2017年7月21日金曜日

ニュージーランドで海外生活していたら遭遇した衝撃の水道代事件!パート2



毎月の水道代は60ドルくらいの我が家にきた水道代200ドルの連絡!普段の 3-4倍ですから、相当な水の使用量の増加です。もしこれが水漏れだった場合には、すぐに直さないと大変なので、早速水道メーターで水漏れを確認することにしました。
 

自宅の水道メーターの場所はちゃんと把握しておいた方が吉!

直ぐに水道メーターの場所を確認します。水道メーターの場所は、賃貸物件に引っ越しする際に教えて貰います(知らない方はちゃんと聞いておいた方が良いです!)。我が家の場合は庭への入り口のドライブウェイ傍、ちょうど郵便受けの手前くらいにあります。草ボーボーで掘り起こす感じで蓋を開けるとありました。


我が家の水道メーター。蓋のメーター番号の記載が、請求書を同じ番号なことを確認しましょう。



水道メーターで水漏れを確認

水漏れのチェックは簡単、メーターを読んでから数時間~一晩、水を全く使わずに過ごしてもう一度メーターを確認します。もしもメーターの数値が変化していたら水漏れがどこかにある、ということになります。

我が家はこれを日中に、3時間ほどでやりました。子供たちが学校へ行った後メーターを確認し写真を撮っておきます。3時間以上経過したお昼過ぎに再度チェックすると、メーターの数値は変わってはいませんでした。

Watercareのホームページでは、夜間の時間、1晩使って確認することを推奨しているようです。3時間しかメーターの数値の確認には使っていないとはいえ、我が家の場合は普段の使用料の3-4倍の水が漏れているのですから、もしこれが水漏れが原因だった場合には、3時間でも十分に見つけられるだろうと考えました。
ちなみにもし自宅に自動的に水を使う装置?がある場合にはそれらを停止させないといけないですが我が家はそのようなものが無く簡単でした。

   

水漏れで無いということは?

3時間たってもピクリともメーターは動いていないので、たぶん水漏れではない…と思いだしたころ、あることに気づきました!

私たちのメーターですが…現在の値の左4桁が2880と書いてありますね!これは2880キロリットル(=kL)という意味です。では、これが先月とかの段階でどれくらいの数字だったかを確認すれば、何キロリットル使用したかわかるというわけですが…

こちらが先月届いた請求書にある今までの使用量です。


5月末の時点で…2861キロリットル! …ということは、5月末から7月初めまでで19キロリットルしか使用していない、ということになります。その前は一月あたり1214キロリットルで推移しているので、大体いつも通りの量ということになります。

…え、でも請求書が3倍で来ているんですけど???

水道メーターの数値によると、今回の200ドルの請求はミス!

200ドルの請求書が来るには少なくとも普段の3倍以上の水を利用していなければいけません。5月末の時点で2861キロリットルですから、もし普段の3倍を1か月で使用していたなら、水道メーターの示す数値は2900を越えているはずです。しかし1か月と半分たった7月初めで2880ですから、この請求書はどう考えてもミスということでしょう。

請求書のミスとなれば200ドルも払う必要は無くなりますし、水漏れもなさそうなのでようやくホッと一息を付けました。

ちなみに水道のメーターは毎回ではない

では、どうして200ドルの請求書がきたんだろう…?水道局の人が読み間違えたのか?と思いますよね。そこでもう少し調べてみたのですが…

先ほどのこの水道メーターの数値の横に、ActualとかEstimatedと書いてあります。実は、Watercareによる水道メーターの数値の確認は数か月に1回しかされておらず、直接確認されている月がActual、今までの使用量に合わせて推測した数値で請求書が作られている月がEstimatedになります。


右端にEstimatedとActualという記載が!


つまり先月の13キロリットルの請求書は今までの使用量にあわせた予測となります。なんかちょっと怠慢な気もするんですけど…

今回の200ドルの請求書に関しては、何らかの理由で予測使用量がやたら高く見積もられてしまった、または今月は直接メーターを確認する月だったがスタッフが読み違えた、という原因が考えられそうでした。

今回は結果を踏まえて電話で解決!

Watercareに電話をして、今回のことについて相談しました。内容は、
請求額が普段の月の3倍以上であること。
メーターを確認したが水漏れはなさそうな事。
メーターの数字を確認したが、どうみても普段の3倍量の水が使用されていないこと。
…を伝えました。

電話をした段階では、この後Watercareのスタッフの方がメーターの確認とかに来てくれるのかな~と思っていたのですが…
何と電話で、「わかりました、そのように請求書を作り直して再送しますので、新しい請求書の到着を待ってください。」との返事で、スタッフによる確認なども無く解決してしまいました。こちらの電話口で伝えたことで十分だったようです。なんか拍子抜けなのです…

もしかしたら、このようなミスはよくあるのかもしれません。そもそも毎月の水道料の請求も「推測」に基づいている月が多い訳ですから、実際の使用量とずれている分は、メーターを直接確認する月の請求書でその分多く・少なく請求されて補正されるというシステムなのかもしれません。

なんか適当だな~と思いつつ、今回は一件落着しホッとしました。この様に急に高い請求書が来た場合も、焦らず原因をひとつづつ調べることで、家のように何とかなる場合もあるようです。そしてもし新しい住居に引っ越しをした際はまず、水道メーターの位置を確認して数値や水漏れの確認を行った方が良さそうだと思いました。

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