の価格を確認することができます

すると、検索結果は指定した日程の前後3日を含む一週間で、各日の便で購入可能な最安値が表示されます。


上に日付が記載されている横の段が出発日、右に日付記載のある縦の段が帰国日です。例えば、往路が1222日発、復路が12日発だと、17600円となっています。

折角前後3日間の価格変動が表示されるのでざっと見渡してみると…出発日、帰国日またはその両方が一日ずれるだけでだいぶお値段が異なりますね。画面左上に見える往路1220日、復路1231日は12万円代で見える範囲の最安値です。一方見える範囲の最高値は189千円で、例えば1222日往路、復路13日などですね。

12月でもスマートセーバーなら往復12万円

現段階で最安で購入できるの往路1220日、復路1231日を見てみましょう。
画面左側に、「スマート・セーバー運賃利用条件」と書かれていますね。つまり、上(往路)、下(復路)ともにスマート・セーバーの価格で現在のお値段というわけです。まだこの日程だとスマート・セーバーが残っているため、12月の旅行でも往復12万円台で購入可能なわけです。


一方往復20万円の料金設定を見てみると…

さて数日の間にもチケットが売れるようで、2日後くらいにあらためて検索をすると、年末年始の値段も若干上がり、1222日往路、復路11日で20万円という日が出てきていました。


 今度は、上の段(往路)がフレキシ価格、下の段(復路)がセーバー価格となっています。この日程では早くもスマート・セーバーが売り切れてしまったため、次に購入可能な最安値は上記の価格設定になってしまいました。同じエコノミーの座席なのに大分購入価格に差が出てきているのが分かります。

例えセーバーを逃してしまっても、フレキシ以上に高くなることは無い

さてここまでで、スマート・セーバーを逃したらダメ…みたいな印象を与えてしまうとおもうのですが、これはあくまで、少しでもお得に行きたい場合です。
私が思うに、ニュージーランド航空の良心的なところは、例え航空便が人気でスマート・セーバー&セーバー枠が売れてしまったとしても、フレキシの価格設定以上に価格が沸騰することは無い点です。

「最高額」であるフレキシ価格がクラス相応に設定されているので、例えばエコノミークラスの往復を両方フレキシ価格で購入しても、2023万円くらいです。上記の2017年の年末年始の例でみた結果でも、フレキシ価格での片道運賃は10万円ちょっとです。最悪、往路・復路フレキシ価格でも20万円代前半でしょう。

かつて友人が年末年始にニュージーランドへニュージーランド航空以外の航空会社を利用して旅行に来た際には、韓国や香港経由の便での航空券代が30万円とかしていました。他の航空会社ならば、年末年始の価格高騰によりもっと高価な場合もあるでしょう。それらに比較すると、ニュージーランド航空からの直通便の価格設定は、良心的な設定だと思います。

ピークシーズンのニュージーランド航空券は売り切れ注意!

ただ料金設定が良心的な分、年末年始の忙しい時期などは本当に良く売り切れます。エコノミークラスが先に売り切れた場合には、残りはプレミアムエコノミークラスまたはビジネスクラスしか買えなくなるため、当然お値段も跳ね上がります。

プレミアムエコノミークラスやビジネスクラスも、お値段は高いです需要があり、搭載座席数が少ないため高確率で売り切れます。プレミアムエコノミークラスなどは、エコノミークラスより早く売り切れる場合も目にします。

希望の日程のチケットがすべて満席となってしまうと、値段云々ではなく、そもそも旅行自体ができなくなってしまいますよね。そのため、旅行日程に縛りのある人は、やはり早めの航空券の購入をお勧めします。

ピークシーズンのチケットを早く買う…っていつから?

では、お盆や年末年始といった旅行のピークシーズンの渡航を考えている場合で、スマート・セーバー、セーバー料金を目標としている場合には、どれくらい早く航空券を買えばよいのでしょうか?

