2017年8月16日水曜日

風邪をひいてニュージーランドで医者にお世話になった話

最近子供たちの間でも風邪が流行っているな~と感じていましたが… ついに我が家にも上陸し、子供達→主人→私の順に風邪をひきました。最悪です。

小学校の子供は咳がかなり長く続き、主人はのどが死ぬほど痛い、鼻を嚙むだけで痛いというので、この2人はお医者さんに行ってきました。



ニュージーランドで一般開業医(GP)に登録する

ニュージーランドの医療システムとしては、基本的に診察窓口は一般開業医=General PractitionerGPに行きます。Family Doctorファミリードクターとも呼ばれます。

内科を中心に全般的な診療の出来る開業医で診察をしてもらい、もし必要があると判断されたら、専門医(外科、小児科とか)に紹介状を書いてもらいます。今回のような普通の風邪ならばGPに対応してもらって終わりです。

特定のGPに登録=Enrolしておくと、登録していない人に比べて若干割安で診察してくれる診療所が多いです。登録する際には、住所とか病歴などを用紙(日本で初診の時に記載するような用紙です)に記載して提出します。

我が家も家の傍のOOOMedical Centreという名前のところで登録してあります。OOOMedical Centreというような名称の診療所だと、1~3人のお医者様が順番に担当していることが多いです。

予約制の診療所:すぐには見てもらえず週末に行くことに

私たちが登録しているOOOMedical Centre予約制で、医者に行くと決めた日の診療枠はすでに埋まっていました。そこで、週末に入ってから土曜日に行くことになりました。

急ぎの場合はどうするのか?緊急性がある場合は、病院の救急診療所に行くことになるでしょう。そういえば最近、インフルエンザが流行っているらしく、オークランド病院の救急診療所がとても混んでいるという話をニュースでしていましたね。それはそれで行きたくない…

診療代は大人は高い・子供は無料

結局仕事も休みの土曜日に診療してもらいました。風邪とのことで、お薬をいくつか処方された主人の診療費は49ドル!高い! 登録患者は本来は39ドルなのですが、土曜診療ということで49ドルに値上げされていました。

一方息子のほうは、13歳以下は無料となるため、無料!これはありがたいですね。息子は風邪は軽いけど喘息の咳が出始めているとのことで、吸引薬を処方されました。

お薬は近くの薬局で処方

処方箋をもらったら近くの薬局に行って薬を購入します。主人のお薬代はなんと60ドル!また高いよ!これは内訳としては、処方薬が18ドル分、その他の一般の薬でお医者様に勧められたものをそのまま購入したのが42ドルでした。

処方薬1として炎症止めの飲み薬



処方薬2として同じく炎症止めの、吸引ステロイド剤(らしい)。鼻の穴に入れてシュッと吹き付けるタイプのお薬でした。



一般のうがい薬(ガラガラ~ってやるやつ)



耳垢を取る点耳薬(耳垢が溜まりやすい体質であることを、ついでに相談したために処方されたようです。)



正直、処方箋以外の42ドル分は今必要があるとは思えません。うがい薬ならもっと安いので良くない?と思いましたが…そのまま購入した主人でした。

一方の息子は吸引ステロイド剤を処方されましたが、13歳以下なのでこちらも無料!ありがたいことです。


処方された薬をキチンと利用して、二人とも無事に症状が回復してきたところで、私も風邪をひきました。大人の診療代は高いことが分かったので、ビタミンCをたくさん摂取して乗り切りたいと思います。皆さまも風邪にはお気をつけて…



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