2026年3月29日日曜日

ニュージーランドで公立ライブラリーをもっと使おう!オークランド図書館の場合

ニュージーランドで公立ライブラリーをもっと使おう!オークランド図書館の場合

日本でも各市や自治体が運営していて大変便利な図書館ですが、ニュージーランドの各市の図書館もかなり充実して整備されていて、便利な施設です。

今回は「ニュージーランドでの公立ライブラリー、図書館のすすめ」というテーマで書きつつ、私はオークランド在住のため、基本的にはオークランド図書館(Auckland Libraries)のお話になります。
※オークランド市外の図書館サービスについては私は経験が無いので今回はお話に入れませんでしたが、基本的には同じようなサービスがあるのではないかと思います。

…というわけで、私の体験も込めて「ここが本当におすすめ!」というポイントをまとめます。

オークランド図書館のホームページはこちら:https://www.aucklandlibraries.govt.nz/ 

Pixabay.com Gerd Altmann/geralt


おすすめの理由その1:日本語の本がある

これ、留学やお仕事でニュージーランドに住んでいる日本人には気になるところじゃないかなと思います。

最近は日本のニュースやテレビなど、日本語コンテンツはYouTubeやネットでいくらでも見られますが、それでもたまには日本語の本を読みたくなること、ありませんか? しかも本って、「手元に持って、持ち運んで読みたい」気分になることもありますよね。

でも、日本語の本をわざわざ送ってもらうのはめんどくさいし、できればお金をかけずに楽しみたい…。

そんな日本語の本が恋しくなることがあるんじゃないかと思います。実は、オークランドライブラリーにはかなりの数の日本語の本があります

たとえば、今現在(2026年4月)に検索キーワード”Recipe”かつ”Japanese”でフィルターをかけると、35件ヒットします。一例として

  • 米粉レシピ : ヘルシー&もっちりおいしい館野鏡子
  • 全部レンチン!やせるおかず作りおき : 時短、手間なし、失敗なし  柳沢英子

…など。検索ワード”Novel”と”Japanese”フィルターで検索すると~1200件ほどヒットします。このように、検索するときに、言語を「Japanese」に選択してフィルターをかけると日本語の本を見つけやすいです。古典的なものからかなり最近のものまで色々あるのでおすすめです。ジャンルも結構幅広いので、気になる方はぜひネットで調べてみてください。


おすすめの理由その2:利用は基本無料。その割に充実している

本来ここが一番重要なところじゃないかなと思います。

まずオークランド市内に住んでいれば会員になることができて、会員証(ライブラリーカード)を作ります。住居の所在(住所の証明に使えるもの)と身分証を持っていって作る、という流れです。

その後の利用は基本的に無料です。もちろん、延滞料金や本をなくしてしまった場合などはペナルティとしてお金がかかりますが、ちゃんと決まりを守って利用する分には、ほぼ完全に無料で利用できます。
※ただ、オークランドは「延滞罰金を廃止(fines free)」という情報も見かけるので、ここは最新状況を各自確認お願いします。

本の数はとても充実していて、日本語の本以外にも、英語のラーナー向け英語学習の本、いろいろな料理の本、旅行の本、最新のノベルから雑誌まで…本当によく揃っているのでおすすめです。


おすすめその3:オンラインのカタログから、近くの図書館まで持ってきてもらえる

せっかくオークランドライブラリーですが、実はオークランド市内の各地の図書館(最寄りの小さな図書館も含めて)が全部つながっています

欲しい本を検索して、「本はあるけど、置いてあるのは最寄りではなく別の地域の図書館だった…」という時。例えば、ノースショアの図書館にある本を、ピックアップサービスで最寄りのイーストオークランドの図書館まで持ってきてもらう、みたいなことができます。

本が最寄りの図書館に届いたら、ちゃんとメールでお知らせが来て、その指示に従って最寄りの図書館に行き、ライブラリーカードで受け取れます。こういう「リクエスト(”Hold”)→受け取り」の仕組み自体は公式にも案内されていて、最近は受け取り方法もアップデートされているようです。このサービスを使うと「オークランド中の図書館にある本」を最寄りで受け取れるので、本当に便利です。


おすすめポイント4:eBookがすごい

最近は物理的な本だけじゃなくて、eBook(オンライン図書)も充実しています。

オークランドライブラリーの場合、OverDrive(オーバードライブ)の仕組みを使って、製本された本以外にもeBookとして読めます。これなら、パソコンで読みたい人、物理的な本を取りに行ったり持ち運んだりするのが面倒な人も、オンラインで借りて読めます。

借り方としては、ネット上でオークランドライブラリーのカタログから本を探して、eBookで「Borrow(借りる)」にすればOK、という流れ。図書館なので基本ルールは同じで、eBookも一度に貸し出せる数に決まりがあり、借りたら期限内に返す必要があります。期限を過ぎると読めなくなるので、普通の本と同じように「借りて、返す」感覚です。

パソコンだと文字を大きくしたりもできるし、ページをめくるように読めるので、感覚としてはかなり「本を読んでいる」に近いです。


おすすめポイント5:オーディオブックも便利(最近ハマってます)

eBookも良いんですが、本をナレーションで聞くオーディオブックも結構揃っています。私の場合、ちなみに最近オーディオブックにハマっています。

オーディオブックも、OverDriveまたはLibbyというアプリと図書館が提携していて、eBook同様にカタログから探して借りる、という流れになります。

便利なところは、スマホのアプリを使ってスマホから聞ける点。通勤中、電車、バス、ドライブ中など、ラジオや音楽じゃなくてLibbyからオーディオブックを流しておけば、どんどん聞けて知識も入って、楽しく通勤できたりします。

Libbyのアプリは、オーディオの再生スピードも変えられます。私はよく1.25倍くらいで少し早めに聞いています。 あと本によっては、著者本人がナレーションしているケースもあって、「本を書いた人の声が聞ける」のが、また面白い点だなと思います。


おすすめポイント6:人気の本は「Hold(予約)」して待てる

本は数に限りがあるので、人気の本はすぐ貸し出し中で借りられないこともあります。

でもオークランドライブラリーのネット上から、ちゃんとHold(予約)できます。Holdは待ち順に並ぶことで、自分が何番目かもインターネット上から見られます。

自分の番が来たら、eBookやオーディオブックならオンラインで借りられるし、実物の本なら最寄りのライブラリーで受け取れます。メールでお知らせを受け取れるので、定期的にチェックして「面白そう!」と思ったらどんどんホールドしておくのもアリです。人気の本はホールドが長くなることもありますが、うまく使えば読みたい本に順番が回ってきます。


まとめ:本が高いニュージーランドだからこそ、図書館がめちゃくちゃ助かる

ニュージーランドに移住して[CHECK]しばらくすると、日本語の本が恋しくなったり、せっかく英語が上手になって英語の本も読めるし英語の話も聞けるようになったのに、「本の値段が高い!」って気づくことが多いんじゃないかなと思います。

日本だと文庫本なら〜1000円くらいで買えることも多いですが、ニュージーランドだと、ペーパーバックでも30ドルくらい、ちゃんとした製本だと50〜100ドル…と、1冊がかなり高い印象です。

だからこそ、英語の本で人気の本・最近の本を読みたい時に、オークランドの図書館は本当におすすめ。私自身、オーディオブック(ハンズフリーでスマホから聞ける)にかなりハマっているので、みなさんもぜひ利用してみてください。

最近よく読まれている記事