ニュージーランド航空のホームページによると、旅行日の350日前から、その日の便の航空券の購入が可能になります1年前とまでは行きませんが、かなり前から購入することができるわけです。

例えば、現在82日の段階では、2018年度の718日の便まで購入することができます。

ニュージーランド航空の値段設定を知る人は早く買ってる!

ではどれくらい早く売れてるのかな?と気になったので、まだ10か月先の、2018年ゴールデンウィークについて調べてみました。

2018年(平成30年度)ゴールデンウィークは、4月が28日(土)、29日(日)昭和の日 30日(月)振替休日、5月が3()憲法記念日、 4()みどりの日、 5()こどもの日 6()となっています。連休の間の51日(火)、2日(水)の2日間休むことができれば最長9連休となり海外旅行も可能です。


そこで、海外旅行に行くなら一番目玉の日程として、428日(土)往路、55日(土)復路で航空券の販売状況を調べてみると、この日程ではすでにセーバー価格が売り切れており、フレキシ価格枠のみ購入可能となっていました。

一日ずらすだけで今ならセーバー価格での購入が可能となります。工程を少し早めて426日(木)往路、54日(金)復路にすると、セーバー&スマートセーバー価格での購入が可能なようです。

10か月先のゴールデンウィークですでにセーバーまで売り切れているのですから、やはりピークシーズンの日程での渡航を計画している人は、かなり早めに購入しているということでしょう。

実は私も、過去にお正月の3が日を含む工程で渡航する予定があり、より安く航空券を買うために350日前解禁とともにセーバー価格で入手した記憶があります。早い者勝ちです!

ピークシーズン航空券の購入は350前から!

それこそ12年おきに年末年始はニュージーランド航空を利用する、という人は、350日前の日にちを確認しておきましょう!!まあそんな先のこと考えるのは…と思う方も多いでしょうが、安く航空券を入手したいならばぜひ検討してみてくださいね。

時期はいつでもOK、安い時にすぐにでも行きたい人はセール情報をチェック!

スマート・セーバー、セーバー、フレキシという価格設定は、通年行われているある意味正規の値段設定です。しかしこれよりもさらに安い、特別セール価格で販売されることがあります。

ただし、この特別セール価格には下記のような制限があります。

  • セール対象となる渡航期間は完全なるオフシーズン中(例えば6月とか、10月とかよくセールになっています)
  • 購入できる期間限定発売
  • セール対象となる渡航期間が、販売期間の数か月先の旅行日程の場合が多い


…という条件下でセールになっています。特にネックになるのが3つ目の、「セール対象となる渡航期間が、販売期間の数か月先の旅行日程」です。

例えば4月のセールで、6月~10月渡航の航空券を特別運賃で売る、というようなキャンペーンを見たことがあります。購入期間と渡航予定日の間が半年前後と短くなっても航空券が売れ残っており、かつオフシーズン中のため、ニュージーランド航空も安く売ってくれるというわけでしょう。

条件が厳しいためこのようなスペシャルセールを利用できる人は限られてしまうかと思います。しかし上記のようなセール価格は確かにお得で、底値である往復8万円で航空券を購入することも可能です。航空券が安ければ渡航の時期はいつでも大丈夫!という人は、あえてのんびりと構えて、航空券セールを待つのも良い作戦です。

まとめ


  • 2017年から羽田発着便も出来て、ニュージーランド航空による直行便はますます便利になりました!
  • お得なお値段で利用するならエコノミークラスのチケットを、スマート・セーバー&セーバーの料金設定で購入しよう!
  • 年末年始やお盆などのピークシーズン渡航を考えている人はなるべく早く、できれば350日前の航空券購入を目指す!
  • いつでも良い人はオフシーズンの航空券を格安セール期間中に買うのが底値!


ニュージーランド航空はスタッフも親切な航空会社だと思います。他にもニュージーランド航空のフライトについてお勧めの席や、セール関連情報ネタがあるのですが、それらはまた今度!

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